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釣り日記


令和2年(2020) 5月6日(水) 阿久根新港 大潮満19:10  餌木でのイカ狙い(イカ引き)

 

※27年振りに やっと水イカ(アオリイカ)  乗せたのに!!!

 

思い返せば 5年間の竹島時代 僕は餌木引きで 水イカTOTAL221尾 325.95㎏獲ったのだ

1992年などは57尾 100.5㎏の記録が残っている

それから早30年近くの年月が流れているのか 里の磯でもホントたまに餌木投げても全然イカ会えずじまい

クロ釣りの合間に 浮いてるイカ見つけても 今度は餌木持って来てなかったりと

まあ本気でイカ欲しいとは思ってなかった事も事実 

それでも食べたいと思えば 竹島の知人が獲ったものを 幾らかは口にして来た

 

ここにきてジグなど投げるようになり 「そう言えばイカ引きも疑似餌釣りだなあ」と再認識するのも

かなり可笑しいのだが 竿しゃくった時のあのガツ~ンとくる手応えをどうしても再び感じたくて

今風のエギングロッド(中古) 餌木(これも中古)手に入れ イカ引き三昧の日々??

しかしどうしてこれがなかなかに難敵 唯の一杯も乗ってくれない

まあ 昔のイカ引きテクニックで出ていますは 今現在もう通用しないのかと自信喪失気味??

ここはどうあっても 一杯は乗せたいんだが果たして

 

 

目を付けてた長島のある堤防に 夕方前着いてみると 立ち入り禁止の掲示とロ-プが

流石にロ-プを跨ぐ勇気は無く 阿久根方面に引き返す と阿久根新港は何とか竿振れそう

で海公園堤防先端に入る ここは目の前南側に長堤防 西側沖合にはこれも長い沖堤防があり

潮通し抜群と見た 昔デカイカ上げてた竹島長瀬港堤防の感じにも似ているし

絶対イカは通る筈!!! と気合を入れる

 

良い感じの上げ潮が 沖提から長堤へさらには港内へと流れている

この潮にブルー系の3.5号餌木を投げ込む 底を完全に取るのが今風の釣り方の様だが

僕は大体の底取りから大きくしゃくるのが普通 で糸巻いてしばらくして又しゃくるの繰り返し

ジャークとかダートとかスライド フォールとかは 正直あんまり良くは分からないのだが

まあ自然にそんな感じでやってるのかも!!!??

 

反応が無いので 餌木を赤系統に替える

潮が大分速く行き出したので 道糸もどんどん送り餌木を沖方向に持って行かせていたら

流石に根掛り 餌木ロスト 再びブルー系に付け替え何投かした後 2回目のしゃくり

ガンときて竿が立った うん根掛りか??  いや少しは動きがあるぞ 糸巻ける 

イカ付いてる!!!  相手の動き感じながら糸が巻ける 慎重に寄せる 

うんうんこれこれ 実に久し振りの感触 ついにやったなあ 30年振りぐらいか??

と 相当心は舞い上がってる 少し沖合に相手が浮いて来て ドッとスミはいた

茶褐色のイカ ひっ張られてくる正面から見てるので大きさは良く分からないが

小さくは無い様だし そこまで大きくも無い様だし

 

慎重に堤防の際まで寄せて来て いざブリ上げ でハタと気づいた!!!!

重い 重いのにタモが無い!!!  柵まである高い堤防 越せない ブリ上げられない!!???

タモの事 完全に忘れてた ずっと掛ける事のみに気が行ってて ランディングの事失念してた

堤防イカ引き タモ必需品なのだ 特に落としダモ でも掛けるイカは全部小振りのやつ 

簡単にブリ上げ出来るものと何故か決めつけ タモなんて考えてもいなかった!!!

大きなミス!!!

 

がしかし 他に手は無い まあ少し持ち上げて様子見るかと 竿ぐっと持ち上げたら

水面に横になってた 1㎏~1.2,3㎏?のイカ 体水面半分も割らないのにストンと落ちた

そしてそのまま 体細めシュッと沖の海中消えてった!!!

 

先程の心地よい 久し振りの快感は たちどころに失せ 

全身言いようのない 喪失感挫折感に苛まれるボク

 

 

あ~あ やっとやっと掛けた 何十年振りかの1匹なのに

 

 

※まあ 確かに最近の可愛い餌木 尻尾のカンナ(ハリ)も可愛い過ぎるね??

これではイカの体(足)に 深くは刺さらない!!! 

喰い込んでもいないし ハリとハリとの間にイカの身挟むのも不十分

これではブリ上げ 全然利かないやね

と 自分のミス棚に上げといて 文句の一つも 

      

 

 

 

 

 

 


2019  11月16日(土) 里近島ハエバナ 中潮満9:50 スジアラ狙い


やっとスジアラゲット!!!!


今期(´20シ-ズン)は当初から スジアラ(アカジョ)狙い 

で 今回はスジアラ狙い釣行4回目 2,3回目に続きここハエバナこれで連続3回降り 

ちなみに1回目は地磯獅子の口1番  無論ここまでとてもとても 狙いのスジアラに出会える筈も無し 

2回程スジアラらしき大当たりはあったものの 当然物に出来ず そうそう簡単にお目通り叶う相手でも無し

かなりの強敵!!! なかなか!!!

今日もハエバナ以外の磯にしようとも思ったんだが 可能性の高いのはここハエバナと思い直し

意を決して降りたのだ とは言っても 経験の少ない底釣りで渡り合わないとならない相手 

食わせ方 合わせ 浮かせ方(取り込み)等すべてが ボクにとって未知の世界 未体験の領域 

具体的にイメージ出来ない分 かなり不安も大きいのだ 獲れる自信が全然無いと言った方が良さそう!!?? 

しかしながら 釣り人いやハンタ-?としての性なのか 何としてでも会いたいと思う気持ちは

ますます強まるのみ!!!!

 

逸る気持ちを抑えつつ まずはマキエ作り キビナゴと鰯スライスを混ぜ アミも少し加える 

これがスジアラ用 次にクロ用のマキエも作る これは小魚寄せる為のもの 小魚寄せたらそれを狙って

スジアラも寄る可能性が高いのだ  釣り座先端部ビトンもしっかり打ち込み 尻手ロ-プも準備

白々して来た中 底マキエ クロマキエを先端の釣り場瀬際に急いで打つ 

であたふたとタックル準備 石鯛竿に糸通し 家で作って来た天秤仕掛けを結ぶ 捨糸には錘15号を括る 

ツケエは12~13㎝程の鰯 目玉から鰓部にハリ通し 釣り座先端部から前方20~15m沖に振り込む 

仕掛けが沈みつつ手前に寄り底を取ったら 幾らか糸巻き 底を少し切っておく 

と 仕掛けが落ち着く間も無く 竿先ゴンゴンと大きく揺れる しばらくして合わせてみると

乗って来たのは そんなには大きく無いような まあ簡単に釣り上げたのはアカハタだった 

すぐ喰って来た所を見ると 潮が良いのか!!??

 

仕掛け振り込むと すぐ次の当たりが 

竿先大きく引き込まれ何度もお辞儀する と糸ジ-ジ-と引き出され 指で送ってると走り出した 

ビトンから竿外し ハンドル巻こうとするが巻けない!!! 竿のされそうになりスイッチオフにして

糸出そうとしたが 引きの圧力強くオフに出来ない でドラグ緩めようとするも逆に締めたりしてミス

相手は根にでも張り付いたのか ハンドル全然巻けなくなった!!

どうする?? 竿大きくあおってもダメ しばらくテンションかけておいて急にテンション緩めてみてもダメ

いっとき間を置き先程の動作繰り返してもダメ 動かない 糸巻けない!!!

一瞬頭の片隅には 強引に引っ張り出そうかとの考えも浮かんだが 簡単にはワイヤー仕掛け切れそうにも

無いし ここは自重し 引っ張ったり緩めたりを何度も繰り返す 

と 竿持つ手に何か動き感じるような リ-ル巻いてみると 少しずつではあるが巻けるではないか!!

竿起こしリ-ル巻くとズルズルと言う感じで寄って来ている 足下まで寄せると瀬際を右手に沿って

泳いでたが 間もなくガバッーと水面を割って出た 黄色いヤツ!!  タバメだ 

タマミ20号が見事にカンヌキ横を貫いてる ブリ上げても良かったがタモ入れる 

う~ん タバメか それなりの型(66㎝)だけどあんまり嬉しくも無いか 

がしかし 何か底釣りスジアラ釣りでのヒント 手掛かりを貰ったような気もして

チョットだけ自信を持たせてくれたのは有難いか 

 

確かに潮良いのかも 上げが左手沖から釣り座に突っかけ 右手後方に流れている

ハリスワイヤーがキンクしてたので ケプラーチモトの石鯛バリ17号に付け替え振り込む

とこれもすぐ当たり 今度は先程より更に竿先引き込まれ 海面を叩かんばかり 糸も派手に飛び出して行く

これも大物だあ!!???  と竿起こせないまま抱え込んで堪える 動き少し止まったような?

