メジナ通信 ボクのクロ釣り談義
                             
※背景は黒神 


これ以降の記事は「里のクロ釣り2 メジナ通信へ」


とにかく 里 ここまで爆釣!!!!!!!!

ボクの釣果記録  


’15  11月頭から2桁の釣果  それも20尾台 多い時は30尾台に届いてるし
明けて1月もこれが続いてる!!!!????
こんな事とにかく初めての経験か??

これほどの早い食い立ち!!!!?????
ほんと里のクロの魚影の濃さと言うものの凄味を感じるなあ

しかし この先どうなるのかは? 全く分からないのがいつもの事
願わくばこのまま寒グロが釣れ続いてくれん事を祈るのみ

一方 デカ(ワカナ)の動きは逆に相当鈍い??ような
まあ これはこっちの側 ボクの腕とも関係してくるので
簡単には何とも言えないのだが

それにしても 忘れもしない黒神2番での
強烈な一撃 いや二撃か

いまだに夢の中で このバラシシ-ンが蘇るもんね!!!!!!
う~ん ボクにとっては永遠の好敵手

間違い無くデカの尻尾は捉えているんだが--------
さて いつ勝てるのか



なんやかんやと情熱を傾けられる相手がいてくれて

 幸せなのかも




大寒波襲来で釣りに行けないこの週末(2016 1月23日)









竹島 何か変わったような!!????

クロ(ワカナ)の島じゃなくなった??ような


ここ2~3年 まあ数える程だが 古巣竹島で竿出ししてみて 

クロ(ワカナ)の魚影 ホント薄くなったと感じる!!!!!


かつて昔 もう25年も前か ボクは竹島で5年間

それこそクロ釣り漁師? と言う生活を過ごした事がある

秋口から浅場で地グロ 明けてからは潮切れの良い所での

ワタリグロ ワカナ釣りと 殆ど毎日竿握ってたなあ


獲物(クロ ワカナ)も 背負いカゴに満杯の事が多かった

イヤ 満杯にしたら帰りに険しいガケ上れないので

カゴ半分位の漁で止めてたもんだ

 
大名竹で島人が編んだカゴ  島の生活に欠かせない                       

 

確か1991年 平成3年か? はワタリがどっと押し寄せ
大漁に沸いた事を思い出す

この年 崎の江鼻ではある土曜日など 午前中は武岡フィッシングの釣り客が
4,5人で150尾位釣ったよ と言って回収の船に乗り込んだ後 それを待ってた
ボクたち島の釣り人が さらに200尾程釣り上げたと言う事もあった

地グロ釣りにしたって それこそ浅場で海面上に背ビレ出して
マキエに狂うクロをウキ下30㎝位で カツオの一本釣り宜しく
ドンドン陸の上にブリ上げてた事を思いだす

それぐらい魚は多かった!!!!  と言う事か



それからはや25年  

たまに舞い戻る竹島の磯は

確かにこの25年と言う時の流れを実感させる

途中の10年間程は足が遠のき 良くは分からないのだが 

釣れたリ釣れなかったりしつつも 時が流れて来たのは間違いの無い所

う~ん それにしても竹島の魚(クロ ワカナ) 

減ったなあ!!!!!!!
 


まあ 時が元に戻る事は無いにしても 
何とか魚たちには戻って欲しいなあ!!!!!!



釣り上げられ 掌の中で必死に身を捩る竹島グロよ 
マジマジとボクを見据える君の瞳のその碧さは
何一つ 昔と変わっては無いのに


 

2016  1月14日










オ-ルドタイマ-うき 復活!!!!!!!

釣研逆光どんぐり3B  20年以上前の 竹島時代のうき

2015師走 里の沖磯でリバイバルデビュ-!!!!!!!!!!!


さて どうかな?と一抹の不安もあったのだが
何とこれが ぼっこぼっこと
海中に引きずり込まれたのだ 里のクロに
思いもせぬ手荒い大歓迎?を受け 
ホントびっくり!!!!!

3Bとは言え そこはそれ古い時代を感じさせるもので
余浮力もかなり大きく 重めのガン玉背負っても 
水面にボコッと浮いてるんだが

これが一瞬に海中に消え 即本当たりとなってる!!!!!

ホントびっくり!!!!!


だっていつもは うき海中にユラユラ引き込まれても
なかなか 本当たりにはならない
糸引きの本当たりシグナルを
今か今かと イライラしながら待ってるのが
里でのいつものスタイルなのだから 


それに比べたら ホント単純明快 
「うき消えたら即当たり!!」
と言う本来の 胸のすくようなうき釣りが
堪能出来たのだ
20数年前 確かに竹島でのクロ釣りが
そうであった


この日はおまけに使用ハリスも4号
ハリも何時もよりは大きめの口元尾長7~6号
これを飲み込んでくるのだ

夜釣りでの棒電気うき使用時でもそうなのだが
スパッとうきが海中に消え去った時には 
もう殆どハリ掛りしてる事が多い

この古いどんぐりうきもそう
まあ確かに空バリも 何度かはひいたりしたのだが
それでもこの本当たりが遠のく事は無かった 

どうして?

たまたまこの日のクロの状況が そうさせたのかも知れないが
 これが 0うき 細ハリス 小さ目ハリ使用の
軽い仕掛けでの全遊動系の釣りだったら 
どうだったのだろうか?


結果は違ったのだろうか?


といろいろ考えたくもなるが


それはともかく
オ-ルドタイマ-うき 再デビュ-のこの日
ボクのクロ釣果は 日帰りでの新記録となったのだ!!!!


ブラボ- どんぐりうき
出来過ぎ!!!! 


話もうまく出来過ぎてるようで
何かキツネにつつまれたような!!!!!?????



2015  12月9日


※’16シ-ズン釣行記録に返る






ウキ ロスト!!!!!

大事なウキ ここまで4つも失う!!!!
特にヘタママコでのウスバハギのいたずら
目に余る
あいつら ウキ目がけてつつきに来て
見境もなく噛みつくもんだから 道糸まで傷つける
で 大事な釣研の逆光ウキとか キザクラのARAとか
新品のキザクラPROウキをロスト

う~ん 逆光ウキとかレアだし?  困ったなあ!!!

で ふと思い至った

昔のウキ使えないかな!!!??? と
確か逆ウキもあったぞ



おっ たくさん残してるじゃん
20年前 竹島では大活躍してくれたもんね
懐かしいギンナンうきの逆光阿波どんぐりなんて
ホント 息を飲むぐらい ビュウティフル!!!!!

使うぞ 使うぞ と考えただけでも興奮する???

3Bとか使えそう!!!!!
さっそくやってみよう



じゃ こっちも十分使えるかも!!!!!

でも 名前も忘れてるし
確かフカセウキ サラシ(川原)ウキ 急流ウキ?
下段のはボクのウキ恋人 高園どんぐりとドングリウキ
数字は0.4とか0.5号の意味だったハズ
と いくらかは思いだしたぞ

う~ん それこそこれら懐かしのオ-ルドタイマ-で
クロ釣ったら ホント涙もんだね??

釣研ウキ リバイバル!!!!!!

      
2015   11月19日








秋グロ3つ模様

足下への当て潮で食いを見せた地磯のクロ

ツケエを食うのか食わないのか じれったい犬島の浮きグロ

しかし水面から消え 一瞬の食いを見せた沈みグロ

里の秋のクロはハッキリしてる 潔い

ホント ぼく好み


その分 手にした一尾の喜びが大きいなあ

それぞれの模様が一つの絵となり

その前に立つボクを さらに酔わす

これこれ これだ

これがホントウにやりたかった事



秋グロのすました顔を 一つでも余計に拝みたいと

いつの間にか 熱くなってる自分がいる

今年の暑い十月の里の磯で 


2015  10月26日






少し古い話しになってしまうが

今年の5月 里で恒例のダイワグレマス-タ-ズ(第22回 2014年度)の

全国決勝大会が開催されたのはご存知の事だろう

当日丁度里釣行を予定していたボクは 渡船が使えず急遽鹿島に

釣り場を変更したのは このHPでも触れた(’15  5/17)通り

で 大会の様子など 幾らかは気になっていたので調べてみると 

いくつか興味深い事が!!??


熊本の若き名人田中氏が 準ホ-ムグランドとも言える?里の磯で

4回目の優勝を果たしたのは まあ 順当な事としても 

軽い 細い仕掛けを自在に操り これまで多くの大会で素晴らしい成績を

上げてきた彼が 重い野暮ったい仕掛けしか操れないボクなどからみれば

正に「軽 細仕掛け使いの天才」とも思しき彼が

何と 決勝戦の舞台 射手崎灯台下ハナレでは4Bウキの二段仕掛けを使った

と言うではないか!!!!!!!!



射手崎灯台下ハナレ  

割と大きな瀬だが東側は切り立っていて足場に苦労する
射手崎灯台下付近の瀬の中でも 幾分地方寄り その分
本流筋からは少しズレているので? 全体にクロの数少ない
が 東側のハナレ前との水道部にクロ寄せ切ったら数釣りも
可能か?

型は良くて800g位までか デカは少ない


※詳しい磯の様子は ’14  1/28の釣行記録参照


4Bウキの二段仕掛け 

これはもう誰が何つったって 重い仕掛けだろう!!!!!!!!!!

決勝戦は梅雨前線が襲来し厳しい雨 風の下での釣りだったとの事

決勝戦前半 西側に入った名人はいつもの軽い仕掛けだったらしいが

後半 さらに風雨が激しくなった東側の高台からの水道部攻めでは

さすがに 仕掛けの安定性 操作性を重視し? 

タナプロでの4Bウキ二段仕掛けにチェンジして 数匹を引きずり出し

対戦者に決定的な差をつけたらしい



ボクが面白いと感じたのは正にこの点

余浮力の小さいウキをどこまでも自然に沈め 見事なまで繊細に食わせる

と言う素晴らしいワザを持ってる腕の立つ釣り人 (彼だけで無いと思うが)は

そのワザが常人には簡単にマネ出来ぬ程 素晴らし過ぎるが故に

つい自分でも その事にある種の陶酔感を覚えたり

あるいは そのワザを 唯ひたすらに追い求める求道者たる自分の姿に

知らず知らずのうちに酔いしれたりして 

結果的に迷宮に入り込んでいるのでは?? 

と思える事も多い

確かに釣りに於いて有効ではあるが しかしいつも万能とは限らない?

一つのクロ釣りテクニックに過ぎないモノに 釣り師が 釣り師のハ-トが

余りに囚われ過ぎているのではないのか と言う事なのだが



ボクみたいな テゲテゲ(適当)なクロ釣り師が

重い仕掛けの迷路にすっぽりハマり込んでいて

そこからなかなかに抜け出せないと言うのも 真逆か


実の所 昨季のグレマスタ-ズ決勝大会での田中名人は

確か蓑掛け3番での準決勝戦で 軽い仕掛けで押し通し

十分に仕掛けを入れ込めず その事が原因で??  敗退している  

勿論実際に見聞きした分けでは無いので もし間違っていればお許しを


その事もあって 今季の決勝戦での二段仕掛けと思いたい!!!!!

しかし 軽いから重いへの単なる仕掛けへ変更とも思われない  

何か大きなものが潜んでいるようにも思える??

例えばクロ釣りに対しての最も基本的な部分での 氏の態度とか 覚悟とか

心構えとか心持とか    

スピリチュアルな部分での変化?? を強く感じるのだが


軽いも重いも無い自由な空間で 状況に応じ思いのまま仕掛けを操り

心ゆくまでクロと戯れ 遊びたい!!!!!


と いつもそう念じて竿振ってるボクとしては 

この田中名人の 王道とも思える変化 手の平返し??には

面白いと言う言葉だけでは片付けられない

何か深く共感させられるものがあるのだ



ハナレ西側で取り込む田中名人

前半時点ではまだそんなに風雨強くは無いような?
※ダイワHPより



次に興味を引かれたのは 釣り場と当日の潮時 潮行との関係

当日は 大潮2日目 鹿児島港満潮6:47 川内港7:17

(鹿児島県潮汐表から)となっている ちなみに里の各磯では

ボクの実体験上 川内港の数字がそのまま適用出来る

鹿児島港のデ-タに丁度+30分した数字が里のデ-タとなる  


で 決勝戦当日の満潮は7:20という事で(正確には7:17だがこの程度の

誤差は殆ど意味を為さないから 覚えやすい20分にして色々と活用する方が

はるかに実戦的だと思う) 


普通 満潮潮止りを契機にそれまでの上げが 下げに変わるのだが

変わるタイミングは??  変わる方向は??  流れの強さは??  

