第1巻 | 反応式がわかるまで | ドルトン先生あらわれる/50+50=96?/ゴマとダイズをまぜたなら/針の先の水のしずくの中の住民の人口は?/ナメクジに塩をかけるとなぜしぼむ?/ヤミ夜のサッカー試合/風速900mの静けさ?/原子の国探検のマイクロカー/元素・化合物・混合物/キャラメルは固体か液体か?/水はなぜHO2ではいけないか/酸素の中でものを燃やす実験/とんできました・ぶつかりました・あ,へんな粒になった/あだ名は重宝,いろいろわかる/原子・分子の体重測定/頭からすぐモルことのないように/水素の実験/ドルトン先生消える−先生の書きのこした手紙− |
第2巻 | イオンのことがわかるまで | ブドウパンかキントンか/カラカミに骨もあることをたしかめる方法/電子のアパートは高層建築/自然は規則正しい/共学のクラスメートと異性の親友/仲よしのふたりは会えば必ず手をつなぐ/ネコが来るとネズミは魚をおいてにげる/ネコとネズミとイヌの三角関係/ホームの混雑をなくすには列をつくる/マイナスはプラスにひかれ,プラスはマイナスにひかれる/渡船場の舟の重さと乗客の人数の関係/はげしかったふたりもいっしょになると水のように落ちつく/大砲一門あたりの重さが戦闘単位/はでなエンさんとじみなサクさん/鳴かぬホタルが身を焦がす/月なきみ空にきらめく光 |
第3巻 | 熱の正体がわかるまで | 『熱の研究に熱を上げるキッカケ』光一君,カゼをひいて熱を出す/並べて熱しても水より油のほうが熱くなる/熱の大きな入れものと小さな入れもの/『熱はカロリック(熱素)という小人のしわざとすると』熱いお湯に入れると牛乳ビンが割れるわけ/温めたら指輪ははまりやすくなる?/魚を焼いた煙が天井をはうわけ/ポケットの中のアルミニウムの靴ベラがズボンより熱くなるわけ/空間をとんで行く熱の小人?/『熱の小人はいなかった!』熱の正体は分子のダンスだった/分子の運動と引力のバランスから/分子をゆり動かせば熱が出る/電波で分子をゆり動かせば/同じ電気でどうして冷やす?/『熱の研究の一段落』マリ子さん,カゼをひいて熱を出す/食物の中で熱はどのような形で蓄えられているのか |
第4巻 | 化学反応はどうしておこるか | ガス爆発でペンフレンドのおかあさんが死んだ/グループ討議でわかったこと/分子と分子の間に働く力/原子と原子の間に働く力/活性化エネルギー/反応速度と触媒/爆発という現象について/平衡ということ/自然は乱雑さの増す方向へ/原子には結合能力がある/化学反応はどうしておこる |
第5巻 | 有機化学がわかるまで | 有機化合物と無機化合物はどうちがう/C1化合物(炭素原子1個の化合物)/C2化合物(炭素原子2個の化合物)/特性基に基づいた有機化合物の分類/実験の物質を実験的に調べていくには/C6化合物−ベンゼンの仲間たち/栄養素といわれる有機化合物群,その1太陽のカンヅメ炭素と水の化合物,その2高級脂肪酸グリセリンエステル,その3生命を支える化合物/化学のつくった新しい物質/神の忘れたものつくる |