リ-ル巻こうとするも またもや巻けない かなり糸出たので根に再び入ったのか 張り付いたのか?

先程のタバメの時と全く同じ状態になってしまった

が先程のタバメとの経験は 大きい!!!

絶対顔見るぞと心は逸りながらも 一部冷静にさっきの要領で粘る 2~3分?  いや4~5分?して

奴がズルズル動くのを感ずる!!!  リ-ル巻いてじりじり寄せる 徐々に浮いて来 最後には足下右手の

瀬際にブワァ-と浮かび上がった!!!!  少し黄色っぽかったが 顔はまさしくスジアラ!!!!

完全に浮かせてみると 迫力ある赤黒い魚体にキラキラ輝く青の斑点 スジアラだあ!!!! 

ヤッター スジアラ しかもデカい!!!!!!!!!!

タモにやっと首から掬い 瀬にずり上げる 

ボクの「獲ったどお~!!!」の雄叫びが瀬上に響き渡る

隣の平瀬の釣り人もビックリ 驚いて見てる 

 

振るえる手でカメラのシャッター押し 色々と記念撮影

赤く輝く神々しい?魚体にもどかしくメジャーを当てる  76㎝!!! 見事なもん 

もうこれで十分 竿畳んでも良いぐらい

実際その後殆ど釣りにはならなかった

 

ホントに嬉しい一尾で 感無量

この一尾に至るまでの道のり まあ年老いた釣り人としては 珍しく燃えたからね

こんな経験 感情久しく味わってなかった分 いいカンフル剤となった

 

紅い宝石なんてもんじゃ無い あたりを払う存在感のある赤黒い巨体

これはまさしく「磯の帝王」!!!

 

 

スジアラに感謝 

里の海 船長さんに感謝だね

   








2019 4月13日(土)~14日(日) 宇治群島雀島ワカナ瀬 小~長潮


ワカナ瀬 ワカナと遊ぶぞ!!!

 

今期初の1泊2日宇治釣行 やはり荷物が多くなる

マキエが2日分だしね オキアミ7本 アミ(半角)3本 V93袋 パン粉1㎏3袋と言ったところ

まあ夜釣り(暗い内)のデカ狙い中心 昼釣りはそんなに考えてないので これでも少ない方

あと飲み物 食べ物も増える それに湯沸かし(アルポット)まで

荷物少なくすることがボクのスタイルなんだけど そうも言っておられず

いつもの日帰り釣行3個の荷物が 結局5個に増えてる

 

たくさんの荷物と大きく膨れる釣り人の夢積み込み サザンクロスは夜中0時前いざ宇治へ

まあ今年のデカ釣況良くはない 2月~3月天候が不調で満足な釣行も出来なかった事もあるが

ここまでデカの当たり 唯の1回も捉えてはいないのだ それだけに何とか1尾掛けたい!!!

実の所そんなには期待してないのだが ひょっとして?? がある世界だもんね

 

午前3時少し前雀島ワカナ瀬に降りる ここ3回目 勝手知ったる瀬なんだが

今日はウネリが大きいのか 波が大きく寄せ磯際は一面のサラシ状態

海水面も上下にかなり大きく変動し 要注意だな

ポイントは瀬西側の 10m位沖にある小さいシズミ瀬との水道筋なんだが

打ち寄せる波 返すサラシがきついので しばらくは割と静かな瀬東側 

ダゴ瀬向きで竿出す事とする それに流れもダゴ瀬方面へで好都合

とにかく夜釣りポイントは 穏やかな静かな箇所 流れもそんなには強く無い所が

ベストなんだが  その時の状況次第だからねえこればかりは

 

ハリス10号で当たり待つも 全然当たらず やっと強い当たり イスズミ

弱い当たり アカマツカサ で段々明るくなる チモト部ハリス6号に替える

夜が明け完全に明るくなったタイミングで クロ40㎝が

次もすぐ当たり 小気味よい引き おっひょっとして 果たしてワカナ45.5㎝だった

小さいけどねえ もっと大きいのと打ち返すが 再びクロが

沖にはザワザワと浮きグロの群れも そんなには大きくはない?  

クロ2~3尾掛けて竿置く 体力温存だあ!!

あくまで狙いは夜釣りでのデカ 明るい内は出来るだけ休んどこ

 

と思ってても ハリス5号に付け替え タイミング見てデカ?狙う

瀬正面北向きで ウネリの大波注意しつつ本流筋を攻めてみるが

喰ってきたのは ナンヨウカイワリ

 

昼のんびり過ごす 

少しは竿振り様子見るも 北正面沖はカイワリ 西側本命ポイントでポツポツクロ

 

午後4時頃まで休憩 夕マヅメ~夜釣りに備える

待望の夕マヅメ ハリス6号で攻めるもイスズミ 時々クロが

で完全に暗くなる前 丁度夕方見回りのサザンが近寄ったタイミングで

この時は西側ポイントを攻めていたのだが ホンの瀬際で割と強烈な当たり

ワカナ47㎝だった!!  これでもまだまだ小さい!! が こりぁひょっとするぞ!!と幾らか希望が    

船から弁当受け取り 次!!と思ったが 後続かず

 

完全に暗くなり 夜釣り突入 途端にイスズミキロ級が やはりね

イスズミ大きな群れなのか ずっと入れ食い 流石にその下品な引きにウンザリ

と8時頃 弱いけど上品な引き 小さい本命が 40㎝の一丁前に茶褐色のワカナ

ワカナ潮時か? と甘い期待したがとんでもなかった

後もずっと続くイスズミ地獄 その内イスズミは2キロ級のテンジクイサギに代る

かれらヒツ族の猛攻で もう腕パンパン 肘の関節が痛い

10時前流石にやめ 休む 


夜中もイスズミのみ

唯1尾のワカナ 混じらない!!!!!!!!

 

明け方午前4時再開 釣り場にデカの雰囲気全く無く

イスズミ アカマツカサのみ その内明るくなりヒバナ(ギンユゴイ)とか ハタンポとか

最後のチャンス朝マヅメだったが イスズミの猛攻更に勢い増し お手上げ


 

あ~あ やっぱりね デカ当たらず

まあ当たるも当たらないも 魚いての話

これだけ当たらないと言うのは 魚いない!!!

瀬の近くに付いてない 回って来ない と言う事か?

はっきり分かる術ボクは持たないが そう言う事にしておこう

 

この状況下 小さいとは言え本命ワカナ 3尾でも顔見れた事は良しとしなくては   

それにしても ワカナとは全然遊べなかったなあ!!



10時の回収まで 新鮮なクロ土産確保しなくちゃ

足下サメがウロウロし出したので 瀬際左側の小さなワレにマキエ効かし

クロを確保 5尾ずつパン粉の入ってたビニ-ル袋へ 

2袋確保し 今回の釣り終了

 

 

PS それでも 今回同船した姶良市の船釣りのS氏は 「何とかワカナ2桁は釣ったよ!!」

と話してくれた 型は見て無いのだが まあそこそこの型だろう!!??

瀬ではKOでも 沖にはいるって事だな 

船釣りでのワカナゲット 船釣り全くしないボクみたいな瀬フカセ釣師には

複雑な感情が沸き起こるのがホントん所だが まあ釣りそれぞれ 釣り人それぞれ

自分の行く道 行くしかないか

 

デカワカナが欲しいのではなくて

自分が立ってる磯で釣り上げたデカワカナ これが欲しい

とそう言う事か!!!!

 

 

 

 

 



 

2019 3月9日(土) 里 双子ゲンボウ~ゲンボウ横 中潮満10:15

 

数釣りよりか 型釣り!!!!

 

今年の2月は寒波襲来の代わりに 鹿児島地方ひっきりなしに低気圧が襲い

雨の日 シケの日が多く 中々天候が安定しない とにかくナギの日2日と続かなくて

南の島のデカが気になるのだが 無論渡船も出られず 

どうしようもないなあ 今年は!!! こんな冬も初めて!!!

と嘆いていても クロ釣り命の身としてはどうしようも無いので

シケの合間の1日を狙い 里釣行決行

まあ 里の渋い小グロにでも 遊んでもらおうかと来てみたんだが??

 

降りたのは 双子北東端のゲンボウ

先端の小岩に付けた藤丸の船首から飛び降りる感じ 

荷物は向こう側の窪みに あらまあ転げ落ちたよ!!