等々 前もって予測出来たら釣りが成功する確率は高いハズだ!!!!



で 灯台下ハナレと言う釣り場の潮行きについても触れておこう

ハナレだけでなく ここ射手崎灯台下付近の各釣り場は 

黒神 沖の島 双子等沖磯に比べ 基本的に上げも下げも本流はそんなに

強くは流れない どちらかと言うと釣り場右手(東方向 松島 野島方面)への

下げが強い傾向があり 往々にして上げも東方向へ流れる事が多いのだ

西への上げは弱い時が多く釣果もそんなには上がらない

と言う事で ここら辺一帯は下げの釣り場なのだ


で 決勝戦は 8:10~9:50 50分ハ-フ 

前半が9:00まで 後半が9:50まで と言う下げ勝負!!!!


多分開始時の下げは右への流れだろう

(観戦リポ-トで調べてみると 果たしてその通り) 

おそらくはこの流れは試合時間中変わる事は無いだろう!!!!?

となると これは東側釣り場が断然有利

で どのタイミングで東に入るかが大きなポイントとなる!!!!!!!!!!


8:10 の試合開始時からしばらくは

う~ん まだ潮は動かない時間帯かも??


後半開始時刻9:00が丁度下げの2時間程経過した頃と言える

これまでのボクの経験から言えば 潮が動き(切れ出し)

魚(クロ)も活性が上がるのは この時間帯の事が多い


とすれば ここは外に考慮しなくてはならない大きな条件でも無い限り

後半9:00~ 東側の釣り場に入り勝負を懸ける!!!!!!

と言うのが必勝パタ-ンだろう


この必勝パタ-ンを実行出来た田中名人が

結果的に栄冠に輝く事が出来たのはご承知の通り



まあ 対戦相手のいるト-ナメントに於いて どう釣り場を選ぶのか

経験無いボクは詳しくは知らないが

50パ-の確率で思い通りにはならないのは理解出来る

それに ここまでボクが述べてきた事など 全国大会決勝戦進出者なら

とっくに想定内の事だろうが


それでも敢えて その通り物事が進んでいって結果に繋がると言うのは

勝負事のアヤ?? では済まされない

何物かがあると言う事なのか???? 

ボクもその何物か が掴める釣り人でありたいものだ



最後に 

田中名人は準決勝の舞台 松島のダマで5尾 5㎏と言う戦績も

残していた!!!!!

多分キロ級尾長も引っ張り出したのだろう??

ダマの左側シモリ付近を攻め 深場から引きずり出したとは思うが?

サスガの腕だなあ  
※ダマでのボクの釣行記録 ’13 4/9  

剛腕とも言える 圧倒的にパワフルな釣りも展開していたのだ!!!!!



お見事と言う言葉に尽きるね

お見事!!!!!!  そしておめでとう!!!!!!!!!!



2015   8月7日


  






キザクラのウキARA いよいよ入手困難になったなあ
ホント これまで数え切れないくらい クロゲットしてくれた
北西風吹きすさぶ里の磯で 風にも波にも負けない
強さがあった


激流に揉まれながらも決して姿勢を失わず
それでも魚の動きにはきちんと反応し 知らせてくれる
深く沈んでも 遠くに流されてもその鮮やかな朱色は
なかなかに消えず 目に残ってくれた


たかだか野口博士1枚程度の値段で
こんだけ働いてくれたのも 有難い
海に流してしまった彼の数も数え切れないくらいだから
福沢先生何枚分??

ホント この点にも感謝
そこそこ程度の良いウキ 高いからね!!!!

まあ確かに 根に当てようものならすぐ塗装が剝げたりもしたんだが
ボクはあんまり気にはしない方だし

ネットで探せば まだ残ってる彼を手に出来るかも知れないが
もういいか 後は弟分?のIDR-PROに託そう


兄貴の良い点をかなり引き継いでいて
チョイ軽めなので向かい風での遠投に少し難があるが
潮乗り 感度 視認性等問題は全く無し
塗装もぐっとハ-ドとなり傷付きにくい


使い込んでみるか


2015  7月
 
 




宇治のクロ

デカ狙いがメインの宇治だが
今期ボクが獲ったクロの数も結構な数字となった

1月末から3月いっぱいまでの2ケ月余りは
里を離れての宇治でのデカ狙いが中心となったのだが
(ここまで6回の宇治釣行) 
あくまでデカ狙いが主で クロ狙いはおまけだったのに
クロ良く釣れ上がって来た

当初は鮫島で約50尾程(夜釣りでも食って来た)
後半は宇治島の双子 落石瀬周りで約100尾
計150尾のクロゲットしてる

最後の落石瀬横釣行(4/25~26)だけがクロ狙いがメインだったのだが

宇治のクロ デカ狙いの太仕掛けにも 果敢に喰らい付いて来たなあ



考えてみれば 宇治はクロの島だもんね
ボク達(相棒K氏と2人)も過去には赤崎瀬とか黒瀬とかで数釣りしてるし
恵比寿丸で出掛けていた当時 クロ狙いで出掛け毎回のごとく大型イグロ-
を満タンにしてた常連客も多くいたし それこそクロ漁といった感じの釣りが
展開されていたもんだった まあ そんな感じもまだ幾らかは残ってるようだが
現在の宇治は圧倒的にデカ狙いの釣り場となったなあ

確かにデカの60オ-バ-はクロの100尾にも匹敵するかも?


でもボクは2ケ月程留守した里で クロの顔を十分拝む事が出来ず
再びクロ狙いで宇治釣行したのは前述の通り



そして 落石瀬横で宇治グロの歓迎を受け大感激!!!!!!! 

足下を群れで行ったり来たり 
誰かが先導してるような風でも無し かと言って全く無秩序バラバラと
言う風でも無し 何かゆったりまったり まるでのんびりム-ド
時々水面近く 時には水面上にまで身を翻し 口を大きくあけ何かを?
パクッと飲み込んでるようでもあるし 皆で仲良く遊んでるようでもある??

瀬際沿いに 時には沖にもユックリと泳ぎを進める
と 深く潜り姿が見えなくなったりもする
消えたかな?と思っていると 又すぐ近くに浮き上がり
やっぱりゆったりまったり


そんな群れがあちこちに 

幾つかの群れはひっついたり 離れたり


いったいボクの目に入ってるクロの数はどれだけ????
何百 何千?????

仲間の幾らかはボクに釣られ姿消したと言うのに
そんな事など全く意にも介さないとばかりに

悠然と行ったり来たり

悠々と生きてる宇治のクロ

あんたたちはやっぱり宇治の主だね



2015  5月7日










デカ狙いもなかなか

1月後半から3月末にかけての2ケ月程は
宇治 竹島に出掛けてのワカナデカ狙いの
釣りが中心になった

さすがに里で釣れ過ぎる
(いやああちこちで結構クロ釣れ盛って
いるようで 釣り誌等チョットめくるだけで
50㎝級クロのオンパレ-ド 勿論これは
これで大変結構な事なんだが)

クロの顔 見あきた!!!!!!

1月の段階でボクが釣り上げたクロの数
確かに今までに経験した事のないような
数字になってる

何か簡単に釣れ過ぎる様で
面白みもそれほど無い感じで
興奮出来なくなってる自分がいたりして
とまあ どこまでも勝手な自分の感情に
呆れたりしつつも
根っからのクロ釣り師であるボクは
やっぱりそれでもクロ釣るんだけども

で 気分転換に竹島に出掛けたんだが
(2回) 竹島 ワカナ○○調!!!!????

早々に竹島に○○○つけ 後は宇治通い
(1泊2日釣行が4回 日帰りが1回)
1泊2日釣行では暗い内の夜釣りが
3回程出来る
昼間も勿論デカ狙いの釣りは出来るのだが
クロの食いの方が活発で
デカが食ってくる確率はガクンと落ちる

で 暗い内のデカ狙いが中心になるのだが
だからと言って 簡単に夜釣りで食ってくる
と言う分でも無し

これが又なかなかに大変なのだ

ボクは5回の釣行で都合7つの釣り場で
朝夜釣りを7回 夜釣りを4回 計11回
やったんだが
   
   当たりがあったのは
   その内の4つの釣り場だけ
しかも朝夜釣りではたった1回の当たりのみ
未明から朝方にかけての
「ゴ‐ルデンタイム」
全く様にならなかった!!!!!

一方夜釣りでは5~6回の当たりは
あったのはあったのだが 少ないねえ
これじゃね デカの当たり拾えず


   で釣果はと言うと 
     朝夜釣りでは40㎝級が1尾のみ
     夜釣りで40㎝真ん中~50㎝前を
     4尾と 50㎝~をやっと1尾 
   
 繰り返しになるが 
ホント当たりが少ないし
デカのそれは殆ど無いと
言ってよいぐらい?? 

残りの3つの釣り場なんて
全然話にもならない感じ


勿論 釣り場にもよるが
宇治と言えども 夜釣りでデカの当たりが
高い確率で期待出来る釣り場は
そんなに○○は○○のが本当の所

確かに○.○ケ所の○○○○釣り場
だけは60㎝級も型見はしている
が そこを○○となかなかに
○○○のも本当の所

一人釣行が多いボクは 例え調子の良い
ベストの釣り場に降りても
撒くマキエの量等の問題で
十分にデカを寄せる事が出来て無い
のかも知れないし
ウキ下等釣り方の不味さが
釣果に繋がらない原因なのかも知れないし
ちなみにボクは割と浅いタナで狙っている
事の方が多かったのだが


と言う事で 念願の60㎝~を
ゲットしたのは まだ明るい内の
ハリス5号仕掛けだった

夜釣りでガツン ガツンと楽して
ゲットしようと目論んでたのに
明るい内に苦労して獲る羽目に
なってしまった


まあ そうそう上手くは行かないのが
クロ釣りの世界


60手にしただけで満足しなくちゃ


2015  4月2日







宇治釣行 21回目でやっとデカ(60㎝~)


思えば初めて宇治に出掛けたのは もう20年前の事か
確か5年に及ぶ竹島生活を終え 鹿児島本土に帰って
来た翌年の事だった 竹島に代わる釣り場を探してみようか
と思いたって 串木野から昴エキスプレスで出掛けたのだった

多少の波気などモノともせず ガツ-ン ガツ-ンと衝撃を
船体に受けながらも かなりのスピ-ドでかっ飛ぶ渡船にも
ビックリしたが それ以上に初めて目にする宇治の島の
佇まいにいたく心を打たれた事を思い出す

以来折を見ては釣行して来た
渡船は川内港の恵比寿丸が多かった
赤崎瀬での数釣りとか 双子での相棒K氏の本流での57㎝とか
恵比寿丸での思い出も多い

恵比寿丸で出掛けていた頃
えらいカッコ良い渡船が 目の前を走り回り出したのに気が付いた
車のスポ-ツカ-を彷彿とさせるようなエンジン音
パワ-感溢れるきびきびとした走り
最新鋭のデザインの船体らしく
船首から中央部にかけての安定性を重視したような
フォルムもえらくカッコ良い
それがサザンクロスだった

あの船に乗りたいなと それからは専らサザンクロス

そのサザンクロスでもうかれこれ
宇治に15回 鷹島に5回 津倉にも4回は釣行してる

無論プロ意識の行き届いた船長の支えもあり
サザンでの毎回の釣行 ほぼ満足できるものなのだが
(釣れたリ釣れなかったりの結果とは関係無しに)
それでも仕残した事があるのには気付いていた


そしてそれがやはり心にのしかかる
自分で自分にプレッシャ-を掛け始める
で 楽しい大好きな釣りがそうでも無くなるか??
と言う位に膨らんで来る
(実際にはそうならないと思ってはいるんだが)
と さすがにこれはチトまずい


60~が獲れてないのだ~!!!!!!!!
デカが55㎝までしか獲れてないのだ


マジでこのままではヤバイなと思いつつの
21回目の宇治釣行


舞台は双子なのに
夜釣りはやっぱりダメ
昼間はクロだらけ
いよいよ袋小路に迷い込んだボクは
もう居直ってクロを釣り続けるしかない


クロをよけて釣れ!!!  今 本流を釣れ!!!!!
サザン船長の天の声?がボクの頭の中に響く
(大袈裟なようだがホントの事)


えいっ 本流に仕掛けを投げ込む


3月14日 午後5時半


60~が獲れてない!!!!!!!!
デカが55㎝までしか獲れてない

を 過去形に出来たのだ



60~にしてはチビだが
それでも 嬉しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


心の重しもす~っと消えた
これが一番嬉しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



2015  3月15日










ワカナ(尾長)狙いの朝夜釣り 不調!!!!!

