教師と学生のための化学実験

発行所東京化学同人
編 集(社)日本日本化学会
第1刷1987年1月10日
第3刷1989年10月2日


記載されている実験項目
酵素を用いる発光反応
ルシゲニンを用いる化学発光
ニンヒドリン反応
サインペンの色を分ける
溶液中の金属イオンの性質を調べる
試験管で見せる炎色反応
木の葉状の金属結晶
ろ紙上に金属樹をつくる
尿素の花
沈殿のいろいろ
時計反応
振動反応
リズム反応拍動する水銀の心臓
電気を起こす水滴
もえる鉄もえない鉄
液体磁石(磁性液体)の調製と性質
カメレオンエマルジョン
墨流しと墨割り
偏光フィルムをつくり
セッケン膜の強さを調べる
肉眼で見える吸着層
触媒の働きをする界面活性剤
角砂糖は燃やせるか?
過酸化水素のの分解
光触媒による水からの水素の発生
太陽光による水の光分解
ガスセンサーをつくる
酵素センサー
電気のいらない”めっき”

日本化学会による「化学展」での実験・実演が行われました。
また月刊誌「現代化学」に「シリーズ・実演化学ゼミナール」として1983年から1985年まで連載されました。
これらをまとめたのがこの本です。
定価が1550円でした。
高校の化学の授業と直接関連づけるには内容が難しいモノもあります。
化学部や自主的な研究活動の材料として使えると思います。
装置自体は作製よりも調整に苦労しそうなモノがあります。
それだけに上手くいったときは,生徒も成就感が得られそうです。

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