「10時前 回収します 船付けにくくなりますから」と船長さん

ここ南へ下げ出すと 竿振れないから願ったり叶ったり お願いします

 

準備終えた午前6時前 1時間でも夜釣りするかと 電気ウキ ハリス6号で開始

上げ流れが良い感じで 北側冲向けに走っている

「今日は この上げが走ってる間だけが勝負だな」と 気合を入れる

ここゲンボウ 下げが南の双子ミッシ- スベリ方面に流れ出したら 

こっち側 浅瀬 張り根だらけ で仕掛け全然流せないから最悪 

全く釣りにならないからね お手上げ

 

仕掛けは流れの芯には入れず 左手竿2~3本沖目の右への引かれ潮を狙う

数投目ウキ静かにシモリ 当たり!! 合わせると強い抵抗を示す 

おっワカナか? と思ったが 先端の船着け小岩を 右手にかわして寄せてみるとクロだった

いいクロ 写真に収め長さを計ると 44.5㎝だった

次を狙うも なかなか当たらず そのまま明るくなり 夜釣り終了

う~ん ツケエに当たる魚もいないなあ

クロがいたら 喰わないまでも大きめのツケエ 触りに来るのだけど

 

3Bウキ ハリス2号(ブラックストリ-ム ) ハリ6号(口元尾長)でクロ釣り開始

今度は右手の水道部から 勢いよく北向けに上げている流れに振り込み 流す  

しばらく流れ 右手前方の根からの払い出しとの合流点付近で 揉まれるのだが 

そこ潜り潮となる様で ウキ沈みだす 

食いそうな予感がするので 左手で糸掴み張ってみたりするのだが なかなか当たらず 

そのまま放っておいて 底目のタナを沖にずっと流していくも やはり当たり無

G3~5のガン玉で幾らかタナ 上げ下げ調整しつつ流すもダメ 

クロ なかなかに薄いなあ やっぱり

 

しかし 食って来る可能性が高いのは この釣り方だろう? と 粘る

と マキエの濃い幾らか手前で ウキ引き込まれる うん?当たりか

回收してみるとツケエ無し クロやっと姿現したか?

で 次の一投ほぼ同じ所で当たり ウキすっと下に消えた!!!

左右に激しく抵抗する 先端の小岩底への締め込み 結構強い!!!

竿でタメ 手前に浮かせ寄せる 小岩右手側に誘導し 波打ち駆け上がり部にずり上げた

40.5㎝だった 

 

3尾目はそれから30分ばかりして さっきよりもチョイ沖の 右手根からの払い出し合流点

引き込まれた仕掛けそのまま送り 糸張って待ってたら ガツンと来た奴!!!

こいつは小岩左手の こっち側ハリネの海溝になってるんだが そこに突っ込んで来た

何とか竿を高くかざし浮かした バタバタ暴れるのは さっきよりデカいぞ

浮かしたまま 小岩を右手に迂回させ 駆け上がりから取り込んだのは 45㎝だった!!!

 

こりぁ タモ出さないと!!

それまで クロどうせ小振りと舐めて タモ組んでもいなかった 

慌てて用意 

 

と それまでの流れ何か変 止まりかけている様な?

えっ 下げに変わるの まだ潮止まり1時間前だよ

しかしみるみるうちに 南へ下げ出した

 

やめようとも思ったが 瀬替わりにはもう少し時間があるのか 

ええいと 仕掛けを足下右側に寄せて来る下げ流れに 振り込む

そのまま浅くて狭い水道を スベリ方面へ流しても仕方ないので

先端小岩から東側の根の間に流れる潮に乗せる 

根の手前までの10~20m程がポイントか

ダメ元で流していた数投目 根の手前浅いハリネ付近でグンと当たり

強引に引き寄せ 有無を言わさず浮かせたのは 43㎝だった

 

何とここまで掛けたクロ4尾 全て40オーバー!!!!

ビックリだね チビクロ全然居ない いたら真っ先に喰って来る筈だもんね

どうして居ないの? いやどうしてデカグロだけ居るの!!???

まっ チビグロ数釣りするよか デカグロのポツンポツン釣りの方が良いけど

 

 

何だか狐に騙されたような? 感じのまま 

近づいた藤丸に再び取り付き 僅か数十m西隣の広い穏やかな瀬に替わる

ここ初めての場所 まあゲンボウ横とでも呼んでおこう

釣り座は広くてやり易いのだが 右手ゲンボウ側には強くハリネが入り 掛けても取り込みは難しそう 

左手側は上げが左手沖に流れていたら 釣り易そうだが あいにく今は下げが右へ 

さっきまで竿出してたゲンボウでの釣り場へと流れている

 

正面冲 右への下げを攻めるも 全然魚っ気無し

マキエ飛ばしても 右横からの強風で中々に同調しない

同調しても ゲンボウ付近元の釣り場に近づいたら 強くしもり具合が悪い

それまで3Bウキに ガン玉3B使用だったが ガン玉を2Bに替え 

代わりにハリス部にG5ガン玉を追加 若干軽くしつつも仕掛け幾らか立たせる感じに

これで何とか粘り 納竿も近くなった12時過ぎ 遥か右手ゲンボウの東根付近まで

流れてた仕掛けに強い手応え!!!

しゃにむに糸巻いて寄せる 途中底にかなり締め込んだりしたが 竿を頭上高く構えこらえる

2~3回それを繰り返し何とか 足下の強いハリネ際まで寄せる

ここからが正念場 ハリネに潜り込もうとする奴を何とかイナし 右足下の崖際まで寄せた

タモいっぱい伸ばし拾う  44㎝だった!!!

まあ これもゲンボウで釣ったようなものか??




それにしても クロ薄い中 ここ双子ゲンボウで今日動き見せたのは 

40オーバーのクロだけだった!!!!

今日ハリに掛けた魚は 暗い内のイスズミ1尾を別にすれば

全て40オーバーのクロだった!!!!

こんな事も珍しい!!???

 

むろんこれまでも 里で数釣りした中に 40オーバーグロ多く混じったりしてて

10尾ゲットを最高に 何度も5~7尾ゲットした事はデ-タとして残ってるのだが

今日みたいに ハリに掛けたクロ全てが 40オーバーと言うのは初めての経験

まあ掛けたクロ僅か5尾と言うのが キモかもね

いかにも5尾は 少ないような気もしないでも無いが

これが10尾だったとしたら 凄い!!と思えるか 

 

まあいずれにしても ボクの珍記録として 喜んでおこう

長くクロ釣りしてたら こういう事もあるって事だな

 

今期の里 小グロばっかい フトかクロはおらんねえ

と 生意気にうそぶいてたボクに

里クロ釣り神んさあからの 有難い贈いもん いやお小言じゃっかも??

 

  

    

 

 

 

 

 


 

2018 12月25日(火) 里 黒神3番半北岩 中潮満9:40

 

たった1尾の尾長が!!!


 

どうも年越し寒波襲来予想で 晦日から年明けにかけ船出そうもない

正月魚どうしても欲しいな と25日出掛けるハメに

まあ クリスマスとか何とか騒ぐ年でも無いので

回收は船長さんの都合で 午後3時頃と少し遅れるそうで 釣る時間が延びる分は願ったりだし

 

と言う事でたどり着いた黒神 未だ結構ウネリが残り 風波高い

足場となる板抱え 3番半北岩に取り付くも 丁度干潮時船首低すぎて 荷物上げるのに一苦労

目の前3番にも2人組が降りる

 

早速狭い中で夜釣り準備 7時過ぎまで1時間チョイやれるだろう

竿4号 電気ウキ1号 道糸6号 ハリス6号で3番との水道部を早速攻める

真正面から風波モロに受けやり辛い上 全く反応も無し

う~ん 魚っ気全然感じないなあ といくらか不安

白々して来て やっとクロがツケエに触る感触が 

でハリスを4号に落とし 小振りのクロ続けて2尾掛ける

しかし その後は仕掛け見て喰い渋る様なので 夜釣り仕掛けからクロ仕掛けへ

竿インテッサ 道糸2.5号 ハリス2.5号 ウキ2Bで始めるも

釣り場に打ち寄せる波も結構高いし 風も強いので 今一仕掛けが安定しないのかマキエとずれる

でウキを3Bへ変え ガン玉も追加し 何とか水面下数mのクロ棚に入れ込む

 

水道部の左手辺でポツポツ小振りクロゲット 上げ流れが3番の右手へヨレれば そこで2~3尾と

10時頃までに2桁到達!!! しかしそんなには気分盛り上がらず

何ぶんにも 型がコマイ!!!! 34~36㎝の型ばかり たった1尾だけは37㎝か?

それにしたって前回もそうだったしな コマイクロの群れしかいないのか?

