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AND、OR、NOT関数を使って論理演算を行う
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- AND関数 =AND(論理式1,論理式2,・・・)
すべての論理式を満足する場合はTRUE(真)、そうでない場合はFALE(偽)を返します。
- AND(A,B)は下図の両者が重なる赤色の部分になります。
(下図のイメージは論理式1がTRUE をA 、論理式2がTRUE をB の部分に当てはめています。)
- OR関数 =OR(論理式1,論理式2,・・・)
いずれかの論理式を(少なくとも1つ)を満足する場合はTRUE(真)、そうでない場合はFALE(偽)を返します。
- OR(A,B) は下図の赤色の部分となります。
- NOT関数 =NOT(論理式)
論理式を満足する場合はFALE(偽)、そうでない場合はTRUE(真)を返します。
論理式で返されるのがTRUEの時はFALSEを返し、FALSEの時はTRUEを返します。
〜以外、〜を除く、〜でないといった感じです。
- NOT(A,B) は下図の赤色の部分となります。
- 下表のテスト結果で国語と数学と英語がすべて50点以上を合格、それ以外は不合格と評価します。
|
B |
C |
D |
E |
F |
G |
H |
2 |
No |
氏名 |
国語 |
数学 |
英語 |
合計 |
評価 |
3 |
1 |
葛西 祐基 |
80 |
35 |
66 |
181 |
|
4 |
2 |
宮下 涼 |
38 |
95 |
87 |
220 |
|
5 |
3 |
浜田 希 |
50 |
97 |
34 |
181 |
|
6 |
4 |
川井 美里 |
38 |
32 |
81 |
151 |
|
7 |
5 |
石坂 雅和 |
69 |
54 |
91 |
214 |
|
8 |
6 |
笹川 満 |
99 |
97 |
52 |
248 |
|
9 |
7 |
柴崎 優 |
74 |
88 |
32 |
194 |
|
10 |
8 |
赤羽 美幸 |
63 |
69 |
21 |
153 |
|
11 |
9 |
平 奈央 |
49 |
65 |
60 |
174 |
|
12 |
10 |
横田 まさし |
69 |
83 |
56 |
208 |
|
13 |
11 |
藤本 ヒロ |
53 |
92 |
55 |
200 |
|
14 |
12 |
平岡 那奈 |
71 |
52 |
31 |
154 |
|
15 |
13 |
高畑 勇介 |
65 |
66 |
23 |
154 |
|
16 |
14 |
川島 健治 |
71 |
96 |
43 |
210 |
|
- 数式を入力するセル H3を選択します。
数式バーに =IF(AND(D3>=50,E3>=50,F3>=50),"合格","不合格") と入力します。
- H3セルを選択して、フィルハンドルをダブルクリックして数式をコピーします。
- テスト結果で国語と数学と英語いずれかが90点以上は優秀と表示し、それ以外は空欄とします。
数式を入力するセル H3を選択します。
数式バーに =IF(OR(D3>=90,E3>=90,F3>=90),"優秀","") と入力します。
- H3セルを選択して、フィルハンドルをダブルクリックして数式をコピーします。
- テスト結果で国語と数学と英語のいずれの学科で40点未満が1つもない場合はOKと表示し、それ以外は空欄とします。
数式を入力するセル H3を選択します。
数式バーに =IF(NOT(OR(D3<=40,E3<=40,F3<=40)),"OK","") と入力します。
- H3セルを選択して、フィルハンドルをダブルクリックして数式をコピーします。
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