宇治で 竹島で
この期懲りずに朝方(明け方)
デカ狙いで竿出ししてるのだが
これがさっぱり当たらない

宇治では デカの前に 
イヤデカがいないからなのか?
暗い内から クロが先に食い付く

竹島では イスズミしか食ってこない
当たりの全ては彼
ワカナの匂い全くしない!!!!!


朝夜釣りに限らず
まあ 確かにデカ薄くなったなあ!!!!!?????

ここ数年そう感ずる事が多かったのだが
今シ-ズンも ここまでそれを強く感じたりして

この50㎝チョイ足らずは夜マヅメ釣りで

デカが当たるのは 
まるで宝くじに当たるようなもの??????
「宝くじ」の世界か


当たるかも!!!!! の夢膨らませ
いそいそと竿出しするまでが 
花だな

落選の現実を突きつけられ
それにめげるよりも
そこまでの過程を楽しめる
釣り人になりたいものだが
なかなかだな


たかが魚相手に
これだけ執念? 燃やして
落選覚悟でくじ札買い続けるのは


好きだから????


まあ
その内 きっと当たるだろう!!!!!?????


2015  2月16日
 







’15シ-ズン 早くも寒グロ絶好調!!!!!!

里の沖磯 早くも年末から寒グロ絶好調!!!!!
ボクの釣果でさえも 年末から明けてここまで
4回の釣行で 100尾を越える!!!!! 

こんな事は寒グロが好調だった’10シ-ズン以来だな
いや 今シ-ズンはそれをも超える好調さと言える
黒神は無論だが 特に沖の島スベリ周辺が凄い!!!!!
45㎝級も含め相当な数が付いている
スベリ周辺は これまで尾長 ワカナのデカ一発狙いの
釣り場だったんだが 今期クロの数釣り場と化している

で 面白い事に? 12月中旬には 40㎝級尾長も入れ食い
したんだが どうした事か 年末からはここまでパタッと
食いが止まってしまっている!!!??? 

姿を消してしまったのか? 離れたのか?
でも 相棒K名人は
正月10日過ぎ 51㎝お年玉尾長をモノにしてるし 
全くいなくなった分けでもなさそう???

シケの多い今期 さてこの後の
釣況は????



里のデカ ここまで60㎝は1尾

蝶栄丸HPより  
釣り場は多分スベリ南 
この日スベリ水道のボクは50㎝尾長をバラシ!!!
!




2015  1月18日
 







今期の里 今の所デカ多いなあ!!!!!!!
ここまで40尾のクロ(600g~)をゲットしたが
8尾は43㎝~の型 40㎝も含めると10尾
これは釣り上げたクロの1/4にもなる
しかもその内の4尾は50前の型ときてる



釣果の1/5程度が40㎝~と言うのが
里の平均(ボクのデ-タで)だったが
これが今期はここまで1/4なのだ!!!!
しかも釣果の1割 4尾は50前の型
と言うんだからどう言う事!!!!!


こんな事は今までに経験はないのだ!!!!!
確かにこれまでも この期50や50前をゲットはしてる
が しかしそれは単発的で
 こんなに数が出る事は無かった


どうしたんだろ 今期は????
まあいつもの事だが 大自然の為す事は奥が深くて
さっぱり分からない


ボクの腕 確かにデカ狙いがテ-マなんだが
そんなにウマくなった分けでも無いのに
 簡単に釣れてる様で???
余計ワケ分かんない!!!!


まあ ついてると言う事にしておこう
長い間やってるとこう言う事も有る????


このデカ 旨いの!!!! 嬉しい誤算
今も刺身で一杯やってんだけど
たまんないなあ なかなかに旨い!!!!
デカはこれまでマズいのが多かったのに
これで脂がのったら と期待が膨らむが
さ~て どんなもんか?????

ボクのここまでのクロ釣り経験では
釣り人の期待程あっけない物は無いからねえ
大きく膨らませてもすぐ弾ける!!!

多分今度も????


2014   12月9日








クロ釣り競技(いわゆるト-ナメント)には
出たいと思った事も無いし
出た事も無い
そんなに興味がある分けでも無い

これまでたった一度だけ大会に申し込んだ事があったっけ
確かG杯グレ大分米水津での予選会だったと思うが
鹿児島から釣り仲間が参加する事となり
相棒K氏とボクにも 貸し切りのマイクロバスを満たす為?
参加しての声が掛った事があったのだ
しかし 参加直前K氏にのっぴきならない事情が生じ 
ボク達2人は結局キャンセルした事があった

そんな程度なのだが

釣り雑誌等に目を通すと
否応なしにト-ナメント関連の記事が目に入る

それにボクの本HP「里のクロ釣り」でも
釣り人の注目を少しでも惹きつけようと?
冒頭に「ダイワグレマスタ-ズ 決勝の舞台」
と派手に謳っている手前
里で行われる大会ともなれば
どうしても気になってしまう

又 大会日程とボクの予定釣行日が重なり
渡船が両方(藤丸 蝶栄丸)共使えないと言う事も
あったりして 気にせざるを得ない面もある 
それに 常日頃里の各釣り場で竿出してる身としては
釣りメディア等で良く名前を目にする選手達
名人と呼ばれる人も多いのだが
そんな現在のクロ釣りシ-ンを代表する精鋭達が
果たして どんな釣りを里で展開するのか!!!!!??????
と言う事は 実は大きな関心事でもあるのだ!!!!!!

で ここから本題
直近のダイワグレマス-タ-ズ決勝大会
(第21回 2013年度)
が去る10月27日 28日の両日 里の磯で開催されたのだ
5月に予定されていたものが 2度に渡って延期され 
寄りも寄って まだまだクロの少ないこの時期になろうとは
各地からはるばる参集された選手の皆さんに
何か申し分けない様な
気の毒な様な!!???


ダイワHP 大会結果から

それに 何と
決勝大会のファィナルの舞台が
クロ釣り日本一を決める晴れの舞台が
近島の「イキツケ」だったではないか!!!!!!!
ビックリ!!!!!

近島 イキツケ 広い瀬でスペ-ス的には問題はないのだが??

なんせボクはその一週間程前
イキツケで竿出ししてたのだから
(参照’15シ-ズン釣行記録 10月19日 
ボクの釣果は×3 400 450 550g 計1400g)


クロの寄りが厳しいこの期の 
しかも一筋縄ではコナせそうにない?
このイキツケという釣り場での
優勝決定戦
駒を進めた2人の選手は
さてどんな釣りを展開したのか?

ダイワHP 大会結果から

全国大会のファイナルに進出出来る程の
最高レベルの技量を持った2選手の
イキツケでの実戦的な釣り如何に???
 
と 実に興味は尽きないのだが
唯一点 ボクに言えるのは まだ遠い? クロを
「どう寄せられるか!!!!」が
最大のポイントだったろうと言う事だ!!!???


この期 クロはまだ深場に居る?
或は回遊に移る前で クロはまだ遠くに居る筈?
こんな彼らを 高い確率で自分の立ってる
釣り場近くに寄せて来る事の出来る
マキエの技術と言ったものは
残念ながら未だ確立してるとは言えない

たとえ釣り竿の道糸が及ぶ範囲内に
クロが居るとしても何らかの事情で
口を使いたがらない彼らを無理にでもエサに
食いつかせる技術 しかもある程度高い確率で
と言ったものも未だ確立してるとは言い難い
と思う

見方を変えて言えば
現在のボクらの釣りは
クロが居たら 釣り上げられる 釣り上げられないで
もしくはその数で ウマいヘタは決まっても 
クロが居なければ釣り上げる事など出来ない
勿論ウマいもヘタも決められないと言うある意味
とても単純な法則内での釣りに留まっている?????


ボクにとっては大きなジレンマ????
ブチ当たっているとてつもない壁??

自然界の法則がきっちりと支配する領域に
ボクら如き釣り人の人智がどこまで入り込めるのか
居ないクロを 居るように仕向ける事が
果たして可能なのか??
大自然相手に

そんな大それた事絶対無理だって事は
よ~く分かっているつもりだが
だがしかし 出来る事ならこのボ-ダ-ラインを
向こう側に一歩でも突き抜けてみたい
せめてヒントぐらいは掴んでみたい
ヒントのヒントでもいいから
誰か教えて
と 人頼み???


ここまで話が及ぶと 当然の帰結として
2人の精鋭による決勝戦の帰趨は
結局の所 イキツケ近くに居るクロ??
をどう2人で分け合うのかと言う事に
尽きるのでは???


その意味で2人の釣果が
ボクとしては気になる所
で 調べてみると
2人で計3尾 1768g
と言う数字が

う~ん
何と言っていいのか
クセのある釣り場?での
しかもこの時期での釣り


いや~ 
イキツケ イヤ里の磯全体について
自分のクロ釣りについて
現代クロ釣りについて
いろいろ複雑な思いを巡らす契機となった様な

まあ 老化進行中の身にとっては
いい刺激をもらえて
大変有難いと言う所か


例によって話が支離滅裂になる前に


ボクの磯 里で
竿振ってくれた選手の皆さん
ホントに御苦労さん!!!!!!
たとえ厳しかった??としても
これで里を嫌いにならないでね

2014  11月1日(土)  






いよいよ10月
そろそろシ-ズンインだなあ!!!!!!

今年の夏 おかしかった
全然暑く無かった 
35℃~の猛暑日 確か鹿児島は1回のみ???
去年の8月なんて連日猛暑日が続いたと言うのに

今年は雨の日も多かった


う~ん 
去年の夏とはエライ変わり様 尋常じゃ無い!!!!!
まあ 確かにおかしく成りつつあるなあ
天候一つとっても

 ボクにとっては
 で クロの出足はどうなるの?????
と言う事だけが最大関心事
海水温去年程高くは無い筈だから
クロの顔見せ 早まるのか????
いやいや そんなに旨く一筋縄では行かんのでは
とか思案にくれる

この3ケ月間
暇を持て余し無為の時をやり過ごして来たが
そろそろ スタ-トキ-を捻ろうか!!!!!

2014  神無月に入って 







今シ-ズンもやはり梅雨グロ好調!!!!!!

今年も3月,4月の春グロから
5月,6月の梅雨グロのハシリ 本番まで
 里は絶好調!!!!

黒神はパッとしないが 沖の島キッサキを始めとして
双子ゲンボウ 馬の瀬付近  それに筒島の馬乗り
ヤツゼ付近を中心にして
 ボクの釣果はおしなべて2桁
 時には軽く20尾を超えたりする


瀬の周り 浮きグロの乱舞も良く見られ
ホントに里はクロの数が多いなあ!!!!!
 と半ば呆れ顔で見入る事も多かった


一際蒼色も鮮やかな 夥しい数のクロが
 当たり一面 海表層に群れ 流れにその身を翻す
一体どれくらいいるのか???
目に入るだけでも
何百??

時には低層に移ったり 見えなくなったり再び現れたり
ホントに気ままな 気紛れな浮きグロ達


なかなかマキエには付かないのだが
沖に待ちうけ表面を流れて来たパン粉に
パクッ パクッと食い付いたりする


まあ この中の幾らかのクロが
結局はボクの竿を引き絞ってくれているのだろう!!!!????


で 話しはついでに釣果に及ぶのだが
 ボクが今シ-ズン釣り上げたクロ(600g~)の
総数が300を超えた

まあ 単純に釣行回数も増えていると言う事もあるのだが
ここにきての梅雨グロの荒食いは大きい!!!!
数がグッと伸びた!!!!!


あっ 数をただ単に伸ばす為に  数字の為にのみ
クロを殺生しているのでは無いのか???
 ボクの釣りも今や数字の為の釣りに
成り下がっているのか????????


いや そうではないだろう!!!!!!


じゃ 何を求めて
可愛らしい梅雨グロをせっせとハリに掛けた挙句
何のためらいも無くその鰓に刃を当てる????
何故クロの血で服を染める????



と 話が訳の分からない所まで及んで来たので
支離滅裂にならない前に


ここは単純に そして率直に
里の梅雨グロの数の多さに
その恵みの豊かさに



ただただ感謝するのみ!!!!!!!!!



2014  6月24日









やった やった!!!!!  


竹竿で クロゲット!!!!!