 

最満を迎えたら潮はきちんと南へ下げ始めた 

で 釣り場東側のサラシ場を攻める事に

サラシの中 サラシの切れ目 チョイ沖の根との水道部と とりあえずマキエを入れ様子を窺う

切れ目の下数m付近 コマイクロの群れがチラチラしてるのが見える

ハリス2号 ハリ5号で攻める ウキもその後小粒の3Bに替える

活性割と高いようで そんなに間をおかず喰い付いてくる

チビのくせ鋭い抵抗を見せるクロを 次々抜き上げる

 

ホントに おっタモ入れ!!? と思わせるクロ 唯の一匹も掛からない

まっ仕方が無い 正月用にクロ欲しがってる人は大勢いるので

とにかくせっせと数稼ぐ

まあ それでも飲み食いしながら 目の前の3番釣り人の様子 後から移って来た2番半の

釣り人の竿の曲がり具合気にしながら のんびり竿振るう

それに今日は午後3時納竿で時間もたっぷりあるし

 

正午を回りク-ラ-も満杯近くなって来たんだが 

今日の釣り 気分的に今一盛り上がるものが無いなあ

 

ここ3番半の下げ狙いと言ったら やっぱりチョイデカのワカナ

まあ 昼間大きいのは厳しいが 50までの中型は結構期待できるもんね

これまでも陽の高いこの時間帯 50前の型ものにした事は結構あるからね

 

と サラシが収まった瞬間 足元の海の中ちらっと目をこらすと

チラチラ動くチビクロの群れの中を 幾らかデカい魚体が横切った!!!

あれ?? イスズミ? それともワカナ??

ハリスは1.75号だったが 群れの中に構わず振り込む

仕掛けが馴染み あまり流れもせずウキが下に沈みだした

そしていきなり ピュッと底に消えた!!!!

 

うん 食ったか!! と竿起こすと確かに強い手ごたえ

例によって左手の底根に駆け込もうとするのを止めると 今度は右のハリネに走る

それも止めると再び左に走るも 浮いて来た

水面に浮かすと バタバタと身を強烈に攀じる ワカナだ

やったやった!!! 今日初めてで最後のタモ入れ

43㎝ お日様の下 輝く濃緑色が眩しい

気分も一気に晴れて来た

30尾近くのチビクロより ずっとずっと嬉しいこの1尾

 

すぐさま次の1尾を狙うも 今度はチビワカナ(30㎝) リリース!!!

ワカナ潮時と思ったのだが それでお終いだった

 

チビクロで満杯のク-ラ- その一番上で身を横たえる43㎝ワカナ

思えば遥かな昔 竹島時代にもこんな事が有ったような

当時は竹かごだったんだが その真ん中ぐらいまではクロ その上に1尾だが50㎝のワカナ

そんなかごをからい 崖をよじ登って帰った事があったっけ 

 

消えかけようとする昔のそんな思い出 パッと思い出させてくれる

価値ある今日のこの1尾 

この1尾があるか無いかは 

ホント 大きいなあ

 

 

 

 

 

 

 


 

2018 3月27日(火) 鷹島シズミ(カブリ) 若潮満4:30 干10:40 

 

本流釣り  ワカナ4連発!!!

 

3月中旬を過ぎ 高気圧が張り出し絶好のナギ日が続く

こうなると走り出してしまうのがボクの悪癖

大好きな鷹島にサザンが走ると言うのに 何でみすみす見過ごせようか

おまけに仕入れた情報では 鷹島尾長絶好調と言うではないか?

水道筋辺りにでも降ろしてもらい ワカナデカ狙いだあ!! 

との胸算用で来てみれば 「同礁でもいいですか?」と船長さん 

「いいよ」と返事し 相方のKA〇〇〇〇(釣具店チェーン)N氏とシズミに降りる

 

まあ 水道筋で密かにデカ狙う目論見は成らなかったが

シズミ簡単には乗れない孤礁 魚(クロ ワカナ)ウジャウジャいるもんね

乗れる時には乗らないとね

 

とは言っても 小さな瀬の東側半分には ウネリの白い波がまだ駆け上がって来てる

船着きの狭い岩上にビトンを打ち荷物固定 夜釣り準備

N氏は今日は底物狙いとの事で 暗い内はボクに船着きで竿出さしてくれた

が 魚(デカワカナ)の気配全然無し クロさえも動かない

5時過ぎ 早くも白々してき気分は焦るものの そのまま明ける

 

明るい中ハリスを6号に落とし 船着きで粘るも全く魚っ気無し

う~ん厳しいなあ 瀬替わりしてもいいかなどと考える 

おまけに暗い内から 小雨までもパラパラしてたので 気分はかなりブルー

 

満潮時を過ぎ 東側の駆け上がりウネリ波も 幾らかは弱まったので

瀬東側本来の上物ポイントに仕掛けを投げ込む

丁度下げが激流になろうかとする頃合い 瀬際から伸びたのサラシ払い出し先で初当たり

クロだったが 足下のハリネを越させ左手の船着き水道部に誘導した途端 外れた

今日もボクのハリ外れ病続くのか???

 

しかし 魚はいる ここは本流でのデカ狙いだ と腹を決め

サザンの朝見回りにも「ここで粘る 本流釣りだあ!!!」と告げる

 

下げ本流 今日は潮筋が少しずつ変わる

瀬北側の西からの本流が そのまま一直線に東に流れたり 瀬東端を巻いて南側にヨレたりするので

瀬南側を西から抜けてくるもう一つの下げとの合流点も変化する 

でその一つになった下げ本流も 南の方へ 東へ あるいは少し北寄りにとよく変わる

まあ 合流点に仕掛け入れ流すので マキエさえ合わせとけばいいのだが

マキエ 仕掛け入れたらサッサと打たないと なかなか合わせられないので必死

まあ適当に ドカンドカンと打つんだけど

 

流れの中どんどん流す 巻いてる道糸殆ど無くなる寸前まで 

道糸12号 6~80m位出ているのでは? ちなみにハリスは6号 

ウキは夜釣りのままの電気ウキ0.5号環付き ハリは口元尾長7~8号

ガン玉もガンガン打ってるし まあ良く考えたらまともじゃない仕掛け 釣り方だよね

太道糸がㇼ-ルから弾けて出ていくのは 何か可笑しいぐらい

上物釣りもすると言うN氏もビックリ?してたもんね

 

この釣り方で40㎝前の体高のあるクロ7尾ゲットするも デカ未だ当たり無し

本流デカ狙いなんて デカい口叩いたのにこれではね

しかし ここはデカ喰って来る事を信じ 粘るしかない

 

どんより曇ってた天気も 10時過ぎる頃からは晴れ間も見え

温度も上がりかなり暑くなって来た 恐らく水温も上がっている筈

ワカナ 割と陽が高くなってから動く事が多いような??

 

ハリスも5号に落とし 絶対喰わせてやると振り込んだ11時過ぎ 

足元のサラシの払い出し竿1本位先 下げ流れの中当たり

手前のハリネに突っ込み左右に引きまくるが 強引に浮かせ左のネを越させ

水道部に誘導しても結構暴れまくる ヒヨッとしてワカナ? ワカナだった 44㎝  

「尾長の顔見さして下さい」とボクにプレッシャー?かけていたN氏が 

スマホ片手に寄りライン用?写真撮る お店のブログ用かな?

と その時殆ど同時に彼もイシガキ釣り上げてたのだ

今度はボクが彼と彼の獲物を撮る

上物 底物も潮時は一緒なんだねと話も弾む 朝方の暗いム-ドも一変してる

ホント釣りも終わってみない事には 何があるか分からない世界

 

何と次の当たりも同型(44㎝)のワカナ これで2連発 しかもこれで終わらなかった 

サラシの先の合流点付近で強い当たり 合わせるとかなりの手応え 竿を大きく起こし

糸巻いて浮かせにかかる 相手も強く抵抗してたがだんだん浮いて来た

足下のハリネの先で魚体を左右に翻すのは チョィデカワカナではないか

50㎝~はあるぞ!!!! ハリネに駆け込もうとするのをタメ左へ さらに浮かせネを越させる 

水道部に誘導したらもう大丈夫 後は外れるなと念じつつタモの用意

N氏が掬ってくれたのは52㎝だった

日中 本流での50㎝~は価値ありますよとN氏

何でも彼釣具店では磯釣り担当が仕事だとか   

再びボクの記念撮影 有難う

最後におまけの42㎝まで掛け しめてワカナ4連発

ホントの狙いデカ60㎝は無理だったが

まあまあと言う事で

 

N氏 シズミを去る時「今日は楽しい釣りでした!!!!!」と笑顔でボクに

ボクも本気で「楽しかったね また一緒にね!!!」と返事

 

 

 

 

 

 

 

 


 

2017 12月30日(土) 鹿児島郡三島村竹島 赤瀬  中潮満5:00 干10:50

 

ななんと 57㎝が!!!!

