薩摩藩下級武士の二男として生まれ,12歳の時に調所家の養子となる。
生活が貧しかったので,髪を剃って茶坊主となり,やがて町奉行,側用人と出世した。
51歳の時,薩摩の財政改革の責任者となり,薩摩藩の借金500万両の負債を解決した。
1776年 生まれる。
1778年 調所清悦の養子となる。
1798年 江戸に出府し,隠居していた前薩摩藩主重豪にその才能を見いだされ登用される。
1838年 家老となる。
1846年 薩摩藩の金蔵に250万両の蓄えができるまでに財政を回復させる。
1849年 亡くなる。 |