洋ランの育て方
パフィオペディラム
原産地は、
東南アジアを中心に分布していて、直接地面に根を張る地生ランです。
花が咲いている時の管理
冬期に開花中の場合、
窓際の日光がよく当たる場所で、ガラス越しの日によく当てますが、
春先に開花している場合、
直射日光では葉焼けをおこすことがありますので、必ずレースのカーテン越しに
日光浴させて下さい。
とくに斑入り葉の品種は強光線を嫌いますのでご注意下さい。
夜間は
なるべく暖かい場所に置きますが、エアコンを使用すると湿度が不足し、
花持ちが悪くなりますので、温風が直接当たらない場所に置き、
葉にときどき霧吹きで水をスプレーして下さい。
開花中の肥料は必要ありません!
花が終わった後の管理
置き場所は・・・
5〜10月中旬頃までは
戸外で風通が良く雨の当たらない(梅雨に合わせない)明るい日陰に置きましょう。
直射日光は葉焼けの原因になりますのでご注意!
10月中旬〜4月は
室内の風通しの良い明るい窓辺等で管理します。
真冬の夜間は冷え込み、根を傷める原因になりますので、
最低7℃以上、できれば13〜15℃以上ほしいところです。
水やりは・・・
このランはバルブを持たず、
水分と栄養分を貯蔵できませんので、水やりと肥料が栽培のポイントになります。
4〜10月の生育期には、
気温の上昇と共に新芽や新根の活動が活発になり、吸水量が増してくるので、
植え込み材料が乾いてきたら鉢底から流れ出るくらいたっぷり与えます。
もともと根が少ない方なので、過湿が続かないようにしましょう。
上記期間中の7〜8月は、
暑さの為にやや生育が鈍くなりますので、
鉢土が乾いてきた日の夕方に水やりします。
また、
蒸し暑い夜間をすこしでも涼しくさせる為に、
鉢の周囲に散水することも効果的です。
その後は冬に向けて水やりの回数を徐々に減らして乾燥気味にして下さい。
肥料は・・・
パフィオペディラムは肥料を多く必要としませんので、
固形肥料は必要ありませんが、生長期に薄い液肥をかけてあげましょう。
4月頃になって、
新しい葉が伸び始めた頃から、
液肥を2000倍程度にうすめたものを月2〜3回程度与えます。
10月下旬になったら施肥を止めます。
冬期は一切必要ありません。
植え替えは・・・
寄せ植えされた株は化粧鉢から抜いて、1株ずつに植え替えましょう。
時期は他のランに比べてやや遅めで、
4〜5月中旬が適期です。

フラワーショップ江口
FLOWER SHOP EGUCHI
Copyright(C) 1999〜 Flower Shop
EGUCHI .All Rights
Reserved.
当サイトの文章・画像など各コンテンツの無断での転載及び複製を禁じます。 |
|
 |
 |
 |
|