 

今年もいよいよ押しつまり 正月魚を手に入れようと藤丸にTELするも満員

こうなれば竹島でデカ狙いか でも時期的には少し早いか? と思いつつも

竹岡フィッシングにTEL どうにか滑り込む

3月以来久し振りの枕崎 余裕持って早めに来たつもりでも

渡船前の駐車スぺ-スの当たりでは既に先客の動きが

船長さんに簡単に挨拶し情報収集 何でも昨日今期初のデカが赤瀬で上がったらしい

おっいい知らせヤル気が出て来た とりあえず崎の江付近を頼んでおく

 

上物客に十分な夜釣り時間をとの船長さんの有難い計らいで 早くも12時過ぎには出港

ナギの海快調に飛ばし第八美和丸は1時間半後には崎の江に着いていた

が崎の江 北側からの風が残り少しザワザワ状態 無理かあ?

船は竹島東端をかすめ島の南側へ回り込む こっちは全くのナギ

で僕はいの一番 昨日デカが顔見せしたと言う赤瀬に降りる

こりぁひよっとしてひよっとするぞと 既に心騒ぐ僕に

船長さん 必ず当たりは有る筈です!!!! とプレッシャ-をかけて来る

 

赤瀬初めて乗ったが ここはかって知ったる小アビと言う地磯帯の目の前

明るくなってからは昔懐かしい釣り場が目に飛び込んで来て嬉しくなった

特に一番近いヒラヘと呼んでた釣り場(渡船名では東のガケ下)の様子を目にし

それこそ20年~も昔の夏の夜 良型のシブダイ数釣りした事を思い出した

冬場のクロ釣りは今一だったが 夏の夜釣りには最高の釣り場だったなあ

サンマの切り身をブッ込み 得体の知れない化け物と良くやり合ってた

あっそうだ ここヒラヘに至るまでの道のりが大変だったんだ 

頂上の竹山を切り開いて作った島の道路から カゴ担いで竹の密林の中30分程抜け下る

でやっと海岸への降り口に達した後は 海岸の大きな岩が連続するゴロた場をよろよろ進み

最後の難関ヒラヘ手前のガケまでたどり着く でこのガケを抜けるのが一番の難儀事

途中にどうしても手足を確保出来無い箇所があり 一旦カゴを置き狭いガケ下に降りないとならないのだ 

そうして下から手を伸ばしカゴを降ろす そして再び担いで今度はガケを登らないとならない

狭い切り立った怖い箇所での動き ここでミスして転落し大ケガした島人もいたからね

それ程ヒラヘへとたどり着くのは大変だったのだ

だから渡船でと言っても美和丸だが 釣り人が簡単に降りてるのを 

眼にするのはホント羨ましかった  

 

夜釣りの時間たっぷりあるが 西空にかかってる少し欠けた月が何時まで残ってるのか?

月明かりの残る中で勝負したいのもあり 早速2時半頃から竿出し

 

仕掛けー  4号竿ベイシスBG 電気ウキ1号 道糸12号にクッション入れハリス8号を結ぶ

      接合はサルカンで ハリス部にガン玉特大1個噛みつけ 小鯛ハリ12号

      マキエはオキアミ2角 アミ半角 V91袋 ツケエはオキアミサイズ2L

 

早速アカマツカサの猛攻を受ける  

この魚にしては特大サイズ 30㎝近くあるもの多し

煮つけに美味しいのでキ-プする

良型のイスズミも混じる

いずれもその度ハリ結び直し

これ怠るとイザと言う時必ず痛いしっぺ返しくらう

自慢じゃないがこれまで何度も何度も痛い目経験して来た

で流石にこの年になってやっと この事を愚直に徹底出来るようになれたからね

 

3時半ごろ流石にイヤになり止める

それに目の前赤瀬のハナレに降りた底物師のライト 明かる過ぎ

時折海面に漏れるので それだけはやめてくれと心の中で罵るのもイヤになったし

まあ勝負は 潮止まりの5時を過ぎてからうっすら明るくなるまでの2時間程だろうと考え 

それまで休憩 英気蓄える

 

5時前再開 さあ勝負だあ!!!

 

下げ流れはゆっくり水道部の沖合へ

しばらくは 瀬際 ちょい冲目 流れの先でも アカマツとイスズミが

6時前 ウキ素早く消し込まれ合わせたらグンと沖に締め込んだ タメたらハリ外れ サバか?

潮が切れ始めたのか魚の動きを感じる 周りも白々して来てそろそろゴ-ルデンタイムか

6時過ぎ 竿2本位沖でウキさっと海中へ 合わせたら手前に鋭いがまあまあの引き

ワカナだな しかしそこまで大きくは無いか? と一瞬考えが脳裏をよぎる 直後反転し

沖に圧倒的に締め込み出した 糸を出しタメる 今度は右手前底に向き変え竿絞り込む 

ここも糸出し耐えたら左に走りを変えたが その後再び沖に向かった時には幾らか力が落ちていた 

獲れるかも? 手前にコントロ-ルし糸を巻く 寄ってくるもまだ浮かない

竿を起こし糸巻きつつ海面を割らせる バタバタ海面で身を攀じるがタモに視線を向けた途端

一瞬の緩みをつき再び走り出した しかしそうはさせじと浮かす とタモを繰り出すも 

暗いのもあり一発で掬えない 外れるなと念じつつ左手で懸命にタモ操りやっと枠の中へ  

やったあ 獲れたあ!!!! 

暗い中朧に浮かび上がる流線形の魚体は 紛れもなくワカナだろう!!!!

ライトを当てドキドキしながら確認

うんやっぱりワカナだ!!! しかも狙いのデカ!!!!

 

57㎝だった 60前で少し痩せてはいるが 本当に夢にまで見た竹島でのデカ

この年なって竹島での夢が再び叶うなんて 

そんな感傷まで呼び起してくれた 目の前で茶褐色に輝くスマ-トな魚体

これだからクロ釣り辞められないな

  

この1尾でもう十分なんだが 次狙うも空振り

そうこうするうちクロが2尾飛びついて来て すっかり明け夜釣り終了

満足 満足

すぐにでも納竿しても良いぐらいな気分

 

 

実際クロ釣り仕掛けに持ち替え竿振るも

全く釣りにならず 瀬際のサラシの中でやっと1尾地グロを掛けたのみ

クロ釣り仕掛けー  竿3号 道糸4号 ハリス3~2.5号 ウキ3B

陽が高くなったら海の透明度も増しまるで夏磯の感

時折イスズミ子が挨拶する程度でクロの匂い全くしなくなった

この期ワタリが寄らないと釣りにはならないな

 

それでもまあ遊び半分 だらだらと竿振る

目の前ハナレ側にマキエ飛ばし ハナレの瀬ギリギリを攻めてたら

いきなり強烈な引きが襲う しかも2度も

1回目 ワカナだろうと思ったが沖底に走った おや? それでもかなりのスピード 迫力!!!

止めたら手前に突っ込んで来たが それでも根には飛び込まない様

ワカナだったら根に体ごとぶつかるぐらいだもんね

う~ん何物? そうこうするうち再び右に左にと走りまくる スタミナがある

これはひよっとしてデカ三の字?? が浮かしてみたら何とヒラニザ 島での呼び名

クロシマゴメだった この魚旨いので島の人気魚 とくに夏場は旨い刺身魚少なくなるので

抜群の人気 しかも釣り上げるのもかなり難しくその意味では 夏のワカナ!!??

そんなクロシマゴメだったが おっお土産いただきとタモ差し出したら その先でハリ外れ

しばらくして2回目クロシマゴメの当たり 先ほどよりは元気 散々磯の上走らされたりしたが

それでも4~5分程度で無事御用 お土産確保!!!!

 

12時前頃から急に雲が上空にかかりチラッと雨模様?

そしたら海の潮の色もたちまち変わり 時合の様な

すかさずチョイ冲目に出来た潮目を攻める

と ウキ沈み込み視界から消える ワタリっぽいクロがついてた

続けてもう1尾 やっぱり潮時か 次もすぐ当たりが しかしこれはブル-とイエロ-に輝く

ウメイロだった で時間切れ 納竿

 

クロは苦戦したが でもクロ釣り来た分けじゃないし

大本命ものにしたから 大成功の釣りとしておこう

船長さんも喜んでくれたしね

 

竹島に感謝!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

2017 3月11日(土)~12日(日) 草垣群島1泊2日釣行 大潮


夢の釣り場で 50 3尾も!!!