舞台は 里 小オサ 

まずは いつもの仕掛けで3尾ゲット
クロ確実に目の前の流れの中にいる
グッドタイミング
ここは絶対竹竿の出番!!!!

狭い磯上で苦労しつつ竿を継ぐ 
古いリ-ルをかっきり固定し? 道糸通し
期待に胸震わせ第一投!!!!!!!!

沖に流される仕掛け 糸をもどかしく
送っていると いきなりの当たり!!!
竿を手前に起こし様子を窺う
結構な締め込み かなりの型だ
竿を握る右手に力を込め タメる
カ-ボンロッドに比べ竿の曲がりは少ない
かなりの剛竿 固い調子
磯竿3~4号 いやそれ以上か??

糸を巻く
竿のしなやかさが少ない分
魚の引きをモロにハンドルの左手にも
受ける感じ 続けて巻くが
魚は左右に割りと自由に走る
それでも浮いてきた

えっ キラキラ白いぞ!!!???
我が竹竿の記念すべき最初の獲物は
キロ級のイスズミだった!!!!

構わず次振り込む
ドボンと言う感じで仕掛けが入る
いくらか流れ 再びの当たり!!!
寄せる ハリスは1.75号だったのを思い出し
丁寧にリ-ルを巻く
竹竿を通しても 気持ち良い締め込みが
はっきりと伝わってくる
今度こそは?

念願のクロだった!!!!!!
40㎝チョイ前の型 
その後続けて2尾

やったやった これで十分!!!!!!
3尾も釣り上げる事が出来た

願いが叶う!!!!

竹竿でも立派にクロ釣り上げられる
釣り上げられるのは釣り上げられるんだが
やっぱりちょっと不便だね
重いし 固いし それにカ-ボンロッドと
比べてだが しなやかさが決定的に
足りないなあ
魚の引きをモロに体で受ける感じ

まあ カ‐ボンロッドと較べてもね
しょうが無いか

それよりも 
昔 大名竹ののべ竿で クロじゃんじゃん
釣ってたと聞いた 竹島の先達たちの
一方ならぬ苦労が実感できたような


機会があれば 再び磯に持ち出す??
イヤ それは無いか 
 
ボクのクロ釣り歴の中でも
一際印象深い竹竿での今日の釣り

飾っておこう
そして時々は磨くこととしよう
今日の竹竿の曲がりと言うものを
しっかり思い出しながら


      
      
2014  5月2日

                  ※’14シ-ズン釣行記録後半に戻る







和竿入手!!!!!!!!


先日 私事で横須賀まで出かけたんだが 
その折りふと目にした某釣り具屋さん

店先に何と和竿がディスプレイしてあるではないか

小物釣り(ハゼ キス)用の竿が多かったのだが 石鯛竿も一振り

誘われるように店内に でクロ(メジナ)に使える竿はないか物色

と 磯釣り用のクロに使えそうな竿が一振りだがあったではないか!!!!!!!!

一も二も無く購入し 鹿児島まで持ち帰ったのが写真の和竿(竹竿)


竿尻に「竿寿」の銘有り 
何でも製作者は静岡の竿師で 店主氏の師匠だった由



5本の並継ぎで 現在のカ-ボンロッドと比べたら

どうしようも無くゴツくて重いのは仕方ないか

しかし継いで振ってみると これがなかなかに具合良さそう

クロの40㎝までなら 何とか行けそうな調子???

 

これも相当に時代物のダイワのスピニングとぴったり

まあ この竿とリ-ルで クロを一匹釣り上げれば

満足 満足!!!!!!!!!! 

わざわざ手に入れた甲斐があると言うもんだ


まあ 後は飾っておくつもりなんだが

さ~て どうか!!!!!?????


思えば昔 川内川水系(薩摩川内市)で 子供時代を過ごしたボクは
川や池 水路(灌漑用)での魚釣り いや魚取り 獲りか? はそれこそ
生活の一部で 手に入れた様々な獲物は貴重な食料(タンパク源)だった  

川でのハイゴロ(ハヤ) フナ 鯉 アユ 手長エビ 池や水路 小さな溝
等でのウナギ ナマズ タイワンドジョウ(雷魚) 田んぼのドジョウまで
ドロ臭い多様な水棲動物達がボクらの遊び相手でもあった

で 巨大な雷魚(軽くメ‐トル超え)を蛙を餌に狙う時の竿は竹棹だった 
青竹に近いような ブッとい竹棹にセメント糸を結びつけ 針金製のハリ
に蛙をくぎ刺しし 溜池のど真ん中に投げ入れる と突然底の方から
グウォ-と雷魚が浮かび上がり 一気に蛙を一飲み!!!!!! 
来た~と後は友達と2人竹棹左右から抱え込み格闘 
獲れない事が多かったのだが


でも 断トツの獲物はチンだった  
チンはまるで別格 鯉などよりずっと上 
チヌ(クロダイ)を川内地方ではチンと訛るのだが
河口より相当な上流域(川内市街地に架かる太平橋より上流側)まで姿を見せていたのだ 
で これを狙って釣り上げるのは至難の業だった
でも 釣り上げた大人は本当にヒ-ロ-扱い
魚と釣り上げた人をわざわざ見に行ったりしてたもんね
釣り道具などまだ十分に市販されて無い頃の事 
竿は当然竹での手作りだった
自作の投げ竿


中学生のボクもどうしてもチンを釣りたくなり自作に挑戦 
山から適材(真竹か)を切り出し
乾燥させたり 火で炙ったりして脂油分を抜いた後 並継ぎに仕上げ
たいこリ-ル?と呼んでいた初歩的なリ‐ル それにガイド等を糸で巻き付け完成
で 川内川に投げ込みチンを狙ったんだが 
無理だった 子供の腕では絶対釣れなかった 
 代わりにウナギは良く釣っていて それでも十分に嬉しかった事を憶えている
たいこリ-ルは投げ込み時のサミングの具合も
やり取りしながら 指で回転させ糸を巻くのもかなり難しかった



久し振りに目にする和竿の乾いた茶色の竹肌を懐かしく眺めていると
過ぎ去った遠い昔の出来事が今更の様に思い出される


そう言えば当時 素材の竹材も鹿児島から大量に出荷されており
関連の業者 店屋さんも多く 
山での竹伐採や運び等の仕事を手伝わされる子供もたくさんいたなあ



竹竿に対する思い入れは深いのだ  



 

2014    4月14日







マキエにまるで無関心!!!!!

3月28日 沖の島 キッサキのクロ

下げがガンガンと右へ流れ始めると


左手の根の横 速い下げ流れの底にワタリグロの群れ現る!!!!!

群れの上にマキエ遠投するも マキエは上層をサ-と流れ去り
クロの層には全く届かない 
クロたちはマキエに気付かないのか それとも興味は無いのか
全く関心を示さない!!!!
青白い腹を見せながら その場で身を翻しているだけ

何とかマキエをクロの層に届けたいのだが
これがなかなかに難しい!!!!

マキエをもっと左手の潮上に打てば良さそうだが
物理的に無理だし
マキエの中身を重たくしようにも物は持ち合わせて無いし

で 根の手前にマキエ打ち 引き込まれ潮で沖底のクロに
届けようと試みるも 幾らかマキエ沈んでも 思い通りには
沖に届かない

 
クロ達はホントに無関心 マキエに寄ってこない!!!!!
何してんの????
身を捩りエサを捕食してるようでもあり????
仲間と遊んでいるようでもあり????



マキエでコントロ-ル出来ない!!!!!

お手上げ!!!!!




居直ったボクは 愛想の無い見えグロは相手しない事にし
流れにマキエ打ち 構わず流す

食うクロもいるだろう!!!!!??????


ず~っと流したはるか沖合 糸引きの当たり!!!!
食い気のあるクロがいた~!!!!!!!

             


3月クロ好調の里

今シ-ズンも例年同様
3月の春グロは難しいだろう
あんまり釣れないだろう
と予想していたが
これが外れた!!!!!!
 

腹ボテのクロが結構な数釣れ上がり
沖磯あたりは中型尾長も幾らか型見したし
全体的になかなかの釣果
嬉しい誤算!!!!!
3月にこれだけ釣れたのは初めてだなあ


昨シ-ズンは4月から急に釣れ出し
これが梅雨グロまでずっと続いたのだが
今年は4月が3月に早まったのか????

それとも乗っ込みが逆に遅れたのか????


まあ 何はともあれ
例によって大自然の気まぐれだろうが??

良く釣れるのは嬉しい事だし



2014  3月28日






マキエに近づけたい!!!!!!


ツケエをどうしても食わない 飲み込まない!!!!!
ハリス1.5号 針も4号に落とすのに
コチョコチョとエサだけかすめ取る
間違い無くスレたクロの仕業


食わんか!!!!  飲ん込め!!!!
と つい大声が出る


ええい  ウキを外してしまえ!!!!
と 本気で考える


が ウキ 糸 ハリが無ければ釣りにならないので
まずはウキを出来るだけ「無い」ようにする

と言う事で ここはやはりチビウキの出番か!!!!

キザクラD-Flatz53 P-0  釣研全遊動テクニカル 0  キザクラ瀬際0  松五郎0 
釣研のグレニカルも このウキが一番小粒かも??



ハリス1.5号も見切られるんだけど 1.25号まで落とす????
ボクの腕じゃ軽くブチ切られそう
ハリも3号か???? 結び難そう

まあ そこまでしなくとも
ガン玉の代わり 潮受ウキゴムを2個使って
マキエの流れに近づける??


で 何とかスレグロ騙して食い付かせる!!!!!



そのうち 
ホントにウキを外さざるを得ないかもね!!!!!????

まさか???? 





                              2014  3月4日





クロは美味しい魚だが???????

今シ-ズン(’14  2月現在) 里ではワタリ(深場からの上礁グロ)
が少ないように思う 黒神等の沖磯はそこまでは無いようだが 
地方寄りの釣り場では ワタリの顔を拝めるのはそうは多くは無い 
寄りつきが悪いのだ

で その代わりに地グロが数釣れると言う情況でも無い
忘れた頃ポツ~と当たってくるだけの時が多いのだ


まあ ワタリが少なくて釣果が伸びないのも問題だが
一番の問題は せっかくの地グロ(40数㎝級 見た目も何かゴツイ
荒い感じ) 食べてみるとこれがマズイと言う事なのだ



どう言うワケか 焼いたり煮付けたりすると身や皮が
プリプリと固くなり まるで噛みにくいし 味もクロ本来の旨味   
に欠ける まるでゴムまりを食べているみたいなのだ

味噌汁で炊いたクロの皮なんて それこそ「これぞクロの味の至上」
と言ってもいいぐらいの 絶品の舌ざわりと食感で 口の中でとろけて
しまうぐらいなのだが それも全然無い


どうしてなの
これまでも50㎝級クロの中には 確かにマズイ個体もあったのはあった
 老成の所為????
だが 40㎝級でこんな事は初めてだなあ
まあ クロ(自然)の側に何か深い事情 都合でもが有るのだろうが



おすそ分けする時 気を使う!!!!!!!
これまでは人様にはなるだけ大き目の奴を選んで進呈して来たが
これからはそうは行かないなあ 
気が引けるけど 小さ目の奴を選ばないとね



 
2014  2月13日


 
    







LBリ-ル  いいなあ!!!!!!!


おっかなビックリで乗り換えたLB
なかなかGOODと言う感じ
やっぱ造りがしっかりしている
きっちり造り込まれた精巧な工業製品だが
それだけではない 
見た目美しいと感じさせる造形的な格好良さもあり
好きだなあ

ブレ-キレバ-のゴ-ルドがひと際目を引く
全体的にシックなシルバ-系の色合いの中
きりっと全体を引き締める
最高!!!!


