洋ランの育て方
コチョーラン(ファレノプシス)
原産地は、
フィリッピン・インドネシア・中南米・台湾からオーストラリア北部の
熱帯・亜熱帯地域で、高温多湿な
川や海岸の樹木に着生して生育しています。
花が咲いている時の管理
冬以外は風通しの良い窓辺のような明るい室内で育てます。
また、低温には弱い植物ですから冬は15℃以上の暖かい室内で管理しますが、
高温・乾燥は嫌いますから、暖房器の風が直接当たらないように注意して、
時々、花にかからないよう葉に霧吹きでスプレーして下さい。
日中はレースのカーテン越しの日光に当てましょう。
花が終わった後の管理
花後の花茎カットは2通り・・・
※来年立派な花を観賞したければ・・・
株の消耗を抑える為に花が全部萎れる前に、
花茎が出た付け根から1〜2p程度残してカット!
※画像の中央部で左側が開花中の花茎、
斜め右下側(白っぽくぷっつり切れたところ)が昨年花後にカットされ部分。
※来年咲かせるのに自信がなく、株を疲れさせてでも
手堅く、とりあえずもう一度花を見たい・・・
『株元に一番近い位置から花が出ている(終わった)節』と『花が出ていない(出なかった)節』
との間でカット!
下の右画像、中央部でカットすることで、
比較的、ラクに2番花を楽しむことが出来ます。
ただし、たいていは本来(始め)より花数は少なめになります。
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置き場所は・・・
5〜9月は風通しの良い明るい日陰に置きましょう。
直射日光は葉焼けの原因になります。
10〜4月は室内の風通しの良い明るい窓辺等で管理しますが、
窓辺は夜間冷え込みますので、
出来れば、夜間だけ部屋の中央に置いてあげる心遣いがあれば、
きっと次の花を咲かせてくれるでしょう。
水やりは・・・
4〜10月の生育期には、
植え込み材料が乾いてきたら鉢底から流れ出るくらいたっぷり与えます。
7〜8月は、
毎日早朝か夕方に葉の上から株全体にかかるようにたっぷり与えますが、
受け皿に水をためないように注意して下さい。
その後は水やりの回数を徐々に減らして乾燥気味にして下さい。
肥料は・・・
4月頃から
最低気温が18℃以上になり、新しい葉が1〜2cm伸びた頃から、
固形肥料を月1回、更に液肥を月2回程度与えます。
10月以降に株元から花芽が出来はじめたら施肥を止めます。
冬期は一切与えません。
植え替えは・・・
2〜3年に1回、4〜5月に行ないます。
フラワーショップ江口
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