 

やっとナギが2日は続きそう サザンクロスで宇治に出かけようと申し込むも満席

そりゃそうだろう 土日便だし じゃ竹島の沖提にでも降ろしてもらい デカ狙いだと

武岡フィッシングにTELすると 何と草垣行きだとの事 う~ん ちよっと考えたが申し込む

草垣はボクにとって長年憧れ続けてた聖地みたいな所 恐れ多くて?これまで足を向けられずにいたが

実際は宇治釣行で手一杯 とてもとてもその先の草垣までは気がまわらなかったと言うのがホントの所

まあ確かに物事が一歩前に動く時と言うのは 自分の気持ちとは別にタイミングと言おうか成り行きと言おうか

そんなものが背中を押してくれる時もある

 

枕崎から2時間半結構揺られ上ノ島にたどり着いた

ライトに2番半とか3番とかの名礁が浮かび上がる 3番大きいんだ!!

数組の釣り人降ろし右手に3番半~5番の低礁群の影見ながら南へ

中の島から7番へ さらに8番をかすめボクが降り立ったのは下ノ島の手前 フランスベッド

そびえ立つ双つの岩崖の下 平らな釣り場が広がっている うんうんベッドもあるのね

「ポイントは下ノ島との水道部向きの角です 鹿児島弁で隅(すん)のクジラ!!」と船長さん

確かにここ宇治鮫島の小サメとの水道部を髣髴とさせるものがあり それなりに気分も高まってきた

 

 

午前4時頃までしばらくオキアミ アミにV9だけ加えたマキエを打った後竿出し

ハリスは10号 結ぶハリに少し迷ったがやはり長年使いなれた小鯛ばり13号を結ぶ

と言うのも 最近某メ-カ-の夜尾長と名うったハリを 新しく使っていたのだが このハリ 

やり取り中に結び目が緩むのだ? ブタのしっぽが2度程 タモに入れた後魚の口のハリからも

結び目が外れた事もあった この時も緩んでいたのだ 

まあはっきりとは分からないが ハリの塗装どうもすべすべしてるような?  

 

第1投 足下の丁度直角のワレ真ん中辺から ゆらゆら右手崖に沿って払い出していたウキが

さっと消し込まれて当たり 合わせると左手への強烈な引き 左手は水道部へ牛の角状に細く突き出しており

その下は少しハリネが入っているのだ 竿ためたが勢いでリ-ルのべ-ルが引き起こされ糸が出てしまった

ショックのゴムより取りのハリス部から切られた デカ(60㎝級)だった

油断している筈は無いんだが やはり1投目から100パ-のバフォ-マンスは僕には無理??

良くヤラレるなあ ここら辺が相変わらずヘボなボク

 

反省する間もなく次の当たり 今度は沖に締め込んだ拍子にハリ外れ う~ん これもいつものバタ-ン

この前の宇治雀島でのバラシと全く同じ 進歩が無い イヤボクの腕の無さと言うよりかは

こうもあっさりと片をつけてしまう相手の力が ず~っと上だという事 

まあ仕掛けも含め完璧な極限の対応が出来る腕がない限り 絶対勝てない相手!!!!

白々してきてクロ1尾掛けて終了 第1ラウンドやっぱり完敗

 

 

昼間お土産確保にクロ竿振るもイスズミ猛威 

お手上げ ふて寝休憩

 

こうなったら夕マヅメ~夜釣りに賭けるしかない

 

 

午後4時過ぎ 太陽が下ノ島の頂上に隠れると釣り場は急に夕マヅメモ-ド

おっやれるかもと 角を崖に沿って流すと割と先でクロが食ってきた!!

それに 左手の沖合にはザワザワと浮きグロの群れも現れたではないか 時合い到来

浮きグロは全然食わなかったが 先程と同じポイントでしばらく連チャンし数稼ぐ

15~16尾ゲットして無事お土産確保!!!

 

そのまま午後6時頃 仕掛け持ち替え夜釣り開始

海面は全くのナギ その内満月も東からかかりこれはもう夜釣りには願ってもない最高の条件

後はデカ手にするのみと意気込みだけは高いのだが 竿絞るのはイスズミばかり

完全に暗くなってからはテンジクイサギに代ってる 

とにかく彼らの下品な引きとそのたびのハリの結び直しにウンザリ

 

ダメか 食わないと流石に心も折れかけた午後9時過ぎ 当たり!!!!

イスズミだろうと合わせたらグングンと直線的な強い締め込み おっこれは!!!

やっぱりワカナだった 浮かせてバタバタする奴を左手の駆け上がり部に誘導し 

ブリ上げられたのだが大事をとってタモ入れ 確保 

褐色の強い茶グロワカナ 52㎝ 

この厳しい状況で良く食ってくれたと嬉しい中にもホッとする

 

気分が一気に晴れてきて次を 次のをと仕掛け打ち込む

がクロ3尾続けて食いを見せ邪魔する 

構わず打ち返す と ウキ少し変な動きした様!!??

あれ 食って無いのかとそのまま崖際を流し 回収しようとしたら

ととっ グ~ング-ンと締め込み出した ワカナが食い上がってたのだ!!!!

よしとばかり浮かせ再び左手からタモ入れ 1尾目と同型52㎝ ヤッタヤッタ!!!

 

 

ここは一気に60㎝~だとさらに勢いづいての数投目 またもや当たり

沖に強烈に重々しく締め込んだ ためる!! 止まった!!! 今度は手前に突っ込み左のハリネへ

これもかわし何とか浮いて来た そのまま左手に誘導しタモ入れ 

あれ 少し黄色っぽい!!?? デカと思ったのは何と白シブでは無いか!!!!

道理で沖に走ったのか 夏の女王様この期にもお出ましなのか 

神々しいお姿久し振りに拝ましてもらった

 

この後潮が切れたのか 再びきんぎょやテンジクイサギ 休む

タイミングを見て竿振るもエサ取りのみ

 

月が頭上に上り 日が変わるも状況は変わらず

次の山場は午前4~6時頃だろうと考え最後のマキエ作り 仕掛けも新しく作り直し備える

 

 

12日(日)午前4時過ぎから再び竿振るもデカ当たらず 5時回るもダメ イスズミの群れが早くも活発 

7時から回収との事で残り時間も1時間を切り 東の水平線がオレンジに染まろうかと言う頃

角の左手沖合でクロが当たってきた う~んクロか これで終わったかと打ち返した次の1投

ウキが先端部左下に引き込まれた 来たかと合わせると来てくれてた ワカナ

左右に激しく抵抗するのを浮かせタモ入れ やった3尾目 51㎝!!!

今回はこれで良しとしないとなあ 

デカ(60㎝級)は出なかったが

あんまり欲出してもね

 

気持ちよく納竿

 

 

有難う 草垣!!!

足踏み入れただけでも超嬉しいのに 

望外のお土産まで恵んでくれて

又何時来られるかは分からないが 

その時は宜しく 



 

 

 


 

2016 12月7日(水)  甑島里  横田瀬  小潮干6:20 満13:00


横田瀬 本領発揮!!!

 

里のクロもここに来て寒が入ったりして やっと本格化したかも? と藤丸で出かける

1時間で黒神沖 流石にここはまだはやかろ? と思ってたら2番半指定?で1人の釣り人が降り立った!!

船長さんもそんなに推してはいなかったのだが 名礁2番半そんなに簡単には乗れないからね 

チャンスがあったらチャレンジだろうねやっぱり 一発が期待できるかも 

丁度1年前11月29日の2番での2発の大バラシが脳裏をかすめる  頑張ってね!!!

 

藤丸は双子から野島方面へ ん~船首が向いてるのは横田瀬か?

干潮でスぺ-スが広がった瀬に飛び移る 去年の大晦日に降りて以来か まあ1年振りと言うところ

正確には12回目の渡礁 調子悪い時はTELして下さいと船長さん

ここ多分今年初の乗礁者だろうなボクが まあクロ付いてるだろう!!!!!???? と気を奮い立たせ準備

 

時間も既に6時前 夜釣りはやめ朝マヅメのクロ狙いだ

マキエを勝手知ったるポイント 瀬右手先端部(南側)左側と正面(東側)竿4~5本程沖と瀬左手(北側)根の沖

15~20m程の3ケ所に撒く もう既に上げ本流が右手瀬先端部から正面沖~左側沖に割と走り出しているので

恐らく最初食ってくるのは正面沖と踏み仕掛け作り

まだ結構暗いので ウキは電気ウキ3BのSを付け ハリスは2.5号で

 

第1投目 正面沖に入れる す~と左に流れた電気ウキの紅い光がいきなり引き込まれた

思わず当たりと合わせる が北風が強くて道糸を送り出し過ぎ 糸フケが大きかった所為でバラシ!!!!

とすかさず第2投 まったく同じポイントで当たり 左底への強い引き クロだあ!!

