PowerPoint2013(パワーポイント)基本講座：スライドにExcelで作成したグラフを貼り付ける

PowerPoint2013でスライドにExcelで作成したグラフを貼り付ける方法について書いてみます。

スライドにExcelで作成したグラフを貼り付ける	貼り付け方法の種類について
貼り付けたグラフを編集する

スライドにExcelで作成したグラフを貼り付ける　　　　　　　　　　　　　 Topへ

使用したいExcelのグラフを選択して、[ホーム]タブの[コピー]を実行します。ショートカットキーは[Ctrl]+[C]です。
貼り付け先のパワーポイントのスライドのプレースホルダーを選択します。
- プレースホルダーの枠の部分をクリックします。
  すると、プレースホルダーの枠が実線で表示されます。
PowerPointの[ホーム]タブの[貼り付け]を実行します。ショートカットキーは[Ctrl]+[V]です。
プレースホルダーの大きさに合わせてExcelのグラフが貼り付けられました。
右下に「貼り付けオプション」が表示されます。
- この方法では「貼り付け先のテーマを使用しデータをリンク」の形式になります。
  貼り付けの種類については事項をご覧ください。
貼り付けたグラフの種類は「貼り付けオプション」から変更することができます。

貼り付け方法の種類について　　　　　　　　 Topへ

グラフを貼り付けるときに貼り付けの種類を選択することができます。
Excelのファイルとデータを連動させるのか、書式はExcelとPowerPointの書式のどちらを使うのかといった点を考慮して選択します。
また、PowerPointで作成したファイルを他のPCへ送って使いたいときなどは注意が必要です。
リンク貼り付けしていると、ほかのPCへはリンク元のExcelファイルがありませんので編集ができません。
作成したPowerPointのファイルを移動したりして編集するようなケースでは埋め込みにする方がよいと考えます。

貼り付け方法の種類について

[ホーム]タブの[貼り付け]をクリックすると、貼り付けのオプションが表示されます。
- 貼り付けた後では右下に表示される「貼り付けオプション」から変更ができます。

貼り付けの種類

アイコン	貼り付けの種類	備考
	貼り付け先のテーマを使用しブックを埋め込む	Excelのブック(ファイル)のデータをPowerPointに埋め込んで利用します。 Excelの元のファイルとは別のものとして扱うことができます。グラフの書式はPowerPointのテーマが適用されます。
	元の書式を保持しブックを埋め込む	Excelのブック(ファイル)のデータをPowerPointに埋め込んで利用します。 Excelの元のファイルとは別のものとして扱うことができます。グラフの書式はExcelの書式が適用されます。
	貼り付け先のテーマを使用しデータをリンク	Excelのブック(ファイル)とリンクされた状態で貼り付けられます。 Excelでグラフが変更されるとPowerPointのグラフも変更されます。また、PowerPointでグラフが変更されるとExcelのグラフも変更されます。グラフの書式はPowerPointでのテーマが適用されます。
	元の書式を保持しデータをリンク	Excelのブック(ファイル)とリンクされた状態で貼り付けられます。 Excelでグラフが変更されるとPowerPointのグラフも変更されます。また、PowerPointでグラフが変更されるとExcelのグラフも変更されます。グラフの書式はExcelでの書式が適用されます。
	図	図として貼り付けられます。データの変更はできなくなります。 Excelのファイルとの関連性もなくなります。

貼り付けたグラフを編集する　　　　　　　　 Topへ

貼り付けたグラフのデータを編集するときには、グラフを選択します。
グラフツールの「データの編集」をクリックして、「データの編集」「Excel2013でデータを編集」を選択できます。
- リンク貼り付けされている場合は下図のようにメッセージが表示されます。

よねさんのExcelとWordの使い方｜PowerPoint2013基本講座：目次｜スライドにExcelで作成したグラフを貼り付ける