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09-01
コーヒーの木を庭に植えています。いつ頃、鉢に上げたら良いのですか。
北海道なので冬が早いのですがどうでしょうか?
(9/1 北海道 三浦さん)
鉢植えで育てるのと、生育期を露地に移して育てる!とでは、
丈夫さ・大きさにものすごい差がでるんですよね。
ご質問の件ですが、
元気がなくなってしまってから鉢上げしても、根鉢がつくれませんので、
冬越しが危険です。必ず、元気のあるうちに堀り上げて下さい。
理想としては、種類にもよるのですが、対象となる植物が新芽を出し続けて
生育している期間中に作業しますが、最低でも生育を停止する1ヶ月
程度前に完了させる方が無難です!
その作業の際、葉が萎れる可能性が高いこともあり、
株に負担をかけることになりますので、枝ぶりが乱れているようでしたら、
切り詰めてコンパクトにしておかれることをおすすめします。
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09-02
ミントを育てていましたがあまりにもすごく伸びてきたのですこし切ったところ
水遣りとかはふつうにあげていたのに枯れてしまいました。
(9/1 東京都 塩田さん)
元気だったものが、刈り込んだらかれてしまった・・・んですよね。
『すこし切った』・・・という部分がひっかかりますけど、
考えられることは、
株の先端がボリュームがあり、株元の日光浴が出来ていなかった場合は、
特に株元の中心部あたりの葉が白っぽくなり、軟弱になっていることがありますので、
日頃から日光に馴れていない部分が刈り込みしたことにより、その後の日光の強さに
順応出来ず葉焼けから茎まで枯れてしまったと考えれます。
注意点としては、強烈な日差しのこの時期は刈り込んだら半日陰へ移し、
徐々に直射日光に馴らしてあげて下さい。
ご質問のミントが、どの程度傷んでいるかは解かりませんが、
ミント系は非常に丈夫で地下茎が少しでも残っていると再生してきますので、
捨ててしまわないで半日陰で様子をみていて下さいね。
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09-03
毎年この時期りんどうを買うけれど、つぼみのまま枯れてしまいます。
日当たりでしょうか?それとも水のせいでしょうか。なぞです。
(9/2 京都府 坪井さん)
正直に申しまして、この時期の購入は早過ぎると思うのです。
もともと高山植物ですから、ひんやり寒いくらいでシャキッとします。
室内の窓辺で窓を開放していなくて、日光浴をさせると蒸れてグッタリして
傷みやすくなりますから、
今の季節であれば、雨のかからない場所で風通しが良く、
午前中にレースのカーテン越しの日差しを浴びさせてあげることが大切ですね。
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09-04
パンジーの種まきについてです。
ガーデニング初心者の私ですが、今年無謀にも種まきに挑戦しました。
猛暑の中不安になりながらも新聞紙の覆いをちらちら覗く毎日です。
そこで、まずこの新聞紙の覆いはいったいいつまですればいいのですか?
つまり、いつからお日様にあてていいのですか?また、水遣りですが、土も乾いている様子もないのですが、
とりあえず朝に一度定期的にやっているのですが、このままで大丈夫でしょうか?
(9/3 石川県 山本さん)
同じパンジーのタネでもそれぞれに個性がありますね。
発芽しないものがあったり、発芽スピードも違ったりで、
全部発芽するまで待つと、先に発芽したものがもやし状態でヒョロヒョロになりますから、
ある程度発芽したら、新聞紙をはずして直射日光に当ててガッチリ育てることが必要になります。
水やりにつきましては、湿っていれば必要ありませんけど、
日中留守している間に乾いてしまいそうであれば、朝のうちにかけておくことが大切ですね。
タネにとって発芽途中での水切れは、
致命的な悪影響を与える場合がありますので。。。ご注意下さい。
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09-05
チューリップの球根を買ってきました。「バレリーナ」という名前です。
早速鉢に植えたいのですが、鉢の直径・深さはどのくらいのものが良いのでしょうか?
(9/4 千葉県 大川さん)
バレリーナはユリ咲きのオレンジ色で香りがするんですよねぇ〜
切り花でも人気がありますから、みなさんもチェックしておいて下さいね!
