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UP | 多い 質問 |
No. | ご 質 問 |
3/04 | 3-01 | ■毎年この時期に、鉢植えのゴールドクレストを枯らしてしまうのです・・・ | |
3/05 | 3-02 | ■イチゴを育てたのですが、実が4個しか出来なかったのは栄養が足らなかったからなの? | |
3/06 | 3-03 | ■ある植物(ミントブッシュ)を通常家の中に入れていますが天気の良い日は外に出しています。近頃、新芽が しんなり下を向き元気がないままです!何が悪いの? |
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3/08 | 3-04 | ■パンジーとビオラを4株一緒に鉢に植えていますが、その内の1株だけつぼみはついているが 葉が紫色っぽくなり茎や葉が他に比べて貧弱です。どうしたらいいの? |
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3/12 | 00-03 | ■肥料の使い方、タイミングについて!このテーマにも多くのメールが寄せられています。【別ページへ!】 | |
3/16 | 3-05 | ■実家の畑(野菜のよく育つ)の土を鉢植えの花の土として使ったら、一応花は咲きましたが、 土がパサパサして硬くて何だか変!お店の土を使った方がいいの? |
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3/20 | 3-06 | ■昨年秋に寄せ植えしたパンジーとアリッサムの鉢の中央にチューリップの球根を植えましたが 球根が浮き上がってきてきそう・・・昨年も同様にしてチューリップが咲かなかった。 |
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3/23 | 3-07 | ■スパシィーフィラムの花が咲きません。どうすれば良いのでしょうか? | |
3/26 | 3-08 | ■アジアンタムを去年買い、調子が悪かったので友達に預かってもらっていたら少し生き返ったのですが、 うちに戻ってきたらやっぱりダメでした。何が悪かったの? |
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3/27 | 3-09 | ■サイネリアの下の方の大きな葉の周りから少しずつ枯れていってしまいます。大丈夫? | |
3/27 | 3-10 | ■秋に球根をいろいろ植えました。花後の手入れは? | |
3/27 | 3-11 | ■秋植え球根を掘り起こさなくても大丈夫・・・と言われて、 肥料を与えて春の発芽を楽しみにしていたのに全然芽が出ません。何が悪かった? |
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3/27 | 3-12 | ■フラワーアレンジメントをよく戴くのですが・・・水をたっぷりあげているのに花が折れてつぼみのまま 咲かないことがあります。特にミニバラや茎の細い花に多い! |
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2月号/3月号/4月号/5月号/6月号/7月号/8月号/9月号/10月号/11月号/12月号 2001年1月より『新 ガーデニング サポート 掲示板』へ掲載予定! |
3-01
毎年この時期に、鉢植えのゴールドクレストを枯らしてしまうのです・・・
『去年は寒かったから枯れたのかな?』と思って、
今年は部屋の中でぬくぬくと過ごして何とか大丈夫そうだったのに。
(3/4 愛媛県 山内さん)
『ゴールドクレスト』って?画像はこちらをクリック!
鉢植えのゴールドクレストにつきましては同様のご質問をいくつか戴いています。
庭に植えた場合も結構枯れた・・・と聞きますね。
まず、
乾燥させ過ぎると立ち直りにくい!
これは根詰まりで頻繁に乾燥する時のウッカリが命取りで、
早めに少し大きめの鉢に植え替えることをお勧めします。
あと、
比較的寒さに強いのですが、夏の暑さが苦手ですね。
枝が混み合って空気の流通が悪いと幹に近い中心部から蒸れたようにして枯れてきます。
更に、
室内で管理する場合に日光不足で徒長し軟弱な株になります!
一見、室内でやわらかい日光に当て寒くない時にゴールドクレストはライムグリーン色をして綺麗ですが、
本来、ある程度外気に慣らして寒さを与え直射日光に当たった黄金(ゴールド)色した株が
丈夫に育ちます。
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3-02
イチゴを育てたのですが、実が4個しか出来なかったのは栄養が足らなかったからなの?
(3/5 東京都 大野さん)
いろいろ原因が考えられますが・・・
まず、コンテナ栽培の場合は根の伸びるスペースが限られている為に、
植えた株の数量、土の量、コンテナの大きさによっても違いますが途中で根詰まりして
自然と花が咲きにくくなり、実がつかなくなりますので、
更に大きなコンテナへ植え替えるか、
株を分けて(半分程度にして)同じ位の大きさのコンテナに別々植え込む必要があります!
