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ワード2010基本講座：数式の入力

数式の入力　　　　topへ

• 数学などの数式を作成するときに便利な機能です。
• リボンを使って下図の2次方程式の解の作成例を示します。
  
• 操作手順例
  1. 入力したいところにカーソルを表示します。
  2. [挿入]タブの[記号と特殊文字]グループにある[数式]を実行します。
     
     • Wordのウィンドウ表示幅が狭いと下図のようになったりします。
       
  3. 「ここに数式を入力します」と表示されます。
     
  4. 日本語入力をオフ(半角文字の入力、直接入力)にします。
     「x=」と入力します。
     
  5. 右辺は分数の形式ですので、数式ツール リボンの[デザイン]タブで[分数]→[分数(縦)]を実行します。
     
  6. 分数(縦)が入力されました。
     
  7. 分母に入力したいのでカーソルキーを使って分母の四角を選択します。
     
  8. 「2a」と入力します。カーソルキーで分子の四角を選択します。
     
  9. 「-b」と入力します。
     
  10. プラスマイナス　は　[デザイン]タブで[記号と特殊文字]グループの[プラスマイナス]を実行します。
      • ポップアップヒントに表示されていますように「+-」とキーボードから入力することもできます。
      
      
      
  11. ルートを入力します。
      [べき乗根]→[平方根]を実行します。
      
  12. ルートの中に数式を作成していくので、ルートの中の四角を選択します。
      
  13. 「上付き/下付き文字]→[上付き文字]を実行します。
      
  14. それぞれの四角の部分に「b」と「2」を入力します。
      
  15. 続きの部分は右カーソルを1回押して、下図の状態にしてから入力します。
      
  16. 「-4ac」と入力しました。　これで完成です。
      

数式の入力練習　 　　topへ

• 次の数式を作成してみましょう。
  
• 作成手順例
  1. [大型演算子]→[総和]を実行します。
     
  2. シグマの右には[上付き/下付き文字]を設定します。
     
  3. 右辺は「括弧の2乗」なので[上付き/下付き文字]を設定します。
     • 外側にくる部分から作成するのがポイントです。
     
  4. 大かっこを入力します。
     
  5. 現在は下図のような状態になっています。
     
  6. 括弧内を作成して完成です。
     

イコールで揃えて複数の行にしたい・・・　 　　topへ

• 下図のような数式を作成したいと思います。
  
  1. 2行になる数式を1行で入力します。
     カーソルをそろえたい「=」の前に表示します。
     
     • この数式は　x=a^2+2ab+b^2=(a+b)^2+　とキーボードのみから入力することができます。
       最後の「+」は削除します。
       • 「^」(ハット)を使うと階乗を入力することができます。
       • ただし最後の「＾2」では階乗に変換してくれないので、演算子「+」をダミーで打って階乗にしています。
  2. 「=」の前のカーソル部分を右クリックして、「この文字に揃える」を実行します。
     
  3. 2行目とする「=」の前にカーソルを表示し、右クリックして[任意の改行を挿入]を実行します。
     
  4. 2行になりましたが先頭位置がそろっていません。
     カーソルは2行目の先頭にあります。
     
  5. [Tab]キーを押すと「=」の位置が揃います。
     • 1行目の「=」の前の縦線は編集記号ですので印刷はされません。
     
  6. 念のため印刷プレビューで確認します。