ボクはヘタだがギタ-も演奏するものだから
このト-ナメントISO2500H-LBDを手にすると
ボクが持っているフェンダ-ギタ-の高級品を
弾く時と同じような感じを受ける

USA フェンダ-カスタムショップ エリッククラブトンモデル
M-ケンドリック製作

魚を効率良く獲る為の 綺麗な音を出す為の
二つともちょっとした高レベルの道具なのだが
手にしていじり出すと それだけで快感
本来の目的を離れても楽しめる
良く出来た道具はこうでなくっちゃ

渋いゴ-ルド色に輝くレバ-ブレ-キを
ぎこちなくON OFFしたり
その滑らかなハンドルの巻き具合に感じ入りつつ
ああでもないこうでもないと無我夢中で操作しながら
クロと遊べる自分がいる
クロのデカが獲れようが獲れまいが
最早この上無い快感だなこりゃ


こんな事ならもっと早く手にするべきだった
まあ ヘンなこだわりに囚われる癖が有るのが
ボクの欠点なんだけど


ただ一つ気に入らない所が
レバ-が少し前に突き出し過ぎじゃない????
仕掛け投入時オ-プンベ-ルにすると
道糸を指で引っかけ止め難い
レバ-が邪魔 邪魔

これだけ


まあ 慣れの問題かもね
それにしても 釣りから帰ったら
LBと一緒にシャワ-浴びてます


           
2014  1月14日





リ-ルが・・・・・・

4~5年使ってきた愛用のリ-ル イグジスト2500の調子が悪くなった
クロを3桁  4桁までは行ってないか?  釣り上げて来たので
ある程度消耗して来ていたのは間違い無いのだが 
ここに来て スマとのヤリトリでネを上げてしまった!!!!!
結構な魚体の彼が縦横無尽に左右に突っ走るのを
竿でタメるとは言え 2500番程度のリ-ルで巻きあげるのは
かなり負荷がかかるのだろう

内部の金属部分では無い所 硬質なゴム??  樹脂??
で出来た部分が破損し 回転が不良となってしまった
回る事は回るんだが クロを掛けてからのヤリトリに
不安が残るのでは使えない 

予備のエアリティを引っ張り出したが こっちまでスマに
やられてしまった 巻く時に少し異音が出るし どうも
スム-ズに巻けない  まあエアリティにしてもこれまで
何百とクロを獲ってくれているので 文句は言えないのだが

で 部品取り用のルビアスを出して使う羽目に
しかし どうもしっくりこない

ええい ここは思い切って新品リ-ル購入だあ!!!!!!!
と決心したのはいいんだけど 一つ問題が!!!!!

思い切ってLBリ-ルにするかどうかで悩む!!!!!!
無論お金の問題が一番なんだがこれは置いといても

やっぱメ-カ-の熱意と言うか 入れ込み様は
LBに対してが一番の様に思える 
普通のスピニングもオフショアゲ-ム用のソルティガ系等
はそれなりに充実している様だが 磯釣り用はちょっと
手を抜いてるのではないか?? と思えたりして

で それなりに手を掛け造られたLBの方が使い勝手
それにこれが一番重要な点だが きしっとした使用感
耐久性等も優れているのではないか???? 
と思い始めたのだ

でも これまで普通のスピニングでテクを磨いてきたのに
今更LBに乗り換えうまく行くのか????

と 色々考え悩みは深い!!!!! 


散々思い巡らし 出した結論は
これ!!!!!!!!!!!  

う~ん 
手に取った感じとしては案ずるよりは産むが易しかも 

さ~て 実戦では??????
 


         2014  元旦





スジアラ 何時まで釣れ続くの??????

蝶栄丸HPより

里でスジアラの好釣果が止まらない!!!!!
蝶栄丸 藤丸出船の度 決まってデカスジアラが
時にはこんなに!!!!! と 驚くやらビックリするぐらい
仕留められていて 開いた口が塞がらない
自分(クロ狙い)のク-ラ-のどうしようも無い軽さ故に
羨ましさも余計募ると言うもんだ

 こんな事は今まで無かったように思うんだが?????
 どうなんだろう

 それにしても スジアラどんだけの数が瀬に付いてるの??? 
  あれだけ釣られても やっぱり釣れ続く
 あの大きさに育つまで結構時間もかかると思うんだけど
 同級生が大方釣り上げられたら??

  この後はどうなるの????
 余計な心配????

底物はやらないボクには関係無いか!!!!!!!!!

でも これだけ赤い見事な魚体を拝めさせられては
さすがに浮気心がチョイと頭をもたげて来るような!!!!?????
スジアラそんなに味わった事無いけど 正に絶品だからなあ


スマガツオがエサ取りする!!!!!!



クロの当たりが無いまま 

と チョンチョンとツケエに魚が触る!!!!!
来た!!!  と合わせても空バリ!!!!!
クロ?????   イヤ違うなあ

次 又 ツケエに当たる
今度は糸が走るまで待つ
グ~ンと糸が走り 今度はフッキング!!!!
横に直線的に走るのは青物!!!!  スマガツオ!!!!

まあ おいしい魚なのでいいオミヤゲなんだけど
何か喜べない

エサ取りするべきはクロでしょう!!!!!
その本命がいないから 君の出番なんだろうけど
遠慮しなさいよ ホントに

と つい愚痴りたくなる初冬期の里の
いらいらクロ釣況



2013  12月2日





イヤ-  今年の夏も暑かった!!!!
7~9月の3ケ月間 ほぼ連日30度~
鹿児島なんて最早 亜熱帯か??? と思える程

何とかこの暑さ地獄をやり過ごし
ひたすら秋を待つ!!!

が この分では海水温の低下も遅れそうだな!!!! 
とは思うものの心は既に磯の上
ブル-アイに無性に会いたい!!!!!

いくら何でも里はまだまだ早すぎるだろう
ここは割とクロの動き出しの早い長島海峡かな???
と言う事で約3ケ月振りに出掛ける!!!

何とか彼女の顔も拝めほっと一安心!!!!
海の中はいつもの様子みたい
そんなには変わってはいないみたい!!!!?????
この分なら里も大丈夫だろう!!!!


                                           2013  10月5日




里の梅雨グロ絶好調!!!!!!!

ここ数年パッとしなかったが
今期はどうしたわけか?かなりのクロが釣れ上がる!!!!!
ボクの最近の釣果も大概2桁以上でヘタすると20尾も
他の釣り人もおしなべて好釣り 



今期の寒グロが酷かった反動か??
釣行記録を見てみると4月上旬から盛り上がって
来たのが分かる

例年なら1~2月の寒グロがある程度釣れ盛った後
3~4月の春グロはグッと数が落ちるのだが
今年は3月が良くなかったのは例年通りとしても
4月に入ってからの再乗っこみグロがどうしたわけか
好調だった!!!!!!

好調さはそのまま5月も続き さらに勢いをまして
梅雨グロ期になだれ込んだ感じ

で これまで今期の釣果は悪いと嘆いていたボクだが
ここに来て例年通りの成績 いやそれを上回るかも???
と期待を膨らましている!!!!!

まあ それにしても大自然のやる事は懐が深い
あれやこれやで帳尻は合ってるんだろう?????

一釣り人としては全くもって御釈迦さんの掌の上状態だな
どっちに転ぶのか皆目分からない!!!!!!
どっちかに転んで右往左往するのもみっともないなあ

つまる所 あんまり欲は出すなと言う御釈迦さんの
貴い教えなのかも

これで宇治 津倉のワカナまで好調だった分には
その分だけさらに自分の欲望も膨らんでいた筈だから

ほどほどにしないとな!!!!!
様々な欲望を出来る事ならだんだん捨て去りたい
仙人に近づきたい 霞を食って生きたいと思ってるんなら
実際にクロを目の前の海から抜き上げなくとも
クロを釣った クロと遊んだと満足出来る境地に至ると
言う覚悟の第一歩を せめて心の中でも
踏みださないとなあ

まあ 死ぬまで絶対出来ないけど



と 大それた事まで夢想したくなる
今年の 里の梅雨グロ模様




                                  2013  6月18日






ワカナ 絶不調!!!!!!
今期の宇治 鷹島 津倉瀬



これまで8回釣行(宇治4回 鷹島2回 津倉瀬2回)したが
47㎝と44㎝を1尾ずつゲットしただけ!!!!!!!!!!

47㎝

何せ夜釣り(暗い内)に食って来なかった!!!!!!!!!!
ただの1回も食わせられなかった

釣り場にワカナの気配まるで感じられなかった!!!!!

まあ マキエで寄せ切れなかったのかも知れないし
瀬周辺に魚いなかったのかも知れないし??????????


最近 瀬で釣れない時でも 
沖の船釣りでは まあまあハリ掛りするケ-スがあり 
沖にはワカナいるんだ!!!!と実感する事が多いのだが
魚も危険の多い(釣り人のハリが待ち受けている??)
瀬近くには用心してなかなか近づかない?????
と言う事もあるのだろう!!!!!!


 今期も全然釣れなかったと言うわけでもなく
タイミングとツキ??に恵まれた釣り人だけが
爆釣(2桁)していたケ-スが 数度あった

それこそピンポイント的に条件の良い場所にのみ 
幾らか群れが寄って来たと言う事か?????

結局ボクはこのタイミング ツキにうまく巡り合えなかった
と言うわけだ
自分の腕の未熟さが一番の原因なのは置いといても


暗い内 当たりは無かったものの
明るくなった直後落としたハリスに食ってきて
数度のバラシ!!!!!!!!!

津倉では昼間細ハリスに続けて食ってきたが
悉くバラシ!!!!!

相手はデカのワカナに間違いは無い!!!!!!!!

偉そうに タイミングやツキに恵まれなかったとか 
宝くじだあバクチだあと逃げ口上に走る前に

昼間のこの当たりをせめて1度位は

モノにしないとねえ!!!!!!!!



2013   6月1日







 里の松島で釣ったウマヅラ
ヘリコプタ-!!!!!ってあだ名だよね!!???



釣り上げた 丁度その時
松島上空 ボクの頭上に本物ヘリコプタ-が!!!!!!!!!!
 







別にどうって事でもないんだけど?????
この時2機続けて牛深方面に飛び去った

                   2013  4月9日


今期 ’13シ-ズン(2012 10月~) ボクのクロ釣果は今一つ!!!!

里と宇治でしか竿は出してないのだが
   2つの釣り場でのクロの姿少ないと感じる!!!!!!!!!!
   里に限ればここまで(2013 3月末現在)の釣果は
   110尾(600g~)に過ぎない
     ちなみに昨シ-ズンは185尾 一昨年は175尾
     その前年は195尾
   
   腕はそんなには落ちて無い(向上してないものの)と
   思うので 釣果が落ちている主たる原因は魚影の
   濃さに関係ありそう 
    今期の魚影はこれまでと比べ確実に薄いと感じる
    このことは宇治の釣り場でも同様
   
   釣り誌等で各地の情報を色々集めてみても
   九州一円どこも似たような状況らしい
   昨年に比べ釣果は落ちていて 瀬ムラや日ムラ等
   も大きく釣り辛いのも 里 宇治の場合と同様のよ
   うだ
     
   やはり釣り場に寄るクロの数が少なくなっているのが
   大きな原因だろう
      
      
   どうして今期はクロの寄りが弱いのだろうか???      
   逆の言い方をすれば 
   どうして過去3年の寄りは良かったのだろうか??

      まあ ボクが自身の僅かなデ-タと釣り場での
      勝手な感じ方でもって 多い いや少ないと
      簡単に断じているだけかも知れないが
      
   釣り場に寄るクロの数 いや海の中のクロの生息数
   の増減など これはもう母なる大自然の大きな営み
   の範疇に入るべきのもの
     
      そこにどんなメカニズムが存在するのか
      知る由もないが 我々釣り人の都合など
      全く入る余地が無いのは確か

      1人のクロ釣り士として 釣り場の魚影が
      濃いのをただただ願うのみだが
       まあ これからの状況がぐっと好転するとは
       考えにくいか


         魚影の薄い中でもやはり磯に立ち
         一尾でも多くのクロを持って帰りたい
         と竿を振るだけだ

         
         いやそれよりか
      
      どうやって 会心の一尾を釣り上げるか!!!!!
      だろう?????

      こっちの方が喜びが大きいかもね!!!!!
         
         
      

               2013  3月末日






久し振りの歓喜に浸る!!!!!


実に久し振り  最後の60~を仕留めたのは
’94の事だから18年振り!!??
阿久根でクロ釣り再開してからでも7年振りか
やはり簡単にたどり着ける目標ではないねえ

それだけに体の芯から18年間の凝縮された
喜びがこみ上げる

この日 目の前のスベリ水道に降りた大物師
KG氏からも「おめでとう!!!」の祝福を受ける
氏はデカをハリ外れで惜しくもバラした後だったが
この一言は身に沁みた

有難う!!!!

船内でも港でも釣り仲間たち(里のクロ釣り読者も)
からやっかみ半分?の祝福も受ける
みんな有難う



でも浮かれてはおられない
苦杯を嘗めさせられた宇治の強者が
待ちうけているハズだあ!!!
勝てるかどうかは分からないが
チャレンジしなくてはね!!!!!


これが当面の目標だあ


2012  12月晦日












これで勝負だあ!!!!  
   ニュ-大物竿  ベイシスBG!!!!