鉢の大きさですが、
植え込もうとする球根の数に合わせるか、鉢の大きさに合わせるのか?です。
チューリップは、密植できますので詰め込むことは出来ますから、
球根の大きさにもよりますが、直径15センチの鉢で3〜5・6個は大丈夫です。
ここで気を付けて頂きたいことは、
土の量に対して球根の体積が占める割り合いが少ない場合に、
土が乾きにくくて腐れることが多々あるということです。
例えば、
直径15センチの鉢に1球だけ植え込むと腐れ易いけど、3〜5個くらい植え込むと
土内部の過湿による腐敗の危険性は低くなります。
更に気を付けることは・・・
『じゃ!いっぱい植え込もう!』にも限度がありますし、
ある程度生育してから根詰まりが早く訪れて、開花する頃に
根が伸びるスペースが残されていない為に疲れてしまうこともありますのでご注意下さい。
鉢の深さにつきましても、土の量と球根のバランスがありますが、
特別に変わったかたちをしていなければ気にすることもありませんけど、
ただ・・・通常の植え込みは、頭の先端部が少し出る程度に植え込みしますが、
チューリップの性格として、浅く植えると花茎が伸び易く、
ちょっと深く植え付けると花茎ががっちりしたものが出来ます。
これも、品種の特性にも因りますので、全部がそうである訳ではありませんけど・・・
参考までに!
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09-06
2年前に鉢植えのアジサイを購入したのですが、
その年の秋頃に半日陰の庭に植え替えたところ、それから花が咲かなくなりました。
本では肥料過多だと花が咲かないと読んだのですが、他に原因として考えられることは?
(9/4 奈良県 福井さん)
考えられる原因ですが・・・してはいけないことを紹介しておきますね!
まず、8月以降に肥料を与えないようにします。あと、秋に入ってから以降は
枝を切り詰めない!ことがポイントなのですが・・・心当たりはありませんでしょうか?
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00-06
花が終わった後の土ですが、我が家は庭が狭く捨てる場所も限られています。
できればリサイクルしたいのですがどのような方法ですれば良いでしょうか?
(9/10 愛知県 桜井さん、静岡県 大石さん他 以前からも多数の方々から)
以前からお問い合わせの多いご質問でしたので別のページにてご紹介!こちらから!
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09-07
パンジーの種まきについて・・・すぐに新聞紙の覆いを取ったのですが、
やはり1/3ほどは徒長してしまいました。そこで、徒長してしまった苗はやはりさよなら
するべきでしょうか?また、育苗箱にばらまきしたので、もう少しすればポリポットに
仮植えするつもりなのですが、根はまっすぐ下に伸びているようなのですが、
根は多少くちゃくちゃ(折りたたんで)植えこむことになっても大丈夫でしょうか?
それとも、今植えている土(赤玉小粒とバーミキュライト)ごとがばっと取って植
え込みした方が良いでしょうか?どちらにしろ、根をいためてしまいそうで恐いです。
(9/13 石川県 山本さん)
湿度を保つ為に被せた新聞紙は、ある程度のタネが発芽した時点で、
はずして直射日光に当ててあげないと、先に発芽したものがどんどん徒長して
しまいますからご注意です。
発芽直後から徒長したパンジーでも何とか大丈夫です。
ポリポットに上げる際に、双葉が表面の土につかない程度で、少し深く植える感じになりますね。
ヒョロヒョロした状態に浅く植えるちょっとした水やりで、
すぐに倒れて腐り易くなりますからご注意ください。
その根と茎の処理ですが、なるべく根を傷めないように播種床から移植する必要がありますから、
土を多少つけるように優しく作業しましょう。
長く徒長した茎は土の中で多少曲っても構いませんが、
双葉の位置は真ん中にくるようにして下さい。
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09-08
私は小さい種(ペチュニア、トレニアなど)の花を育てるのが苦手です。
ピートバンに蒔いてみるのですが、芽は出るのですがその後が育たないんです。
これからパンジーを蒔くのですが、簡単に育てる方法はないでしょうか?
