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- 色のついたセルを合計する(色フィルターを使う)
- 下図の薄い黄色に塗りつぶされたセルの合計と平均を求めます。
クラス A の女性のデータがこの色で塗りつぶされています。
- このデータリストの1行空けた下の行に、SUBTOTAL関数を使って合計や平均を求めることができます。
E20セルに =SUBTOTAL(109,E3:E18) と入力します。 集計方法の109は非表示のセルを無視して合計します。
なお、今表示されている計算結果は表示されているすべてのデータの合計値です。
- 1行空ける理由:フィルターを実行したときに合計の行が含まれないように、データリストとを離しています。
- E21セルには =SUBTOTAL(101,E3:E18) と入力します。 集計方法の101は非表示のセルを無視して平均します。
なお、今表示されている計算結果は表示されているすべてのデータの平均値です。
- データリスト内のセルを1つ選択した状態で、[データ]タブの[フィルター]をクリックします。
- 色を付けているセルの列のフィルターボタンをクリックします。[色フィルター]を選択し、薄い黄色を選択します。
- 黄色く塗りつぶしたセルのデータが抽出されました。他の行は非表示になりました。
表示されているデータの合計と平均が計算されました。
- データリスト内のセルを1つ選択します。
ちなみに、上項の操作を実行している場合は[データ]タブの[フィルター]をクリックして、フィルターを解除します。
- [ホーム]タブの[テーブルとして書式設定]→テーブルスタイル1 を選択します。
- テーブルとして書式設定でデータ範囲を確認して[OK]ボタンをクリックします。
- テーブルに変換しました。テーブルの書式(灰色で塗りつぶされている)のが邪魔ですので書式(スタイル)を変えます。
- テーブル内のセルを1つ選択し、テーブルツールを表示します。
[デザイン]タブのテーブルスタイルから「なし」を選択します。
- 薄いグレーがなくなりました。
- テーブルツールの[デザイン]タブで「集計行」にチェックをいれます。
- テーブルの最下行に集計行が追加されました。
- G19セルを左の方へコピーします。
色を付けているセルの列のフィルターボタンをクリックします。[色フィルター]を選択し、薄い黄色を選択します。
- 黄色く塗りつぶしたセルのデータが抽出されました。他の行は非表示になりました。
表示されているデータの合計が計算されました。
- 平均を求めたいときは、合計が表示されているセルのボタンをクリックして[平均]を選択します。
平均にしたセルのフィルハンドルを右にドラッグしてコピーします。
ちなみに、このセルに使われているのは SUBTOTAL関数で、テーブルの列のデータを参照する数式になっています。
- 平均を求めました。
テーブルのスタイルで塗りつぶされたセルが計算の邪魔になるのでは?
- テーブルのスタイルで塗りつぶしの色が設定されます。
その色がテーブルにする前の色と重なったらどうなるかを検証してみました。
薄い青色が重なって表示されています。(テーブルにする前は上項のデータと同じです)
- フィルターボタンをクリックして、[色フィルター]から薄い青色を選択しました。
- 色フィルターの選択肢に(リストに)テーブルの書式で着色されているは表示されていません。
つまり、この段階でテーブルの書式で着色された色は無視されています。
- テーブルの書式で塗りつぶされた薄い青色のセルは無視されています。
テーブルにする前に塗りつぶしていたセルだけが計算の対象となっています。
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