あとは、花付きをよくする為に直射日光に当てリン酸分の多い肥料(ハイポネックス液肥等)を
10日おきに施します!
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3-03
ある植物(ミントブッシュ)なのですが、通常家の中に入れてありますが、
天気の良い日は外に出しています。土の表面が乾いてからお水をあげましたが・・・
近頃、新芽がしんなり下を向き元気がないままです!何が悪いの?
(3/6 東京都 梶沢さん)
一般に植物を室内に入れて育てている時の葉と、
屋外の外気に当てて育てた時の葉に明らかな違いがあります。
同じ植物でも室内ものは葉の厚さが薄くて軟らかい、屋外のものは厚くて硬めで締る傾向があります。
これらのことより、
空気の流通が少く十分な日光浴も出来ない室内から、ときたま環境の全く異なる屋外で
日光浴させようとすると葉焼けの危険性もあり、
ヒトで例えるなら肌の白い赤ちゃんを突然屋外で日光浴させるようなものです。
また、
室内と屋外とでは葉から水分が蒸散するスピードと根から水分を吸収するスピードのバランスが若干違う為に
ご質問のように未発達な新芽がしんなり萎れたのでしょう。
対策として、
鉢土が湿っていてこのようになった場合は半日陰に移し霧吹きで葉〜株全体に水をスプレーして、
直接水分補給しまわりの湿度をあげる(濡れた新聞紙で株まわりを筒状に囲む等)工夫をします。
※ちなみに根のない挿し木・芽の場合、霧吹きにて湿度を上げることが発根の速さにも影響してきます。
このようなことを繰り返すと10日程でなれて、シャンとしてきます。
本来は、
やわらかな日差しから直射日光へ、日に当てる時間も徐々に増やして行くこと(馴化)が大切です!
基本的には、
室内⇔屋外の出し入れサイクルを短くしてあげれば問題は少なくなると思います。
熱帯産の植物にとって、
日本での冬は厳しい季節である為に少しでも暖かい室内にて保護してあげますが、
春先に日光浴させる時にも葉焼け等しないように注意が必要です!
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3-04
パンジーとビオラを4株一緒に鉢に植えていますが、
その内の1株だけつぼみはついているが葉が紫色っぽくなり
茎や葉が他に比べて貧弱です。どうしたらいいの?
(3/8 愛知県 柿木さん)
植物は順調に生育すると地上部の茎が伸び枝葉が増えてボリュームが出てきますよね。
順番としては地下部の根が養水分(H2O)を求め株を支える為に伸長し、
地上部は日光浴で生長した葉から空気中の炭酸ガス(CO2)を取り入れる作業の光合成により
植物体が丈夫になります。
ご質問の状態は買ってきた花の根が新しい環境の土に馴染めなかった為に根が伸びておらず、
見える地上部の茎・葉が大きくなれなかったと考えられます。
このような場合、
根が張っていない可能性が大きいですから、株を掘り起こし根を軽くほぐすように崩してから
元に植え直してみて下さい。
※黒いポットから抜いて植え込む時に根がぎっしり回っていたら新しい土に伸びて行きにくい
場合がありますので、『ほぐす』という手助けが大事です。
根が新しい土に馴染むことができれば、当然葉や茎が次第に元気になってくるでしょう!
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3-05
実家の畑(野菜のよく育つ)の土を鉢植えの花の土として使ったら、
一応花は咲きましたが、土がパサパサして硬くて何だか変!お店の土を使った方がいいの?
(3/16 広島県 宮崎さん)
結構、うちのお客さんからも多いご質問です。
結果的には畑の土をコンテナ等の容器栽培としてそのまま使うには不向きです!
まず、根にとって限られた狭いスペースの鉢栽培では
土の粒が細かい為に水やりした水が浸透し難くネチャネチャしがちです。
また、土の粒が細かいことで乾燥した時に外部から空気(酸素)の入り込める
粒と粒とのすき間が少なくて、
酸素が十分に根に供給されない為に根が窒息死(根ぐされ)し易くなります!
