エクセル2010基本講座：罫線の太さを細くしたい

線のスタイル

画面表示/印刷時にはどうなるのか？

極細線の線のスタイルはどれを使えばよいの?

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エクセルでは罫線の太さをポイント単位で指定することはできません。
線のスタイルとして準備されているものから選択することになります。
1. [ホーム]タブの[罫線]→[線のスタイル]を選択すると　13種類ほどが表示されます。
2. セルの書式設定ダイアログの[罫線]タブを選択すると、スタイルから選択できます。
これらの線のスタイルではポップヒントが表示されないので、どのような線なのかが大まかにしかわかりません。
というか、画面表示した時と印刷した時に違いがあるのでちょっと紛らわしい感じがします。

画面表示/印刷時にはどうなるのか？　　　　　topへ

上記のセルの書式設定ダイアログで表示されているスタイルで描画した罫線の画面です。
印刷時にはどうなるのか？
- プリンターで印刷したものを写真撮影して・・・・というのがよさそうですが、なかなか撮影が思うようにできませんでした。
  PDF形式に変換したもので代用したいと思います。
下表は下図の線のスタイルを設定した例です。
画面での表示と印刷時ではかなり異なったイメージになります。画面表示よりも太い・・・と感じられます。

画面での表示印刷時のイメージ

極細線の線のスタイルはどれを使えばよいの?　　　　　topへ

[罫線]ボタンの線のスタイルでは罫線なしの次の次、細かい点線に見えるスタイルを使います。
セルの書式設定の罫線タブでは「なし」の下の細かい点線に見えるスタイルを使います。

VBAでは以下のプロパティを使って指定できます。

線の太さ
xlHairline	極細線
xlThin	細線
xlMedium	中線
xlThick	太線
線の種類
xlContinuous	実線
xlDash	破線
xlDashDot	一点鎖線
xlDashDotDot	二点鎖線
xlDot	点線
xlDouble	二重線
xlSlantDashDot	斜め斜線
xlLineStyleNone	なし

簡単な例としては以下のようなコードで描くことができます。
With Range("B3:D5").Borders
　　.LineStyle = xlContinuous
　　.Weight = xlHairline
End With
実行後の画面
印刷時のイメージ(PDF形式で保存した例)

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