近所で売っている苗は色が限られていてつまらないので、種から育てたいのです。
(9/16 東京都 松本さん)
大きいタネと小さいタネでタネまき時の違いは、覆土の厚さだけなのです。
基本的には、タネの厚さ程度の覆土が必要です!
しかし、種類により、日光を好むものと嫌うものがありますから、
タネの説明書きを一通りよんでおくことも大切ですね。
お悩みの『小さい種の花を育てるのが苦手・・・』というのは、『小さいから心配!』という
苦手の意識だけの問題ではないでしょうか?大きいタネの育て方となんら違いはないのです。
苦手意識を払拭して下さ〜い。
ただ、テクニックとして、覆土の替わりに湿らせた新聞紙を被せておいて
湿度を確保する方法もあります。
ご質問のなかで、『ピートバンにタネまきして発芽してからが育たない・・・』とのことですが、
通常、発芽したら直ちに直射日光へ当ててあげることが最も大切です。
そして、カラカラに乾燥させないように水分を補給していれば、そう枯れることはありません。
何か心当たりはないでしょうか?ピートバンは無菌で非常に清潔なのです。
ただ、
私が経験してきたなかで、ヒトによりましては、管理場所の空気の流通と
日光浴の加減、水やりのタイミング等のそのヒトなりの管理するある一定のペースがあり、
ピートバンが不向きな場合もあると感じています。
隠しもしませんが、私がそうだからなのです。
みんなが使っているから・・・自分も・・・と流されないでくださいね。
ちなみに、私はバーミキュライトのみでのタネまきが好きです。
移植する時もホクホクと苗を分けやすいところも気に入っています。
ピートバンは根が絡みつくとはずし難いという、ただそれだけの理由です。
しかし、やはり初心者の方にはおすすめなのは、ピートバンなのです。
発芽してからしばらくの間の初期成育を助ける成分も入っていますし。
ベタベタさせ過ぎず、極端に乾燥させない管理が大切ですね。
パンジーを簡単に・・・とのことですが、
順番ですから、タネまきして・発芽させて・直射日光に当てて・本葉が2〜5枚になったら
ポットに上げて・・・をきちんとしましょう。手抜きできないですよ!
珍しい色のパンジーの為に頑張って下さい。
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09-09
観葉植物って管理がしやすい、いつでも緑色、など人気ですよね。
ところが、なぜか枯れ出すとそのスピードは急速で、
立ちすくんで見守っているような状態になることがしばしばあります。
怪しい!と思ってから、どのような対処をすればよいのでしょうか?
(9/20 東京都 青木さん)
地上部の葉が落ちだしたり、茎・幹が茶色に枯れて曲ったりして、
根の傷み具合を『大変だぁ〜』って表現するくらいになった時は、
残念ながら手遅れである場合が多いですね。
しかし、少しは再生の見込みがあるかも知れせんから、鉢から抜いて根の状態を見て、
先端が白っぽくなっていて勢いの良いものがあるか?確認して見ないといけませんね。
ほとんどの根がスカスカで黒くなっているようでしたら、傷んだ根を
全て取り除き、株をコンパクトに刈り込み、
新しい土で植え替えてあげる必要があるでしょう。
また、根はしっかりして傷んでいないようでしたら、何らかの原因でそうなったのでしょうから、
とりあえず、株を刈り込んで様子を見守るしかありません。
葉の縁取りが少し枯れてきた程度でしたら、
一時的に肥料が強かった→固形肥料でそうなった場合は、取り除きます。
液肥の場合は、水をたっぷりあげて流すしかありません。
水切れを繰り返してしまった→ちゃんと水やりのタイミングを考えましょう。
その他にも日光浴の加減、暑さ・寒さ、害虫も考えられすけど、
いずれも日頃からの観察が大切になってきますね。
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09-10
パンジーの種まきしたものが、そろそろ本葉1〜2枚となり、
ポリポットに移し変えようとおもっているのですが、その時の土はマグアンプKのような肥料を
混ぜ込んだ方が良いのですか?(赤玉:腐葉土は2:1にするつもりです)
また、
液肥はいつごろからやればいいのですか?今のところ水しかやってないのですが・・・(^_^;)
(9/23 石川県 山本さん)
ポットへの移し変え時の肥料のマグァンプKにつきましては・・・
ですね!すぐに効きませんから、その時がベストです。
土は、そんなにこだわらなくても・・・といいたいところですが。。。
赤玉:腐葉土は2:1でもいいですし、赤玉をもっとふやしてもいいかも!
