ウミガメの種類 |
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現在,地球上に生息するウミガメは7種,もしくは8種といわれています。オサガメ,ヒラタウミガメ,アオウミガメ,タイマイ,アカウミガメ,ヒメウミガメ,ケンプウミガメの7種とクロウミガメです。このうち,クロウミガメは種とするかどうかで研究者によって意見が分かれています。 日本近海にくるウミガメは,アカウミガメ,アオウミガメ,タイマイ,ヒメウミガメ,オサガメの5種であり,沖永良部ではアカウミガメとアオウミガメ,そしてまれにタイマイが見ることができます。 以下に,その3種の特徴を紹介します。 |
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アカウミガメ |
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世界の大洋に広く分布するウミガメ。 本州,四国,九州,沖縄の海岸線が 北太平洋唯一の産卵場で, 5月から8月に産卵する。 背面の色は褐色で,腹面は淡黄色, 頭部が大きいのが特徴。 海底の貝や甲殻類を食べる。 |
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アオウミガメ |
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世界の大洋に広く分布するウミガメ。 屋久島以南の南西諸島,小笠原で産卵する。 草食性。 背面の色は黒緑色で,腹面は淡黄色。 頭は小さく,上下の顎はギザギザになって, 海藻を食べやすくなっている。 |
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タイマイ |
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太平洋,インド洋,大西洋,地中海に分布。。 瓦のように重なった甲板には琥珀色,黄色など 色とりどりの模様が見られ、腹面は黄色である。 鳥のくちばしのようなとがった口をした,甲長が 50〜80cmの中型のウミガメ。 さんご礁の岩の裂け目にいる無脊椎動物や カイメンを食べる。他の種と比べると産卵場所は 拡散しており、さんご礁近くの砂浜で1度に 80〜160個ぐらい産卵する。日本では,沖縄に まれに産卵する。 ふ化したての子ガメは全体に茶色。 |
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このコンテンツは知名町立下平川小学校公式HP内の一つとして作成しています。 ウミガメに関する画像及び情報については, 沖永良部ウミガメネットワークの協力によって作成することができました。 |