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ワード2010基本講座：表の行の途中で改ページされないようにしたい

• ページの変わり目にちょうど表があるケースで、表内の一つの行が途中で次のページに送られてしまうときの対処法です。
  また、逆に、行の途中で改ページを行うようにする設定方法にも関係してきます。

表の行の途中で改ページされないようにしたい　　　　　　topへ

• 表内の行の途中で改ページされる例です。
  
  1. ページの下部に下図のような表があります。
     一番下の行は複数行入力されていますが1行になっています。わかりやすいように1行を薄青色で塗りつぶしています。
     
  2. 表に上の方で改行をしてみます。
     1行が分割されて、次のページに送られました。
     
  3. 表全体を選択します。
     表ツールのレイアウトタブを選択して、[プロパティ]を選択します。
     
  4. [行]タブを選択して、「行の途中で改ページする」のチェックを外します。
     
  5. 次ページに行全体が送られ、行の途中で改ページされないようになりました。
     
• 逆に下図のように、行内で改ページしたいときは？
  
  1. 表全体を選択します。
     表ツールのレイアウトタブを選択して、[プロパティ]を選択します。
     
  2. [行]タブを選択して、「行の途中で改ページする」のチェックを入れます。
     
• 行の高さを指定すると、「行の途中で改ページする」のチェックが有効にならないケースがあります。
  1. 「行の途中で改ページする」のチェックが入っています。
     「高さを指定する」のチェックボックスが着色していますので、行の高さを指定している箇所があることを示しています。
     
  2. この設定の表は、2ページにまたがっていて、表間に空白があるように見えます。
     
  3. 「高さを指定する」のチェックボックスをクリックして、チェックなし(オフ)の状態にすると、「行の途中で改ページする」が有効になります。
     つまり、「高さを指定する」設定の方が「行の途中で改ページする」の設定より優先されるということになります。