手前へ寄せても足元を左右に走り回る 結構な型 40㎝前か 

続けての3投目でも同型が食い その次も次もと食いを見せ何と連続5尾ゲット 

その直後の1投はゲット出来なかったが その次からも再び2連チャンとかで 

第14投目で早くも10尾ゲットしてしまった

 

40㎝前の型10尾も揃えるとやっぱり嬉しい

それに今日はクロ配達先も既に決まってる事もあり ホッとした分余計嬉しかった 

 

すっかり明るくなり 左流れの上げ本流が弛み出すと途端に食わなくなった

スレてきたか?  仕掛けを見切ってる風?

流石に電気ウキはやめる キザクラのIDR PRO-L 3Bへ ついでにハリスも2.25号へ

北からの逆風も強まり さらには正面からの強烈な逆光 苦戦!!!!

ガン玉G3を1個増やし仕掛けをさらに立たせる作戦に

ポツンポツンと流れの中で拾う しかしすぐ食わなくなる ウキ止めを上げ下げするもダメ

次の手を考える ガン玉G3を外し ハリスに残ったG2は直結部潮受けゴムの下まで押し上げ 

ハリスを幾らかフカセる で 又ポツポツ拾い 何とか20尾を目指す

 

 

しかし上げ後半11時~12時頃まで全く食わなくなった

上げ本流筋を外して流すもダメ 正面足元の右への反転流の中もダメ

時折竿絞るのはキロ級イスズミ クロいるのかいないのか? いるとしても相当スレて来たクロばかり? 

20尾目の前にして足踏みが続く 焦ってくる


ハリスもとっくに2号まで落としているのに食わない

こうなると 潮にのって新しいクロの群れが寄って来ない事には話にならないか?

 

上げが幾らか強くなり 瀬左側の根手前付近までぐっとヨレ出した

ええい最後の勝負だとばかり 仕掛けを左に振る

と 根の前底近くで当たり 根に駆け込もうとする奴 強引に右手前に寄せ浮かす

おっいい型!! 42㎝だった

続けて2~3尾ゲットし良しこれで20尾達成と 竿置き最後のクロ〆てバケツに放り込もうとしたら

暴れて手掌から逃れて海へ あっしまったと浮いてくるのを待ってたが 根にでも潜り込んだかアウト 

〆てるのにね 流石クロと感心してる場合でもなく 再び竿手にし振り込む 

とすぐさま 最後のクロ再びゲット出来る所が ここ横田瀬の凄いところか?

 

 

 

今日は満潮時での回収 重いク-ラ-を藤丸のホ-スヘッドに上げるのに一苦労

自分も上下する船首のタイヤに取り付きよじ登る 

渡船としては大きな藤丸 こんなチッポケな岩礁の瀬 接岸出来ない分とても難しいだろうに

有難うです船長さん それに助っ人の釣り人さん  

  

そんなこんなでゲットしたクロ 数確認したら21尾だった

阿久根であちこち配り 途中でも配り 家に帰った時はクロいなかった!!!!

それにクロの食わない合間に釣った美味しい盛りのスマカツオ2本

これまでも進呈してしまったのだから ボクのバラマキ癖も相当なものか?

 

まあボクとしては 手に入れた獲物は記録として残る事に重きを置いてる

と思ってるだけの事なのだが????? 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

2016 4月30日(土) 甑島里 馬の瀬 小潮干7:00 満12:30

 

本流釣り 堪能!!!

 

AM5:00前 まだ暗い内 夜釣り仕掛け(ハリス8号)で東への下げ流れを攻める ウキ下3ヒロ

なかなか当たらず エサ取りもいない 白々してきたAM6:00頃 ずいぶん沖目で糸引きの当たり 

しかし寄せる途中再度合わせを入れた拍子にハリ外れ イサキっぽい?

その後完全に明るくなるまで 全然当たらず

 

 

今日の釣り場 東側目の前に沖の島 反対側に双子島

下げ本流は沖の島方向へ割と強い流れ 沖合6~70m付近でたるみ引き込み潮に


 

下げで×11ゲット!!!!!

 

クロ仕掛け(ウキ3B 潮受けウキゴム ガン玉3B ハリス2.5号 ハリ6号 )で攻める

まず正面の流れにマキエ3杯打ち込み 仕掛け投入 すぐウキの頭にマキエ2杯程追加

1投目10m程流した所で当たり 竿を右に寝かせ糸を巻き寄せる 正面足下には強い張り根が入ってるので

その下に駆け込まれないよう注意を払う 竿先からの道糸の出てる方向 手前に寄せてからは水中のウキを確認

しながら 魚が足下の張り根に駆け込まぬよう気を配りつつ 安全な釣り場右手に誘導する

37~8㎝の型 ブリ上げ

 

この頃から下げ本流筋の周囲 時には流れ筋にも 浮きグロの群れが

群れはあちこちに ザワザワと見られる 一つの群れ自体はそんなに大きくは無い様?だが 群れの数多し

まあ彼ら相手にしても あんまり数は稼げないので 黙々と流れ筋に流しポツポツ食わせる

食ってるタナはまあ3~4ヒロ? 引き込み潮の中結構沈んでると思われるので あるいはもっと下かも

 

で 東への下げが緩み 反対に変わろうとする頃(AM8:00)までに

地グロ系(体色黒っぽい)?を×11ゲット

 

上げ潮では型もアップ!!!!! 43㎝~を交え やはり×11ゲット!!!!!


AM8:30頃 上げ潮が西へ

西側20~50 m程の沖には割と広い根が入っており 海溝の間を潮が通す感じ

右手からの上げ流れと 釣り場左手側からの上げがその付近で合流 引き込み潮が発生してる

その引き込み潮の中 いきなりの当たり 今度は竿左に振って寄せにかかるが 構わず相手は下に突っ込む

デカだ!!!! 左に寄せ切れず正面足下の張り根に駆け込まれた 竿を思い切り前に突き出し左手に誘導しようと

したが右手に走る 浮かし切らずまだ魚は底の方 止む無く竿右に起こし糸を巻いたが ここでハリ外れた

 

その直後の40㎝は なんなく左に寄せられ無事ゲット出来た!!!!

青味の強いワタリ系をポツポツ追加した後  43㎝もゲット チモトを切られたバラシも1回あった

こっち側は結構デカが型見するから油断ならない 前回(2015  6月7日)乗った時もデカにブチブチ切られたも

んね  結局潮時が切れるまで×11ゲット

 

 

その後は遊びで釣り場反対側から 双子との水道を北に上げる流れを攻めてみたが

(ハリスはさすがに1.75号に) そんなに食わず ずっと沖に流しいざ回収しようとしたら食っていたのも含め

×3ゲットして終了  納竿!!!!!

 

ウキを軽くしウキ止め外すとか ガン玉外しハリスをもっと長くとるとか ハリも4号とかに替えたら

食い渋るクロを上手に騙せると思うのだが

 

 

さすがにもう疲れたよ!!!!

 

 

 

 



 

 

2016 3月29日(火)~30日(水)  宇治群島双子のハナレ~鮫島カベ


鮫島主(サメ)さん ほどほどにして!!!

今年の桜はそんなに期待出来そうに無いなあ

近くの桜木とにかく蕾の数が少ない これでは満開で枝もたわわにと言う風にはとてもならない!!?

まあ今年の鹿児島は 何か天候不順 寒暖の変化が大きく 北西風に加え南からの強風で雨となる事も多かった

やっと釣行しても帰りは雨だったり 次の日が完全に雨で釣り具の後始末に困る事も多かったし

そんな分け? で 今年は庭の梅 岩つつじも 山の桜も全然見るべきものは無かった!!!!

いや昨夏後半の台風鹿児島襲来も原因かもなあ????  散々強風暴風にさらされ その後狂い咲きした桜木もあっ

たのだから と考えたりもするのだが     

 

桜もそうなのか!!!!??

いやたとえ一輪と言えど 青空バックに春風にそよぐ彼女の風情は どうしようもなく悩ましい

一尾のクロ ワカナに唯々引かれてしまう僕の性をも映し出す桜

この期は何かソワソワ落ち着かない

 

29日未明降り立った双子ハナレ 低い瀬なのでそれだけで緊張するのだが

ナギだし何と言う事も無く夜が明け ヒラスの60㎝が元瀬との水道部を散々引きまくったものの

ワカナは44㎝のみ 明けてからはクロのオンパレ-ド 小ぶりのオスが竿を曲げ 釣り上げると決まって放精

殆どがオス それもその筈瀬の周り浮きグロだらけ ドンゴロスにブチ込み 潮溜まりに浸けとくも

鮮度が気がかり 何せ家に着くのは明日夕方なので

20尾数えて竿置き休む

 

適当に時間潰し 夕マヅメ~夜釣りの攻め処を考えてた午後4時過ぎ サザンクロス近づき瀬替わり

ガラン周辺 西立神 雀 南のハナレ ウベットと走り回り鮫島へ 指定席のカベへと取り付く

 

 

バべ(イスズミ)とサメ とクロ(ワカナ)

降りてみれば何か妙な気配が と ド-ンバシャッと小サメ横で大ジャンプするのは彼 そう鮫島の主!!!!

