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ワード2010基本講座：オブジェクトの選択

• オブジェクト(図形)の選択もWord2010ではWord2007までと若干異なっています。

オブジェクトの選択が使えない?　　　　　　Topへ

• 複数のオブジェクト(図形)を選択するときに使う[オブジェクトの選択]ですが、文書中に挿入した図形の選択ができません。
  四角で囲んで選択するときに出てくる選択枠が表示されませんので、この機能は文書中では使えないようです。
  • 文書中に挿入した図形の選択するには、[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながら選択することができますので次項で説明します。
• では、どのようなときに使えるのか?
  描画キャンバスを使ってオブジェクトを配置しますと、この描画キャンバス内で使用できるのがわかります。
  1. 描画キャンバスを挿入する位置にカーソルを表示します。
  2. [挿入]タブの図グループにある[図形]→[新しい描画キャンバス]を選択します。
  3. 描画キャンバスに図形などオブジェクトを配置します。
  4. [ホーム]タブの編集グループにある[選択]→[オブジェクトの選択]を選択します。
     
  5. 描画キャンバス内のオブジェクト(図形)を囲みます。
     
  6. 描画キャンバス内のオブジェクト(図形)が選択できました。
     

[Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながらクリックして複数のオブジェクトを選択する　　　　　Topへ

• [Shift]キーまたは[Ctrl]キーを押しながら複数のオブジェクトをクリックして選択することができますが、ちょっと制限があります。
  Word2007ではオブジェクトの種類によってまとめて選択できるものが限られていましたが、Word2010ではすべて選択できるようです。
  • 文字列の折り返しが[行内]に設定してある図形は1個しか選択できません。注意してください。
    また、[背面]に設定したもので、前に文字列が被さっているときはクリックできないのでこの方法は使えません。
    次項で選択する方法を説明します。
• なお、[Ctrl]キーを使ってもよいのですが、マウス操作でちょっとずれてしまうと図形のコピーになってしまいますので注意が必要です。
  [Shift]キーを使う方が誤操作をまねかないのでお勧めです。
• 下図に複数の図形を選択した例を示します。
  • 文字列の折り返しが[行内]以外に設定したものは、[Shift]キーを押しながらクリックして複数の選択ができます。
    下図では文字列の折り返しが[前面]に設定しています。
    
  • 行内に設定したものは1個しか選択できません。
    

[背面]に設定した複数のオブジェクトを選択する　　　　　Topへ

• 文字列の折り返しを[背面]に設定したオブジェクトで前に文字列が被さっている時など、直接クリックして選択できないときがあります。
  なお、この方法でも[行内]に設定した図形は1個しか選択できません。
  1. [ホーム]タブの編集グループにある[選択]→[オブジェクトの選択]をONにします。
     1. [ホーム]タブの編集グループにある[選択]→[オブジェクトの選択]をONにします。
        
     2. [Shift]キーや[Ctrl]キーを押しながらクリックすることで、複数のオブジェクトが選択できます。
        
  2. [ホーム]タブの編集グループにある[選択]→[オブジェクトの選択と表示]を利用します。
     1. [ホーム]タブの編集グループにある[選択]→[オブジェクトの選択と表示]を選択します。
        
     2. 「オブジェクトの選択と表示」が表示されます。このウィンドウ内で選択するオブジェクトを[Ctrl]キーを押しながらクリックして選択します。
        この操作では[Shift]キーでの複数の選択はできませんのでご注意ください。