シマノの新大物竿BG  フカセ仕様なのが
有難い。


 今までボクが使用して60オ-
バ-を仕留めてきたのは
全て遠投仕様の5号竿だった。ガイドの数が少ないとか,
リ-ルシ-ト部が上に位置しているとかの使用上の問題
も幾らか感じながら使って来た。それにここが一番肝心
な点だが デカい魚と土壇場の引き合いを演じてみて,
最後の最後で どうしても幾らかフニャフニャ感を感じ
たりしていた。
 まあ逃がしたデカは結局はボクの腕が未熟だったと言
う事で 決して遠投竿のせいでは無いのだが。


新竿ベイシスBGでのデカ狙いは 思い切ってファイトできそう!!!!

上物フカセ釣りの限界をぐっと引き上げてくれるんじゃないのかな??

獲れたらいいのだが  デカが!!!!!!!!!



左 20数年前のベイシス磯5号 右  新竿ベイシスBG 4-500TP

新竿はやはり張りも強い。手に持って軽く振ってみるだけで
その違いがはっきり分かる。この20年間の釣り竿の進化と
いうものが良く分かる。無論材料のカ-ボン自体の性能も上がって
いるんだろうし。


 2012  12月23日





今期(’12シ-ズン)もよくバラしたなあ!!!!!


今期は里でのバラシよりか宇治でのバラシが圧倒的に多かった!!!!
宇治のデカは手強かったなあ!!!!!

昼釣りで
せっかく掛けた50㎝級を数枚鮫に横取りされたのは仕方無いにしても

60㎝級との5~6回の堂々勝負でも勝てなかった!!!!!

まあ,堂々勝負時でも頭の中には鮫がおり,早くしないとやられるという意識が若干あり
それがプレッシャ-になった面も否定できないが,見事なまでの完敗!!!!

昼間60㎝~を獲る人もいるのだから,ボクの腕が未熟なのは疑い無い。
デカとのやり取りの最中,ハリスの強度限界を的確に察知し,タイミング良く
糸を出しハリス切れを防ぎつつ,相手の動きに対峙して行くというのは
こりぁ ボクにとって最早永遠のテ‐マだなあ。

そろそろ答えを見つけないと。 時間もないんだから。

やはりリ-ルの問題なのか!!!!
磯ではLBでないと勝てないのか????
船からのカゴ釣りでは普通のスピニングで何の問題も無く釣り上げてるようなのに。

まあ今更おめおめと宗旨替えも何だしね!!!!!
このまま前に突き進むしかないか!!!!!!



夜釣りでも
60㎝級に3度程苦杯を嘗めさせられ,1回は超デカにそれこそ
断崖から突き落とされた!!!!!!

60㎝にはいずれ又到達出来るかも知れないが
超デカは高く屹立していて届きそうにもないか????
いや,この弱気が既にアウトか????

いずれにしろ,細い一本の糸で相手(お魚さん)と繋がってみて,
命掛けの相手と繋がってみて,
こりゃ ボクが負けるかも??? と本気で思ったりしながら
結果やっぱり負けた!!!!!!


ヒトであるボクが負けても当然かも。


2012  6月18日





上物フカセ釣りの限界か?????

道糸12号 ハリス10号で食わせたデカ!!!!
姿は見て無いが絶対ワカナ!!!!!
ハリ掛りした直後の瀬際への突進,そしてそこでは
不利(切れない)と悟り,一転しての沖底への強烈な
締め込みは紛れも無くデカワカナ。

その締め込みも尋常では無く,全身で堪えている
5号竿をさらに引き絞る!!!!!

これまでに経験した事がない圧倒的な締め込み。
体がもって行かれそう!!!!
やむなく糸を出す。と言うか引っ張りだされる。
出したらマズイと頭の片隅で考えているんだが
止められない。

必死で糸の出を止めたら ハリス切れ!!!!!!!!!

10号を簡単にブチ切った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こんな奴がいるの?????

60台は8号でも止められるもんね!!!!
70越えの超デカ!!!!!!!
多分6㎏~

今まで大概な修羅場は踏み,乗り越えてきたと
言う自負心も,クロ釣り師としてのプライドも
散々打ち砕いてくれたこの一撃!!!!!

しばし呆然として竿先を見つめていた。
しばらくは竿を振れなかった!!!

4月24日  午前5時過ぎ 宇治群島鮫島のカベ。


う~ん こいつを獲るには石鯛竿と両軸リ-ル 
それに16号~の糸がいるかもと本気で思う!!!!
上物フカセ釣りの限界を超える奴!!!!!

            
2012  5月23日 記

元のペ-ジへ





デカが欲しいよ!!!



久し振りにデカ(60㎝~)が欲しくなり,今シ-ズン後半は宇治に出掛けてのデカ狙いが
メインになっている。
 思えば最後のデカをゲットしたのは1994年の事だから昔話しの世界の出来事か。
最近急に,ボクの原点の釣りの一つでもあるワカナの夜釣りが妙にやりたくなったのだ!!!!!
これまでもクロの数釣りはしていても,心の片隅では必ずワカナを意識していて,そのうち
デカも獲れるだろうぐらいに考えてたが,なかなかそうは問屋が卸さないね。
 里でデカを取るには,クロ捨ててデカ狙いに特化しないとなかなか。そうやっても獲れる
確率はホント低いのが現実だ!!!!

で,宇治へ。
 これまでもデカ狙いで宇治へは10回程出掛けてはいたんだが,黒瀬や赤崎瀬などでの
クロ釣りが多く,デカ獲れて無かった。相棒のK氏は双子の昼釣りで57㎝を獲った事はあった。
がそれだけ。夜釣りでワカナを獲ったのは僅かに1~2回か。それも50㎝前の型。
宇治も,タイミング良く好期に,ガランや,双子,雀か鮫に乗らないと,やはりデカに会う確率は高くは
無いのだ。

 ここ,最近の釣行でようやく鮫のかべに降りられデカに近づけた!!!!!!
 で,やっと「おっ,これは60㎝~!!!!!」と思われる当たりにも遭遇できたのに,

やっぱりバラシ!!!!!!! 獲れないのだ!!!!!!

ハリス8号でもハリ根に持ちこまれ切られたのが2度。
ハリス10号で真っ向の力勝負で浮かせたのに,タモ入れ寸前ハリ外れ!!!!!!

18年振りの春はそう易々とは巡って来ないのだ。

獲れたのは50㎝真ん中。(上写真)

                        ’12  4月5日 記





ワカナ(尾長グロ)の歯は本当に鋭いの?????

 
釣り誌等の記事の中,良く眼にしたり,あるいは釣り人通しの話の中でも良く聞いたりするのに
 
「ワカナにハリ飲まれるな!!!!!  飲まれたら鋭い歯で切られる。」と言うのがある。
 それに加え「鋭いえらぶたても切られるから,引き合いする時は竿の角度にも気をつける- - -云々。」と言う
 のまである。 
 ホントかな???????  とずっと思って来た。
  
   
実はワカナ(デカワカナ60㎝級も入れて)を釣り上げた時,歯が鋭いなあ
  と思ったことは一度も無いのだ。50㎝位までの個体の歯は,クロとそんなに
  変わりは無い。

   ザラザラとしたヤスリ状の歯を持っていて,前部がちょっと尖っている感じか???  で,ボクは飲ませて
   釣りする事が多いのだが,歯で切られた!!!と感じることは殆ど無い。釣り上げて口元を見てみると,ハリスは
   ヤスリ状の歯と歯の間にきれいに挟まっている時が多く,ダメ-ジを受けている事は無い。
    勿論ハリスを切られてのバラシもあるのだが,チモト部も入れ,その原因は根に走られ擦れた
    事で切れたのが多いように思われる。あとハリス部に小さなキズ等の強度上のトラブルが
    有り,それが原因の場合もある。

    
デカワカナの場合はこれとは幾らか事情は違ってくるが,それでも歯が鋭い
    とは思わない。歯で切られた思ったことは無い。そもそもデカワカナのツケエへの当たり(食い方)は下
    からの浮きあがり食いが多く,動きの無いいわゆる居食い等は少ない。で,食って下に逃げる際
    には大概唇周辺にハリ掛りしている。飲み込まれる事はそんなに無いのだ。で,異常を感
    じたら急激に泳ぐスピ-ドを上げ,その加速度のついた重さで細ハリスを切る。
大体2.5号
    までのハリスは,食って下に動き出したほんの一瞬のうちに切られる。中には糸のついた
    ツケエと知って,わざと食ってくるのかなと思うのもいる。ハリに掛ったってすぐ切る事が出
    来るのを知っているみたい。
     で,そんなデカの走りに対し,ハリスが強度的に限界点を超え切れるんだが,すかさず糸を
    出し切れるのを防いでどう対処して行くかはボクの大きな課題。
     
6号~8号の太ハリスは強度的には十分で切られる事はまず無い。
   
たとえ飲み込まれていても,ハリスはきれいに歯の間に有り,切られる事は無い。ただ,ぐずぐず
    したやり取りだと,歯の間のハリスがデカが頭を振る事で,歯に擦られる事がある。実はワカナの
    ワカナたる所以はその圧倒的な凄味のある泳力以上に,土壇場での頭を振っての最後の抵抗が執拗
    な事なのだ。時にはこれでハリスを
捻じ切る。鋭い歯で切るのでは無く,あくまで捻じ切るの
    だ。これを防ぐためにサルカンを使っていたのだ。


 
    




バラシについて

今期(’11シ-ズン)のバラシについて
 

  今期はクロ(600g~)を256尾掛け獲ったが,約30回程はバラした!!!!!
  例年はもっとバラしているので,今期のこの数は少ない方だ。竿さばき
  等の技量が急に上達した訳でもないので,バラシ回数が少なかったのは,
  クロにしろ,ワカナにしろデカの当たりが少なかったと言う事か??
   当たりが少なかったと言う事は,釣り場周辺にデカの絶対数も少なかったと言う事だろう。
  確かに今期は型が伸びなかったなあ!!!!!  獲った42㎝~の数も例年に比べ少なかった。
   48㎝が最高で50㎝オ-バ-ならなかったのも残念!!!。ワカナに至っては40㎝級が数える程。
   ホントに貧果だった。デカ,少なかったと言える。
   
  と言う事で,例年よりバラシは少なかったものの,それでも約30回はバラして
  いるのだ。

    
デカワカナらしき当たりのバラシは2~3回程。
       走り食いして瞬間的にハリスを切る。
       いくらかやり取りしても,その直後暴力的,爆発的に更に締め込む。


     
■ワカナ50㎝級??のバラシを10回程。
        底根や足元のハリ根に持ち込みハリスを切る。
       やり取り中のハリ外れも数回。

      
クロのバラシを16~17回程。
      
根に触れてのハリス切れが10回程。
        ハリ外れも6~7回程。

●ハリ外れ   いずれも5号バリ使用時に。
        今期は一発グレの使用が多かった。食い込み易い5号バリは小さ過ぎるのか

        良く外れた。

●寄せてから足元のハリ根で切られないように用心しているのだが,

  
黒神3番,3番半,2番半はいずれも釣り座足元に底根,ハリ根がキツく
  入っていて,そこに持ち込まれる事が多いのだ。
   特に
3番はどの釣り座でも,足下にテラス状のハリ根が多く,掛けたデカは
  そこ目がけて一目散に突っ込む。根をクリヤ-して獲り込むのは至難のワザ。
  
3番半北も東側は大きな底根が入っていて,やはりそこに走り込む。2番半
  寄せてからが問題だ。足元左右のどちらかのハリ根に必ず走られる。一方をうまく
  かわしても,今度は逆のハリ根に走って切られるといった具合。
   まあ,
この3カ所いずれも難易度は高いのだが,強いて言えば2番半
  が少しは獲り易いか?

  
   これらに比べたら
黒神1番,2番
は根が少なく割とデカ獲り易いかも!!!!??
   デカの当たりは少ないのだが,来たら取り込める確率は高い。


しかし,今期のバラシで一番心に残っているのは
  
デカマダイのバラシだなあ!!!!