更に根の性格上、空気の少ない鉢土の中央を避けて、
少しでも空気を求める為に土と鉢の接触面である鉢の内まわりだけに貧弱な根が集まり、
健全な生育を期待出来ません。
出来るだけプランター用にブレンドされた『培養土』をおすすめしたいところですが、
どうしても畑土を鉢などで使用される場合、
土壌改良剤であります腐葉土・ピートモス・バーミキュライト・パーライト等を混ぜて
ふんわり・ふかふかにしてあげることが必要ですね。
また、
プランター用の『培養土』を使用していても、次第に土が硬くなり排水が悪く生育が悪くなるのは、
根詰まりもですが、土の粒が次第に細かく崩れてくることによるものですので、
やはり早めに気付いて元気な新しい土に替えるか土壌改良剤を加えて植え替えをしないと、
必ず衰弱の一途をたどりますのでご注意下さい!
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3-06
昨年秋に寄せ植えしたパンジーとアリッサムの鉢の中央にチューリップの球根を
植えましたが球根が浮き上がってきてきそう・・・昨年も同様にしてチューリップが咲かなかった。
(3/20 神奈川県 小泉さん)
まず、このように『隠し球根』を使いパンジー等の花のすき間からチューリップ等を咲かせる場合、
気をつけたいのが・・・
コンテナの大きさ・深さ(土の量)と花苗の数とのバランスと球根を植え付ける深さですね。
土の量が少なくて花苗の数が多いと根詰まりが早く訪れ暖かくなるにつれ土の乾き方が早く、
うっかりして根を傷める危険がたかくなり、乾燥によって芽が出始めてからの球根類の花芽分化に
大きなダメージを与えてしまうことが少なくありません。
また、根の老化現象が進み易く今からと言う暖かくなりつつある時期に弱ってしまい
本来の花盛りをヒトに見てもらうことなしに枯れる場合もあります。
更に球根につきまして、
特にチューリップの球根においては浅く植えると土の重さで抑えられている力が弱く
ご質問のように根が球根を持ち上げてしまいがちです、
また開花したとしても浅く植えることにより花首が伸び易い性格がありフラフラしてしまいます。
コンテナの深さにもよりますが球根の2個分程度、露地植えではそれ以上の10cm程度の深さで
ガッチリした花首がスゥーッと伸びる傾向があります。
また、
ガーデニングにとって大切なのが花と土のバランスですね。
鉢が大きくて土の量が多過ぎても土が乾きにくく多湿状態が続く為に根腐れしやすくなり、
最盛期を想像して植え付けるのがコツなのですが、
寄せ植えの組み合わせも多種多様ですので
これには花がどれ位のボリュームになるのか?などの花の情報を自分自身の目で確かめて
感覚を養うしかありません。
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3-07
スパシィーフィラムの花が咲きません。どうすれば良いのでしょうか?
(3/23 岡山県 西澤さん)
『スパシィーフィラム』って?画像はこちらをクリック!
生育が旺盛ですので根詰まりによって咲かなくなり易いですね。
根詰まり株は小さな葉が密生して、花が咲いたとしても小ぶりになってしまいます。
このような場合、
植え替え・株分けで株のリフレッシュをしましょう!
暖かい4〜9月末迄ならいつでも行なえますが、
鉢いっぱいに葉が繁り根詰まりで冬越しした株は出来るだけ早い時期に済ませましょう。
株分けは、
株の大きさにもよりますが、2〜3株に分けて元の鉢と同じ大きさの鉢にそれぞれ植え込みます。
新根が順調に伸び、株が充実してくると夏までには花が上がってくると思いますよ。
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3-08
アジアンタムを去年買い、調子が悪かったので友達に預かってもらっていたら
少し生き返ったのですが、うちに戻ってきたらやっぱりダメでした。何が悪かったの?
(3/26 北海道 菅野さん 神奈川県 菊地さん・和田さん 武安さん)
『アジアンタム』って?画像はこちらをクリック!
アジアンタムは葉が薄く水を保持しておく場所が極端に少ない為に
土の乾燥・空気の乾燥に気を付けないといけません!
土が十分に湿っているのにもかかわらずエアコン等で空気の乾燥が続くとチリチリに枯れやすいですね。
この場合、湿度を確保する為に霧吹きで水を株全体にスプレーしてあげましょう。
水も欠かさず与え霧吹きもしていたけど枯れたのですが・・・
霧吹きの度合いより空気の乾燥のペースが早かったか、根詰まりで根の老化が進み
吸水力が落ちているかのどちらかでしょう。
後者の場合は、
鉢土が乾き易かったり、葉のボリュームが出てきて鉢とのバランスが崩れていませんでしたか?
