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エクセル2010基本講座：スパークラインの編集

• エクセル2010の新しい機能のひとつ、スパークラインの編集方法について書いています。

はじめに　　　　Topへ

• ここでは スパークラインについて　で作成したものを使って説明します。
• 開始時点の状態は下図のようにスパークラインを作成しています。
  

グループ化とグループ解除　　　　　Topへ

• スパークラインを設定したセルすべての編集を同時に行う時はグループ化しておくと便利です。
  また、個別のスパークラインを編集したいときはグループを解除して編集を実行します。
• 下図はスパークラインを設定しているセルF4セルを選択しています。
  すると、F2:F6セルが青い枠で囲まれているのがわかります。これはF2:F6がグループ化されていることを示しています。
  
• 下図はスパークラインを設定しているセルG4セルを選択しています。
  こちらは青い枠で囲まれている部分はありません。グループ化されていないことを示しています。
  

• グループ化の解除

  • 部分的に解除する
    1. グループ化を解除するセルF5を選択しました。
    2. 「スパークラインツール」の[書式]タブの[グループ]グループの[グループ解除]を実行します。
       
    3. F5セルだけ、グループが解除されました。
       
    4. グループ化を解除するセルF5を選択しました。
    5. 「スパークラインツール」の[書式]タブの[グループ]グループの[グループ解除]を実行します。
       
    6. F5セルだけ、グループが解除されました。
       
  • まとめて解除する
    1. グループ化を解除するセルF2：F6を選択しました。
    2. 「スパークラインツール」の[書式]タブの[グループ]グループの[グループ解除]を実行します。
       
    3. F2：F6のグループ化が解除されました。
       
• グループ化する
  • グループ解除と同じく、一部のセル または まとめたセル範囲で実行できます。
    以下ではまとめてグループ化します。
    1. グループ化するセルF2:F6を選択しました。
    2. 「スパークラインツール」の[書式]タブの[グループ]グループの[グループ化]を実行します。
       
    3. F2:F6セルがグループ化されました。
       

縦軸の最大値最小値を設定する　　　　　Topへ

• スパークラインを設定しているセルF2:F6はグループ化した状態で説明します。
• 各データ行ごとに最小値と最大値が異なるため、行によるデータの大小関係がわかりにくいものになっています。
  F3とF4ではほとんど同じグラフになっていますが、元の値は大きく異なっています。
  (ここでは上記までに使用していたものとデータ値は異なるものを使用しています。)
  
• 操作手順例
  1. グループ化されているセルF2:F6のいずれかのセルを選択します。
  2. 「スパークラインツール」の[書式]タブの[グループ]グループの[軸]→「縦軸の最小値のオプション」で[ユーザー設定]を実行します。
     
  3. 最小値を入力して[OK]ボタンをクリックします。
     
  4. 「スパークラインツール」の[書式]タブの[グループ]グループの[軸]→「縦軸の最大値のオプション」で[ユーザー設定]を実行します。
     
  5. 最大値を入力して[OK]ボタンをクリックします。
     
  6. グループ化されていたスパークラインの最小値と最大値が変更されました。
     データ値の大小がわかりやすくなりました。