4月29日の黒神3番。東側釣り座でK氏と並んで竿出し。
足元のサラシの先に仕掛けを入れると,いい感じで沖に払い出し,沖に有る
シモリ根の付近でウキ沈み込み,良型のクロが食い付く。
 そんな感じでポツポツクロ拾っていた時,ウキがシモリ根を過ぎようとして
 当たり。合わせるとこれまでにない重た~いのが付いている。
 
マダイだ!!! かなりのデカらしくり-ルが巻けない!!!!!! 
 竿を起こし頭を手前に向けようとしても竿起こせない。かなり重たいヤツ!!!! 
  ゆったりと,しかし重々しく左手に走る。ズルッズルッと糸を引き出される。
 
ハリスは1.75号なので無理できない。が何とか止め糸を巻きにかかる。
 すると今度は右に走る。まあ,ワカナのような破壊的なスピ-ドは無い分何とか
 踏ん張れる。しかし,竿持つ右手がさすがに疲れてくる。少しでも力を緩めると
 引きに負け竿ノサレそうになる。何とかそれも凌ぎ,だんだん足元に寄せて
 来る。しかしウキまだかなり下の方。見えない。浮かさないといけないが,奴は
 足元のハリ根の際を又左右に走る。ほんとにしぶとい。ここまで4~5分は経過
 しているのでこっちの両手,肩も疲労感でピ-ク。が
無理は禁物と言い聞かせ
 粘る。そしてとうとう奴が足下のハリ根の際で体を翻した。デカい‼!!! 「80㎝ある!!!!」
 とK氏。既に手にタモを持ち固唾をのんで見守っている。
  ボクも獲れたと思い,タモ入れの場所は???と一瞬気を緩めた。とその隙を逃さず
 奴は最後の力で右手の3番半側の水道部に逃げ込もうとする。マズイと思い竿をタメ
 頭をこっちに向けさせ,止めたら良かったんだが,
糸が1.75号だと思い躊躇した
  しかも,こっちはそのまま右方向には移動できず,仕方なく糸を出しながら,釣り座
  後方を移動して,魚の動きについて行った時には遅かった。奴は水道部の
穴に逃げ込
 んでいた
今考えるとここが獲れる,獲れないの勝負のポイントだった
 なあ。
勝負をかけ止めにいっておけばよかった。多分止まっていた筈。ゲット出来た筈。
  しばらく待ったが奴が易々と出て来る筈も無し,
アウト。 

  まあ,ワカナ,クロじゃ無しマダイだったから,その時はそんなに気にもならなかったん
  だが,今になってみると,いろいろと考えさせられる経験として心に残っているんだなあ。
   まあ,外にろくなバラシはなかったって事か???

   
「慎重,慎重な中にも大胆に」か。  

                      
2011 7月4日

  
 
 


里のワカナ(尾長)は何時が一番食うか??????

 

里での究極のタ-ゲット,デカワカナは何時でも食っては来ない!!!!!
 まず時期が限られる。小型のワカナ(45㎝まで)は割と11月~6月のオ-ルシ-ズン狙えるが
 50㎝~のデカともなるとそうは簡単には行かない。時期が限られて来る。

     
第1期   12月中旬~1月下旬
              
ピ-クは12中旬から1月中旬までの1ケ月間!!!!

    
第2期    3月下旬~4月~5月~6月中旬まで
             ピ-クは
5月ゴ-ルデンウィ-ク前後から1ケ月間

●ピ-ク時にはクロ釣りは捨てても,太仕掛けでデカ専門に狙う価値はある。
 太仕掛けと言っても,出来ることならハリス2.5号までにしたい。これ以上だと
 なかなか食ってくれないのも事実。出来たら1.75~2号で勝負したいものだ!!!
★食う時間帯は朝マズメ時が多いが,完全に暗い内は全然と言っていいぐらい食わない。 
 いつも不思議に思う位食わない。宇治とか草垣,竹島辺りでは,朝マズメ前の
 暗い内からも活発な食いを見せるのだが,ここ里はそれが無い。恐らくアカセミとか
 アラとかサメまで入れて,外敵(捕食者)が多いのだろうか???
  白々して来てから完全に明るくなるまでの短時間が一番の狙い時となる。この時も
 3号以上にはなかなか食ってくれない。
  朝マズメの次にはどういうワケか,真昼の12時前後に良く食って来る事が多い!!!!
 納竿時になり,捨てたマキエにワカナが寄り,食って来た事もあった。
   
★2.5号までで食わせても,バラシが多いと思うが,まず食わせないことにはね。
 頑張るのみ!!!!!!!!!!



ボクとチヌ釣り

ボクはチヌ釣りはそんなに好きではない。

昔,竹島にいた頃はクロ釣りしかしてなくて,というよりか,島にチヌは生息してなかった。
釣りたくも釣ることは出来なかったのだ!! ところが,隣の硫黄島には港内にちゃんと住んでいて,
良く釣れたリしていた。あっ,マダイも竹島には全然いないのに,硫黄島にはやはり,港内にいたのだ。
オモシロいものだね。硫黄島の港内というのは,知っている人もいるかと思うが,たぎりとよばれる
海底の噴出口からの,硫黄噴出物のせいで,茶色ぽく変色している海なのだ。その濁りの下にチヌ,
マダイ等の魚が普通に生息していたのだ。
 で,当時クロしか相手に出来ないボクとしては,チヌ,マダイを釣ると言う事は一つの憧れだった!!!!

鹿児島に引き上げ,阿久根で釣り再開した当初,チヌ,マダイが釣れると喜んだものだ。早速,阿久根の
磯で竿出したが,チヌには割と簡単に会う事ができた。なんせ阿久根の磯(大島,桑島等)はチヌの名所
だもんね。


で,ほどなく阿久根大島の島尻で釣り上げたのが3.5kg 56㎝のボクのチヌ記録魚だ。


この時は
,2.1kg 50㎝も。


で,この後,チヌ釣りへの興味は無くなってしまった。
60オ-バ-をと言う気持ちも,最初はいくらか持っていたが,それも無くなってしまった。

どうしても,クロ釣りと比べてしまう。釣り味も今一つ物足りないし,魚もクロほど美味しく無い。
と,そんな理由が上げられるのだが,まあ自分とは相性が良くないのだろう!!!!


チヌファンの方ごめんなさい!!!!!

 


 


 クロをジャンジャン釣った竿
思い出の名竿も!!!

今までクロ(600g~)を一番釣り上げているのは
 
NFTの NF  BASIS 磯 2-530 738尾と言う数字が残っている

20年以上も前に出た竿,当時の最軽量を謳い,実際細身で磯でも軽々と振りまわして使う事ができた。
魚を掛けても,強靭な張りで,自由にやり取りできた。掛けた魚は殆どブリ上げていたんだが,ネを上げ
る事は無かった。信じられないぐらいタフな面もあったのだ。
 デザイン的にも,細身ながらスッキリとまとめられていて,その色合いも含め気に入っていて,ホント当時
クロ釣りで殆ど手にしていた竿。
 クロだけでなく,堤防でのサビキによるムロアジ釣りでも,軽く1000尾以上上げている。ホントタフな竿!!!
さすがに,使っているうち,リ-ルシ-ト部が緩んで来て,リ-ルの固定に若干問題が出て来たが,それでも
十分まだ現役で使える。
 しかし,もう使わない!!!  ボクのクロ釣りの歴史の中での最大の相棒!!!  御苦労さん!!!!!!!と言う気持ち。
時々,取り出して磨きながら,思い出に耽っているよ。!





以下2位は

がま磯 インテッサGⅣ 遠征2号53
671尾

40㎝~のクロを気持ちよく獲れる!!!!!
竿のブレが無いのでタメても 糸を巻いても
スパッと決まり 切れ味が鋭い まるで日本刀
魚がスム-ズに寄って来る

 
不意に食ってくるデカにも十分に対応できる強靭さはあるんだが
使いこなす腕がまだまだ!!!!!

数年前のモデルなのでIMガイドでないのが難点だったのだが
IMガイドに交換した後は糸カラミ等が少なくなったばかりか
魚を掛けてからの使用感もグッと上がったような??


クロの52㎝を1.75号ハリスで獲ったのが一番の思い出!!!!




3位

がま磯 マスタ-モデル尾長 MH53
652尾

ンテッサとほぼ同等の性能
ハリス3号程度がベストフイットだと思うが
実際には2号~2.5号ハリスでの使用が多い

最近は里でのクロ釣りのメイン竿となっている
使用感もインテッサとほぼ同じだが
限界近くまで絞り込んだ大物はまだ獲れて無い!!!!!!
どうしても根に駆け込まれる!!!!!
竿の胴に乗せると言う釣法に向いているのか??
2~3番で魚に対処して行くというボクの釣法には少し不向きなのかも??????

獲れた一番のデカは2.4㎏ 55㎝の石鯛!!!!!
1.75号ハリスで獲ったんだが クロ ワカナじゃ無いのでそんなに自慢にもならないか


あっそうだ この竿の尻栓ファイト中に良く落ちる!!!!!!
ボクは竿尻を腹に当ててやり取りするので緩むのだ
2回も落として紛失している

竿尻の中に埋め込むタイプであれば問題無いんだが
腹には当てず腕だけでファイトする人には関係無いのかも知れないが





4位

ダイワ ト-ナメントパワ-メッシュ磯 T-1スペシャル 2号-53
309尾


20年前の竿 竹島の磯で振りまわしていた
若かったボクは当時糸を出す事は滅多に無く
力対力の勝負を挑んでいて
そんなパワ-重視の釣りに最適の竿だった!!!!
ウミガメ サメ エイ等 外道の大物と良くやり取りしたなあ!!!!!!!!!!



5位

ダイワ ト-ナメント 磯 競剣1.7号-53
266尾






6位

ダイワ ト-ナメント ISO 剛剣 3号53HR
245尾

青ブ~の8㎏とかヒブダイの6㎏とか ブダイ系専用竿????
ワカナは50.5㎝までしか獲れて無い
クロも49㎝止まり




7位


ダイワ ト-ナメントパワ-メッシュ磯  2号-53
242尾

これも竹島時代(20年前)の竿 当時ダイワのトップ機種で
手に入れてこれ見よがしに振りまわしてたなあ!!!!






8位


シマノ ベイシスBG 4-500TP
240尾 この内の×2は60㎝~



9位


ダイワ ト-ナメント 制覇 1.5号 53
128尾
 
もう破損して使えないが
ホントクロを掛けての曲がり
惚れ惚れするぐらい美しかった!!!!!
今でも大好きな竿

黒神3番でワカナ54㎝を獲ったのが
最高の勲章!!!!!!






’15  12月26日現在







●釣研 おもしろウキ群!!!!
    
       昔 こんな個性的,独創的なウキ 出してたよ!!!!

   


   



上左から ワカナウキ 釣研さん「ワカナ」と鹿児島呼びで作ってくれて有難う!! 尾長ウキって何かヘンだもんね。
               でも,これでワカナは全然釣ってないんだけど。      
       サラシウキ 確か川原さんと言う人の作ったウキ?  実際サラシ場では結構使えた??
       フカセウキ  まあ,どのウキもフカセ釣りで使うんだけどね!!! ホ-ルが5つも突き抜けているのだ!!
       急流ウキ  波乗りシンドバッドとの事だったが???

下左から 
浦島円錐  ウ~ン アイデア倒れと言う前に,しなびたピ-マンみたいでカッコ悪い。ごめんなさい!!!
       なみだウキ 感度鋭過ぎます!!!!
       円錐ウキ  感度重視と瀬際用ドッシリ型。

      
逆光どんぐり このウキは釣研の隠れた傑作!!!!! 逆光時ホントに良く使えた。
               アイデアも素晴らしいが,それが実際に効果を上げた好例。
               だから,このウキ,進化して現在も発売中。無論使ってます。
 


悪口も言ってしまったけど,釣研と言うウキ屋さん,ホントにチャレンジ精神旺盛な,それでいて,
真面目な良心的なウキを,数多く提供してくれてきた。良く考えてみると,20数年前,釣研が創業する
以前は,使えるウキは無かったに等しいからね。それこそ安物の,魚なんて釣れない,使えないウキが,
釣り具屋さんの店頭に,乱雑に並べれられているのが普通だった。田中釣心さんが,唯の釣り名人か
ら一歩抜け出して,本当に釣り人が使える良質のウキを創り出し,まあ,徳島の釣り人たちの自作中通
しウキがあったとしても,世の中の多くの我々釣り人に提供してくれたのは,実にエポックメイキングな
出来事で有難い事だったと思い知る。
 現在,高品質,高性能のウキ群が,各メ-カ-からドシドシ出されている状況で,どれを使ったってある程度
の釣果は上がるハズだ。実に釣り人にとっては有難い状況になって来ているのは,釣研の大きな功績
だと言える。釣研が先頭に立って,釣り人の為のホントに使えるウキを提供するというポリシ-で,ここまで
ウキ環境を牽引してきたお陰だ。まあ,色々厳しい状況もあるようだが,持ち前のチャレンジ精神でこれ
からも,アッと驚くようなウキを発表してくれる事を期待したい。
 あっ,何か釣研へのエ-ルになったね!!
 