早めにひと回り大きな鉢に替えしましょう。
また、葉が繁り過ぎても通気が悪く枯れ込み易くなります。
葉にも寿命がありいつまでも若くて元気であり続けることはありませんので、
適当に古そうな葉から間引きすることをおすすめします!
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3-09
サイネリアの下の方の大きな葉の周りから少しずつ枯れていってしまいます。大丈夫?
(3/27 東京都 梶沢さん)
『サイネリア』って?画像はこちらをクリック!
サイネリアは鉢土が見えないくらいに葉がかぶさっていることが多く、
うっかり水を切らし易い鉢花ですね!
ご質問の原因は、この『うっかり』が犯人でしょう。
水切れのたびに下方の葉の縁から枯れはじめて全体的に黄色くなってきます。
また、開花株として店頭に並ぶ時点でその多くが根が張り過ぎていることもありますので、
ひと回り大きな空いた鉢があれば、まず植え替えされることをおすすめします!
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3-10
秋に球根をいろいろ植えました。花後の手入れは?
(3/27 青森県 盛さん)
球根類にとって、来年も立派な花を咲かせる為の栄養補給は花後の管理で行ないます。
まず、花後は花首の付け根からか花だけを摘み取ります。
葉は
花を切花として楽しむ場合も、
日光浴を十分させ球根にエネルギーを送り込む為になるべく一枚でも多く残すことが大切!
更に、花後であっても開花疲れを癒し来年につなげる為に肥料を与えることも大切ですので、
葉が自然に枯れるまで液肥等を10日に1回程度与えましょう。
あとは、高温多湿に弱く腐れ易い球根類は堀上することになります!
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3-11
秋植え球根を掘り起こさなくても大丈夫・・・と言われて、
肥料を与えて春の発芽を楽しみにしていたのに全然芽が出ません。何が悪かった?
(3/27 東京都 奥沢さん)
秋植え球根は一般に冬から春咲きで、春植え球根は夏咲きです。
普通、秋植えは比較的寒さに強く凍らない程度の低温に合わせることによって立派な花を咲かせ、
気温の上昇と共に夏前にはほとんどの種類の花が終ります。
その後、
高温多湿で腐れ易い種類もありますので鉢植えの場合で葉が枯れたら水やりをストップし
乾燥させての夏越しが無難です。
ご質問に『肥料・・・』とありますが、掘り起こさなかった場合は芽が出始めてからの施肥でも構いません。
新規に植え込む時に元肥を入れるのは効果的で、追肥は芽が出てから与えます!
ご質問の答えとしては、『前年の夏に腐ってしまったのでしょう』
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3-12
フラワーアレンジメントをよく戴くのですが・・・
水をたっぷりあげているのに花が折れてつぼみのまま咲かないことがあります。
特にミニバラや茎の細い花に多い!
(3/27 岐阜県 小林さん)
通常、花がしおれるのは、
水だけしか与えられない為に栄養不足と水の腐敗による水揚げ不良、
更にエアコン等による空気の乾燥が原因でしょう。
花を長持ちさせるには常に新鮮な水を供給しバクテリアを繁殖させないことが条件だと思います。
花の切り口が綺麗に斜めにカットされているか?も後々に影響をおよぼしますね!
水の汚れ(バクテリアの繁殖)を極力抑えるには暖かいシーズンは少しでも低温水を維持し、
水が減るのを待ってから補充する・水が濁ってきてから水を替えるより
回数多く水を交換してあげることが大切です。花瓶にいけた花は同時に少し切り戻すのも効果的!
・・・といっても花瓶にいけた花なら比較的簡単ですが、
アレンジメントの場合の水替えは大変、まして切り戻しなんて・・・ですね!
各種メディアでも10円玉・台所用洗剤・砂糖等を紹介され試された方もいらっしゃると思いますが、
市販品で水に混ぜるタイプでは『キープフラワー』・『クリザール』・『華の精』・『花の長持ち錠剤』等があります。
共通の特徴としては花に栄養を与え、水の腐敗を防ぎます。
更には、切花の蒸散を防ぎ新鮮に保ち、
花・葉面にスプレーするタイプの『フレッシュミスト』クリザールジャパンもあります。
ちなみに弊社のアレンジメントには予め『キープフラワー』を混入・花束には同ミニ袋を添えており、
夏期に『フレッシュミスト』にてスプレーを実施中!
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