いるいるそれもかなりの数 足元のワレの前を徘徊し中にはワレの中で身を翻す奴もいる 以前はさすがにワレ

の中には入って来なかったのに これでは大変目先真っ暗

早速掛けたバべ(イスズミ)めがけて ミサイルよろしく突っ込み奪われる サメとやり取りしても意味無いので

竿水平にし仕掛け切る 良かったハリスが切れて ウキ助かった 

とにかくバべ掛けてやり取りするとミサイル突っ込む バべの身がキラキラ光るからかな?

その後クロ2尾掛けたが これにはサメ気づかなかった?

 

デカは暗くなるのを待つしかないか お陰で夕マヅメのゴ-ルデンタイムはパ-

しかし暗くなってからもイスズミばかり デカなかなか寄らない 食わない

それでもしつっこくワレの中を攻める 暗い中ではサメは動いてない風なので ちょい沖目も探るがダメ

諦め一旦竿置こうとした午後8時過ぎ当たり 45.5㎝のワカナだった

 

その後もタイミングみて竿振るもダメ 竿絞るのはイスズミばかり

それでもデカの一回の当たりを求めて 粘るもダメ

 

朝方6時前 白々夜が明けて来た と彼が早速小サメ横でジャンプ 動き出した

足下を何尾もの彼らがウヨウヨ デカいのもいる小さいのも 中には背ビㇾを水面から出して遊弋するのも

ウ~ン終わったか!!!! 

とその時ワレ際ギリギリに漂ってたウキが引き込まれた 有無を言わさず浮かす

水面でバタバタするもサメ寄らず 無事タモ入れ出来た ワカナ47.5㎝

続けて同ポイントで当たり これも強引に浮かそうとしたが 沖底に突っ込むのを止められず 

竿のされバラした デカだった!!!!!

 

結局最後のデカの当たりをバラし終了

残念 ウ~ン サメがいなければ獲れたかも??? と言い訳しとこう

それにしてもサメが動いても ワカナ食うタイミングは有るって事か それも必ず際で

それならサメのいない暗い内に食ってくれば良いのに と思うのは我々釣り人の勝手か

そうそう都合良く物事は運ばない

 

まあこれまで 最後の当たりで60~をゲットする事もあったし

これが釣りの世界だもんね  

 

 

 

    






2016年 2月26日(金)~27日(土) 宇治群島鮫島 カベ

 

62㎝獲る!!!!!


今期3回目の宇治釣行 キツいけど今回は1泊2日 やはり荷物が多くなるのは止むを得ないか

3時間半かけて宇治鮫島の前に来たサザンクロスは 大きく横に揺れる

まだ西寄りの風が強く 瀬の回りもサラシが白く大きい

よろけそうになりつつもカベに張り付く 名も知らぬ釣り人仲間のサポ-トが嬉しい

ここカベ ホンとボクの指定席 まあライト無しでも動けるほど

 

狙いはデカのみ

時間はたっぷりある 焦らずガンバルのみ

 

26日朝夜釣りはシケ模様の中 不発!!!! エサ取りさえいない

白々してきてやっとウキがしもり 小さいのがついていた ワカナ43㎝

明るくなりクロが2尾ハリス8号に食ってきたが 後はゴマサバ ムロアジ ヒメジ ブダイとエサ取りが続く

竿も剛剣3号に替え ハリスも5~3.5号に落とすが クロのエサ取りに会う たまらず2.5号ハリスへ

で やや沖目で浮きグロ状態の奴を7尾ゲット 5尾はキ-プしてお土産に

 

日中もデカ狙いで適当に竿振るが 三ちゃん ツバメウオ メガネハギ バリ オジサン イスズミ べラ

タカサゴ等のエサ取りが竿絞る まるで鮫島水族館

 

午後5時過ぎから本気の夜釣りモ-ド 

ハリスも新しい8号を結び さあ戦闘開始!!!!!

しかし当たりも無く 時計の針が6時半を回りうす暗くなる中 44㎝クロが3連発

さっきまで浮いてた奴 やっと下で食ってきた

 

しばらくはクロタイムか?  と思ったその直後

足下のホンの瀬際を漂ってたウキが一瞬の内に引き込まれた!!!!!

来た  デカだあ!!!!!

左手下に強力に絞め込むのをタメる 奴は今度は右の崖下に走る タメる

再び左に向きを変える うんこれなら獲れるかも!!!!

上に浮きつつ水道部方向にかなり突っ走ったが 慎重に寄せる

そして目の前の水面で バタバタ 

獲れた!!!!

 

62㎝ 今回も獲れたなあ 

もうこれで十分とも思えたが 何やかんやと処理し終え再び仕掛けを投入した

が 後は続かなかった

すっかり暗くなり 水面にリンがかかりあちこちで光出した 

休む!!!

 

この後 夜明けまで どのタイミングで奴は動くのか???

考える!!!!  まあ幸い今日はまだ月が残ってるので その月が頭上にかかる頃からだろう

 

午後11時 月光りでかなり明るい中 竿を出す

といきなり1投目 オジサンのデカが当たる その後クロが 夜中のクロ久しぶり

しかしムロ ゴマサバタイムに突入 止める

 

次の竿出しタイミングを計っていたが まあ体力も結構消耗してるし

ここは一番朝方に賭けるか!!!!???

 

サザンクロスの朝の見回り と言っても27日未明の4時だったが 

「デカ!!! 一匹だけ」と大声で船長さんに伝えてから竿出し

しかし実のところ 朝夜釣りはそんなには期待はしてなかったんだが

 

どっこい 5時過ぎドラマが

足下 ワレ右手の根ぎりぎりに浮かせていたウキが強烈にシモッた!!!!!!!!!!

合わせると一目散に右手崖下に走る 止められない 崖を巻きハリス10号チモト切れ

その直後再びの当たり 今度も右崖へ 止める 止まった!!!と思った途端に竿先が元に戻った

ハリ外れ!!!!

眠り被った僕の脳天を 2撃してくれた朝ドラは

悔いの残る終わり方に!!!!!

 

 

結局 今回3発のデカの当たりを捉えたが モノにできたのは1回だけ

27日朝夜釣りの2発の内 1発は獲らないと

でも さすがはワカナ 逃げ方知ってるからなあ

まあ 一つ獲れただけでも良しとしないといけないのかも

そうは言ってもね~ う~ん!!!!!

 

 

 


 

 

2016年  2月19日(金) 宇治群島鮫島 カベ

 

何とか お土産を!!

 

今期2回目の宇治釣行 (1回目は2月4~5日) 18日午後11集合 12時出港との事

早めに串木野港に着きボチボチ支度 12時前平日にも拘わらず 多くの釣り人とデカへの夢を乗せ出港

この年になってもやっぱりワクワクする 到着までの3時間は確かに長いけど 

このワクワクドキドキ感があればこそ救われる 

 

まずは双子に1人降ろし サザンクロスは更に南下 雀島にも何組か降ろし

いよいよ鮫島に しかし他船の泊りの釣り人が数か所降りているではないか

サザンは鮫島の裏側から降ろして行き 三段 ヒナダンときて ボクは指定席のカベへと取り付く

前回既にここで65㎝をゲットしてるので 気分的には幾らか余裕があるか?

 

しかし ここ前回もそうだったんだが 朝夜釣り(朝マヅメ)で当たってないもんね(前回の65㎝は夕マヅメ)

一抹の不安もあったんだが やっぱりねそうは甘く無い 

 

暗い内 当たり全然無し!!!!!  7時を過ぎ白々して来たのにそれでも サッパリ当たらない!!!!!

潮も確かに悪いか? 左手小サメ側からボクの足下に押して来て そのままさ~っと右手の崖をかすめて

ヒナダン側に流れる

 

結局 夜釣り仕掛けを仕舞った8時頃まで 何も当たらず

まあ クロがチラチラエサ取りしてる様なので 仕方が無いお土産だけは確保しなくてはと 

ハリス4号(一応デカも意識して)で クロ狙いに

 

しかし クロ食わず うまくツケエをかすめ取る

ハリスを一気に2.5号に落とす

 

と ヒナダン側の崖の下付近 ホンの瀬際で初めての当たり!!!!!

剛剣3号竿を左側に強引に引き倒し 奴の頭をこっちに向け瀬から引き離す

水面でバタバタ暴れるのは おっワカナだ!!! 47㎝で全然目標サイズには遠かったのだが 

嬉しかった!!!!

 

その後もずっとハリス2.5号で通し 渋いクロを何とか数尾揃える中 

これも全くの瀬際で ワカナ44㎝と41㎝をゲットし 

無事お土産確保 納竿とした 

 

 

 

 

2016年02月22日