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データの入力規則を設定する：Excelの基本操作

入力できるデータの種類や範囲を限定する 　　　　　Topへ

1. 下表の販売日を入力するセルに入力できるデータを2019/6/1から2019/6/30の日付に限定します。
   C3:C7セルを選択します。
   
2. [データ]タブのテータ ツールグループにある[データの入力規則]をクリックします。
   
   • Excelのウィンドウ幅が狭いとコマンドボタンが下図のようになります。
     マウスでポイントすると、「データの入力規則」と表示されますので、確認してからクリックすると間違えが少なくなります。
     
3. データの入力規則のダイアログボックスが表示されます。
   [設定]タブの入力値の種類で「日付」を選択します。
   
4. データで「次の値の間」を選択します。
   開始日に「2019/6/1」、終了日に「2019/6/30」と制限したい期間を入力します。
   [OK]ボタンをクリックします。
   
5. 制限した期間でない日付を入力すると、下図のメッセージが出て入力できなくなります。
   [再試行]ボタンを押して、請願した期間内の日付けに入力しなおす必要があります。
   

無効なデータが入力されたときエラーメッセージを表示する 　　　　　Topへ

• 上記のように無効なデータが入力されたときには、「入力規則の制限を満たしていません」と表示されますが、具体的にどのような値を入力する規則が設定されているのかわかりません。
  そのようなケースに独自のエラーメッセージを設定することができます。

1. 入力規則のエラーメッセージを設定するセルを選択します。
   ここでは C3:C7を選択して、[データ]タブのテータ ツールグループにある[データの入力規則]をクリックします。
   
2. データの入力規則のダイアログボックスが表示されます。
   [設定]タブの入力値の種類で「エラーメッセージ」を選択します。
   スタイルで「注意」を選択しました。
   タイトルに「販売日の入力」
   エラーメッセージに「2019/6/1〜6/30の日付を入力してください。」と入力しました。
   [OK]ボタンをクリックします。
   
3. 無効なデータが入力されると、設定したエラーメッセージが表示されるようになりました。
   

日本語入力モードを制御する 　　　　　Topへ

• 下表のC3セルを選択すると、日本語の入力モードをオンにします。
  C4セルを選択したときに全角のカタカナで入力するようメッセージを表示し、カタカナの入力モードにします。
  

1. C3セルを選択して、[データ]タブのテータ ツールグループにある[データの入力規則]をクリックします。
   
2. 「日本語入力」タブを選択します。
   日本語入力で「オン」を選択します。
   [OK]ボタンをクリックします。
   
3. C4セルを選択して、[データ]タブのテータ ツールグループにある[データの入力規則]をクリックします。
   
4. 日本語入力で「全角カタカナ」を選択します。
   
5. [入力時メッセージ]タブを選択します。
   タイトルに「ふりがなの入力」
   入力時メッセージに「全角のカタカナで入力してください。」と入力します。
   [OK]ボタンをクリックします。
   
6. C3セルを選択すると、日本語の入力モードがオンになります。
   
7. C4セルを選択すると、メッセージが表示され、日本語の入力モードは全角のカタカナになります。
   

リストから選択して入力する 　　　　　Topへ

• 入力するデータをリストから選択することによって、入力ミスを防止することができます。

1. C5セルには、MOS2016、MOS2013、MOS2010をリストから入力できるように設定します。
   
2. C5セルを選択して、[データ]タブのテータ ツールグループにある[データの入力規則]をクリックします。
   
3. [設定]タブを選択します。
   入力値の種類で「リスト」を選択します。
   「ドロップダウン リストから選択する」にチェックが入っているのを確認します。
   元の値で「MOS2016,MOS2013,MOS2010」と入力します。
   [OK]ボタンをクリックします。
   
4. C5セルでドロップダウンリストから入力値を選択できるようになりました。
   

1. C8セルを選択すると、ドロップダウンリストにF3:F8セルに入力されているデータを選択して入力できるようにします。
   
2. C8セルを選択して、[データ]タブのテータ ツールグループにある[データの入力規則]をクリックします。
   
3. [設定]タブを選択します。
   入力値の種類で「リスト」を選択します。
   元の値で「=F3:F8」とします。(ボックス内にカーソルを表示して、シートのF3:F8を選択すると選択したセル範囲が入力されます)
   [OK]ボタンをクリックします。
   
4. C6セルを選択して、ドロップダウンリストから設定した範囲のデータを選択して入力できるようになりました。