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気を付けよう・・・

花苗(草花)のピンチ(摘芯)のコツ!
(サマーウェーブを例にして)

草花を育てるうえで『ピンチ』はとても重要な作業です。
そのまま放置しておくより、品種によっては2倍以上の花数を楽しむことが可能になるからです。
このページでは、特に夏に強く秋まで十分楽しめる『サマーウェーブ』を取り上げて、
ピンチの方法をご紹介致しますが、大部分の植物(木立・匍匐性)に共通する作業ですので、
是非、実行してみて下さい!
ピンチはどんな時に・・・
ピンチ作業を大まかに3段階に分けてみました。
@
花が咲き始める苗の段階で、
楽しみを貯金しておき、後々枝数・花数をふやしボリュームのある花を楽しみたい!
A
花が咲くのをだいぶ楽しんだ段階で、
枝先に花が集中して株元(中心部分)が淋しくなり始めたから、
株元からも元気な芽を出させたい(再生したい)!
B
@とAの中間で、
開花を楽しみながら、所々枝を間引くような感覚でピンチを交互に繰り返しつつ
ボリュームのある花を楽しみたい!
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サマーウェーブ |
【ピンチ】
決して難しい作業ではありません。
まず1本の枝の株元に注目して下さい!画像(1)
対称に付いた葉の付け根からそれぞれわき芽が出ますので、画像(2)のようにカットします。
このわき芽が伸びると画像(3)のようになります。この時点で1本の枝が2本にふえた事がわかります。
さらに、2本に分かれた部分から一節め(葉が付いている所)で2本それぞれを画像(2)のようにピンチすると
画像(4)のようになり、その2本の枝のそれぞれの葉の付け根から2本ずつ計4本の芽が出ますので、
枝数は1本画像(1)⇒2本画像(3)⇒4本画像(4)のように1回ピンチする毎に2倍にふえます。
※『サマーウェーブ』はピンチ後のわき芽に当る日光の加減によっては、
対称に付いた葉の付け根からのわき芽が片方(1本)だけしか出ないこともあります。
これらの株元で行なうピンチ作業が、咲いている花を捨てる様でもったいない・・・と考えて、
枝の先端でピンチしてしまうと、株元のボリュームが出ない!ということになります。
ピンチにつきましては、
種類によりカットする場所が違ったりします!
ご質問・疑問がありましたら、『掲示板』・『Mail de Question!』をご利用下さい。
可能な限りお応え致します。

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