結構粘土質でも、良く育つんですよね!
マグァンプKは、
花付きを良くさせるリン酸分は、多いのですが、
窒素分が少ないですから、ほんの小さい時は薄目の液肥2000倍くらい
から与え始めましょう。しばらくして生育が良くなると葉が黄色っぽくなることが
ありますよね。そのようになる一歩手前くらいから1000倍液肥をかけ、
ポリポットの底から根が確認出来るくらいになりましたら500倍くらいでも構いません。
要は、幼い赤ちゃん時は薄いものを回数多く、
ある程度株と根がしっかりしてきたら1000〜500倍へ・・・というのが、基本です。
あとは、いかに日光浴をしっかりさせるか?です。
5時間より6時間、10分でも20分でもより長時間がいいですね。
日光不足では、節間が伸びヒョロヒョロになってふらふらしますから、
気を付けましょう!
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09-11
サツキとツツジなのですが、山茶花の足下に植えてあります、
毎年花がちらほらしか咲かず、今も葉が小さな斑点で黄色っぽくなっています。
消毒も時々しますが、薬が合ってないのでしょうか、改善されません、
何という薬で消毒したらいいですか?
(9/24 高知県 一葉さん)
間違いなく『ハダニ』か『ツツジグンバイムシ』です。
両者の違いは、グンバイムシの場合、葉の裏にそのムシの排泄物で
黒い斑点があります。それが見当たらなければハダニです。
ツツジグンバイムシには、タケダの『アクテリック乳剤』で決まり!
ハダニが問題ですが、ウチではタケダの『バロック・フロアブル』をすすめています。
このハダニは、抵抗力を持ちやすく、従来の薬品で効き難くなっているんです。
バロック・フロアブルは、まだここ2年位の新しいタイプですから、効きますよ!
散布を何回も繰り返すと、たちまち効き目がなくなりますから、
一度で、『ホントに退治したい!』という気持ちで念入りに葉の裏にたっぷり
散布することが大切です。
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09-12
鉢植えの肥料ですが、液肥と固形肥料はどう使い分ければよいのですか。
観葉植物と鉢花に関して教えて下さい。
あと日照のことですが、太陽の光と電気の光では花の成長などに違いがありますか。
室内の観葉植物の場合、窓際ではなくても自然の光が当たっていれば日なたと言えるのでしょうか。
半日陰とはどの程度の明るさを指していますか。
(9/27 愛知県 桜井さん)
【液肥と固形肥料】につきまして・・・
通常は、固形でも十分だと思いますが、植物の生育の度合いにより、
固形の肥料だけでは、間に合わない場合も出てきます。
葉がやや黄色くなったり、花数が少なくなったり・・・ですね。
そのような場合に、即効的に効くのが液体肥料なのです。
ですから、固形と液肥を併用することをおすすめします。
固形は種類と水かけの量にもよりますが、だいたい1ヶ月程度、
液肥は1週間〜10日程しか持続しませんからマメに!
【太陽の光と電気の光】につきまして・・・
植物育成用照明の場合、
当てる距離も大切みたいで、離し過ぎると効果がないみたいですね。
直射日光を嫌うセントポーリア等によく利用されていますが、
他の植物の場合は、やはり窓際での日光浴が良いと思います。
照明の性質にもよるでしょうけど、
電気の照明は明るい日陰(半日陰)程度に考えて良いと思います。
たいていの花物は自然の日光浴をさせて下さい。
【日なた】につきまして・・・
日なたの場合は、あくまでも直射日光をさします。
【半日陰】につきまして・・・
微妙なところですが、窓際で直射日光の当たらない、自然光を半日陰と考えてください。
わたしは、それを明るい日陰と表現しています。
部屋でも奥まって少し暗い所を(暗い)日陰と考えています。
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ご覧の皆さんも遠慮しないでご質問下さいね!(えぐち)
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