お世話になったNZ航空(^^→
ごはんはエア・タヒチ・ヌイよりうまかった(^^;
 飛行機が離陸するとすぐに夕食がやってきた。『おっきたきた!控えめに食べといてよかった!』とはしゃぐと『ビッグマック食べてたがね。』と妻につっこまれる。食べたらすぐ寝るつもりでシャンパンと白ワインを頼む。ボトルにはキウイの絵が入っていた。向こうに着いて知ったことだがキウイはニュージランドのシンボルのフルーツらしい。鹿児島のさつまいもみたいなものか?う、うまい!!おかわりしたかったが英語で頼めず涙を飲む。食事のメインはなんかの肉だった。可もなく不可もなく・・・ジョイフルのジャンチーのほうがおいしいかな?酒も回ってお腹もいっぱいになったころ機内は真っ暗に・・・夜だから早く寝ろってことだろう。国際線はシートもゆったりだ。まぁしかし半座位で寝ることには変わりない。ちょっと寝づらい。ニュージーランド第2の都市オークランドには明日の10時着らしい・・・うーん13時間かぁ・・・つらいなぁ長いなぁと思いつつ眠りについた・・・・・・・・・・・・。
 ん・・・外が明るい。よだれをぬぐって時計をみる。6時だ。休みなのにいつもの時間に目が覚める自分が悲しい。妻も起きだした。体が痛い。エコノミー症候群になったらかなわないので機内誌にのっている機内体操を始める。妻がけげんそうな顔で見ていた。『なにもがいてるの?』しばらくすると機内アナウンス、朝食らしい。大好きなオムレツが出てきたが如何せん味が薄かった。妻が塩をかけているのを見てかけてみた。ちょっとはましだ。
 時計が7時になったころそろそろ着陸だという。『あれっ3時間早くないけ?』海外旅行には時差がつき物であることに初めて気づく。『3時間もうけた!』くだらないことをいいながら入国カードをガイドを見ながらなんとか書き上げる。そんなことしている間に飛行機は無事にオークランド空港へ着陸。
 『長かったぁ、つかれたぁ』オークランド空港に降り立つ二人。幸い周りには日本人がたくさんいる。まずはこの空港の外に出なければならない。集団に必死についていく。足早に歩いているうちに気づく。だんだん涼しく・・・いや、寒くなってきた!ん、クーラーの効きすぎ?いやいや・・・ここは南半球どうやら日本と季節が逆らしい。てことはここは3月か。自分は短パン、Tシャツという装備だがタヒチバージョンだから仕方がない。妻はちゃっかり秋の装いだ!出国ゲートにはたくさんの日本人がいたがみんな秋の装い!トランジットは我々だけなのか!少しずつ自分達の番が近づいてくる。英会話はほんとに『a little』だ。あ、まわってきた。そそくさとパスポートを出す。おばはんにじっとにらまれる。あわてて『マイワイフ!』と聞かれてもいないのに妻を指差す。『ok』とバシバシはんこを押すおばはん。あ、おしまい?さて、次はどこへ?きょろきょろしているとみんな荷物を取りに行っている。我々は単なるトランジットで荷物はタヒチ行きの飛行機にのせ代えてくれる(はず)ので必要ない。なので出口っぽい方向に向かった。うーん、どこがどこだかさっぱりわからん。
 そのうち2mはあろうか大きな白人にむんず!と腕をつかまれた!警備員だ。どうやら英語をしゃべっている(あたりまえだ)。なんかしゃべっている。こうやって見下ろされてまくしたてられるとまるで先生に怒られている生徒だ。最初は気が動転していて『すみません。』を連発していたが、落ち着いてよくよく耳を澄ますと『おい、おまえら荷物が少ねぇがそれだけかい??それだったらさっさとそのチンケな荷物どもをそこのゲートに通しな!!』といってるみたい。『おーけー、そーりーそーりー』と知ってる英語を並べながらそそくさと荷物を通す。ピンポーンは鳴らなかった。『それでいいんだ!やればできるじゃねえか!よい旅を!!出口は向こうだぜ!!!』と2mおじさんに促されるままに出口に向かった。はぁ添乗員がいないとつらい・・・。
 やっと出口だ!!JTBの配慮でタヒチ行きの飛行機まで8時間もあるためそれまで市内観光をしてくださることになっていた。そこにはJTBの旗を持った日本人がいるはずだ!!いたいた!!!JTBの旗を持ったねーちゃんが旗を振っている。周りには日本人の集団が!!!やったぁ無事到着・・・。その集団に歩み寄ろうとした刹那『吉川様でいらっしゃいますか?』という流暢な日本語が。そちらをみやると、あら、好青年の日本人が。『はじめまして。私JTBオークランド支社のカトーと申します。長いフライトお疲れ様でした。本日はタヒチ直行の予定がオークランド経由になりまして誠に申し訳ございません。お話は聞かれているとは思いますが、タヒチ発の時間まで昼食及び市内観光を御用意させていただきました。よろしくお願いいたします。』とても丁重だ!『うむ、よきにはからえ』と言いたくなるくらい丁重だ!!我々は言われるがままにカトーさんが乗ってきたワゴンに乗り込んだ。
とてもお世話になったJTBのカトーさん。とてもきさくで、さわやかでうーん同い年には見えない(^^;。同い年とわかった瞬間うちとけてしまいました(^^。