■うきうき!!!  ウキ考!
      
      ウキについて いろいろと!!!

 ●一番よく使うウキ!!
   
 
 一番よく使うのは,キザクラ ARA 3Bとティア- Bかな。
  
最近は本流釣り,際釣りどちらも行けるARAの出番がちよっと多いか??
  このウキは,3Bしか使ってない。2B以下は必要無し。と言うか出番は無い。
   3Bは激流の中でもグイグイ潮に乗り,風があろうが無かろうが,道糸の修正を
  少々サボっても,全く安定して潮筋をキ-プしてくれるのは立派の一言。K氏とボクが
  激流釣りの多い里での釣りで,全幅の信頼を置くウキ。素晴らしい!!!!!  3Bの負荷設定だ
  が,軽々と2倍くらいの鉛も背負う。ホント頼りになります。形もカッコいい。大好き!!!!!!!!!!

   いくらかナイだ場面ではティア-の出番!!
  とにかく感度が良くて,すぐスルスルと入りそうな気がするウキ!!!!
  小粒だけど遠投も効く。狙ったポイントに㎝単位の誤差で投げ入れ
  られる。ARAもそうだが,水中に沈んでもティア-の朱色はホントに
  よく視認出来る!!!!!  この点も良く使う大きな理由か??
  
  
この2つのウキで,ホント里での釣りは事足れり。 






                                                 ●釣れそうな気がするウキ
     
                                              
絶対に1尾釣りたい時の神頼みウキ!!!!!!
                                           

   そんな時は釣研 グレイズ 0α
   のウキ,変えたとたんその1投目によく当たりが有る。
   ちょっと目を離した隙に,見えなくなってる!!! ほんと有難いウキ。
   ボクは全遊動の釣りはあまりしないし,下手なのだが,このウキに変えたら,
   全遊動仕掛けにチェンジしなくても釣果が出る。釣れたのはウキのお陰
   と思い知る。大したウキなのだあ!!!! ところでこのグレイズ,全遊動タイプに
   進化したんだが,その必要性は無かったよね。



 ●ずっと使ってるウキ!!!!   

   
   それは,ご存じ釣研 ナナメウキ!!!!!!

 シケのキツイ中,激流を,それこそウキが見えなくなるぐらい流す必要のある時は,躊躇なく
 ナナメウキ大に太めの鉛をかまし,延々と流す。ウキも見えなくなり,どれ回収と竿先を上げる。
 と, 食ってる!!  クロが付いてる!! と言う釣りが出来る。上の写真は極小だが,大は大き過ぎて
 付けるのには少々勇気がいるかも!!!


ナナメウキ,竹島時代からもうかれこれ20年以上使ってるよ!!
間違いなく釣研の最高傑作ウキ!!!!????


              ●一番クロを釣ったウキ 
                                     ’11 1月3日


それはまだ,釣研どんぐりウキだなあ!!!

竹島時代,殆どの釣果はこのウキによる。
1号ウキに特大の鉛をかまし,固定仕掛け,ウキ下1ヒロ程度でよく数釣りしていた。
こんな大きなウキでも,スレてない竹島のクロは,勢い良く消し込んでいた。
 流石に島のクロもスレて来てからは,0.8~0.5号に落として使っていたものだ。

徳島の中原名人の「中原ウキ]の流れを継ぐホントカッコいいウキ!!!!

このどんぐりウキで,ト-タル1000尾は越えている筈。現在は全然使っていないので,
現在良く使っている,ARAとティア-に約800尾と迫られてはいるが,まだ首位をキ-プ
している。
まあ,いずれ抜かれる筈だけどね。







●60オ-バ-を釣ったウキ!!!!!









釣研の棒ウキにセル玉をくっつけ,さらにケミの37㎜をつけられるように
自作したもの。負荷は1号~1.5号程度。
 このウキに,割と重たい夜釣り仕掛けを背負わせて,ワンドの中のワカナポイント
に安定させる。大きな波に揉まれにくいようセル玉を付けたものだ。

このウキが,ケミの鮮やかなグリ-ンの尾を引いて,水中に勢い良く消し込まれるのは
この上無い快感!!!!!



●自作中通しウキもあるよ!!!!



自作と言っても,k氏が最初,材料等用意し作り始めたのだが,ボクもチャッカリ便乗製作!!
真ん中の赤ウキがそれ。
両脇の2つはK氏作。こっちの3Bは実戦使用でクロゲット!!
真ん中の自作Bは阿久根の地磯で小グロゲットしたこと有り。


K氏のウキなど,素人にしてはいい出来だと思うけど??





●本当に一番好きなウキは!!!!!!

知ってるよね!!!  高園どんぐりウキ
福岡のチヌ釣り師,高園名人による,元々はチヌ用だと思うが,クロの固定仕掛け釣りにも
ジャストフイットした逸品!!!

上部のクビレが可愛い!! とっても色気のあるウキ!!!
昔,なかなか入手出来ない時もあって,必死に捜した事もあるくらい。
ホントに恋愛感情にも近いような好意を持ってるウキ!!!!







獲ったよ!!!!!  K氏がデカを!!!!!!

色々デカを獲る方法について考えていたら,何と相棒k氏がデカ(65㎝ 4.2kg)を獲ってしまったよ。
1月8日 黒神2番半で(この背景画の左側渡船が見える所)。


で,デカを獲る上での大事なポイントを一つ落としていた事に気付いた!!!!!
それは,
磯際で食わせる,掛けると言う事だ。これが一番大きいポイントかも!!!!!
 
夜釣りでは必ずワンドの中,際近くを釣っていたものだが,昼釣りでもやはり
デカを高確率で獲る為には瀬際釣りだという事を再認識させられた。際で食い付いた
デカ,左右か反転しての沖にしか走れない。手前に突っ込めない分締め込みは,やはり
弱くなる。沖で食い付いた時の手前への突っ込み,凄いからね。大概これでヤラレル!!!
k氏のデカを獲ったやり取りをすぐ横で見ていたが,時間もそんなにはかからなかった。
 際で食った瞬間,左下方向へ強く締め込んだが,竿先が海中に引き込まれても,竿のタメと
ドラグでのジリジリとした糸出しで堪えた。で,奴は体の向きを変え,沖に逃げたが,これ
も同じようにしのぐことが出来た。奴は仕方なく右手前に突っ込み,再び竿先を海中にまで
ひきずり込み抵抗したのだが,その動きも幾らか弱まっていて,竿のタメとレバ-プレ-キから
の少しの糸出しでこれも堪えることが出来た。
 結局,ドラグとレバ-プレ-キをミスなく使い,竿の弾力,タメ等最大に生かしたやり取りで,

K氏がデカワカナを下したのであった。1.75号の細ハリスで。
 相手が全力でどっち方向(底へが断然多い)でも走れる沖で,食わしていたとしたら,こうは
簡単には行かなかったかも???

デカを必ず獲るのなら,全くの瀬際狙いだね。際で食わせる事!!!!!  これだね!!!!!!!

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2010  12月27日
■どうしてデカが獲れないの??????






 
ボクは,「釣り(クロ釣り)」を初めて以来,ずっと普通のスピニングリ-ルを使って来た。
LB(レバ-プレ-キ)付きのリ-ルは使った事は無いのだ。しかも,ドラグも必要ないと思って
いて,使用中のリ-ルのドラグは締めつけていて,全く作動しないのだ。その代わりストップ
レバ-をオフにしていて,糸を出す必要のある時は,ハンドルを逆転して糸を出す。魚が締め
込めば自然と糸は出て行くワケだ。ただ,左手でハンドルを握っているので,糸の出る量は






コントロ-ルできる。竿でタメられれば糸は出さないし,これ以上タメたら切れると判断したら,
2~3回ハンドルを逆転して糸を出す。相手の引きが弱くなれば巻いて寄せる。これを数回
繰り返し,間合いを詰め,足元に寄せて来る。この方法で大概の奴はゲットしてきた。
 太ハリス(6~8号)を使っての夜釣りでも,細ハリス(1.75~3号)でのクロ釣りでもこのやり
方は変わらない,同じだ。
 
 ただ,太ハリスでの夜釣りでは,デカ(60㎝~)もこの方法で仕留める事が出来るのだが,
 問題は,細ハリスのクロ仕掛けでは,デカをなかなか獲れないという事だ!!!!


 まあ糸が細いからデカの暴力的,瞬発的な引きには対抗出来ず,切られてのバラシが普通だ
とは思うが,それでもバラシ過ぎ!!!!!
 今まで獲れたのは54㎝(2.1kg)止まり。
                                       
デカ(60㎝級)も結構食わせているのだが,悉くバラシ。どうしても獲れない!!!!
どうしたら獲れるのやら!!!!!  誰か教えて!!!!








そう言えば,デカをクロ仕掛けで釣り上げた事が一回ある。

竹島時代,小アビという地磯での地グロ釣りの最中での事だ。
地グロを短ハリスで引っかけ,ブリ上げ,数釣りしていたら,
突然デカが当たった!! 合わせたら瞬間的に浅場,根のキツイい磯の
左手にパ-ンと突っ走った!! 岸と平行に。とっさにハンドルから手を離した!!
ブ-ンとリ-ルが逆転し糸がフリ-で出て行く。20m程走ったら停まったので
糸を巻く。すると今度は逆に右に走り出した。再びフリ-で糸を出す。停まる。
巻く。又,左に走る。2度目右に走った時は相当スピ-ドが落ちていたので,
糸を巻き足元に寄せる事ができた。で,小さく足元で左右に締め込んだが
大した抵抗ではなく,空気を吸わせて釣り上げる事が出来た。惜しい事に
この時は,せっかく釣り上げたものの,タモなど持参して無くて,優に60㎝~
あるワカナをランディング出来ずにゲット出来なかった。残念!!
しかし,釣り上げたという事実は残ったのだ。
 あんな根の荒い磯場で,結構な量の糸を出したのに,根で切れなかったのだ。
魚に切られもしなかった。


ポイントは逆転フリ-糸出しだと思う。

そう言えば,最近,甑,宇治の釣りで,フリ-で糸出す事無かったなあ!!
釣り場は概して,根がキツイ所が多い。釣り座の下がテラス状の所も
多く,糸を出したら100%アウトだから,自然と糸を出す事が少なくなっ
ていたなあ!!  今度糸をフリ-で出してみよう!!!!
違う結果が出るのかも!?







■ドラグを使うか???!!! 
                                       2010  12月29日

   ここ数年,里でワカナの60㎝~を物にした阿久根の釣り人は3人いる。
   ベテランのF氏が黒神1番半と沖の島のスベリで1尾ずつ。中堅KG氏がスベリで1尾。
   新鋭T氏が黒神2番半で1尾。
    いずれも細ハリス,ドラグを効かせて獲ったと聞いた。竿も1.5号程度との事。

   まあ,相手の締め込み,引きも並み大抵ではないはずだが,それにしても,切られもせず
    よくゲット出来るね!!!

   

  3人のやり取りを想像してみる。


     
当たりが有り,合わせる。ここで竿を立て,大きくグッと合わせると,途端にパ-ンと底に走られ
   そのスピ-ド,重さで切られる。だからここは,クッと小さく合わせ,ハリを確実にフッキングさせると
   同時に,この後の爆発,暴力的な走り,締め込みには,ドラグを効かせて糸を出して対処しているハズ。
   とにかく相手がデカければデカい程,この最初の一撃をどうかわすかが獲れる,獲れないの第一関門
  
 
なのだ。で,難しいのはこの時を想定してのドラグ調整だ。締め過ぎると糸の出が悪く切られるし,
   緩過ぎると糸が出過ぎる。糸を出し過ぎると根に持ち込まれる可能性も高い。この調整は使用リ-ル
   のドラグ性能にもよると思うが難しそう!! 3人はこの調整,調節がうまく出来ているハズだ。
    最初の一撃をしのいでも,デカの強力な抵抗は続く。次々と襲う強い締め込みにもドラグでジリジリと
   糸を出す。そして相手が隙を見せたら糸を巻く。こういったやり取りで相手を疲れさせ,釣り上げたハズだ!!!
   だから,結構時間をかけて取り込んでいるはず。

    こう書くと簡単だが,なかなかこうは行かない!!!!  どうしても,相手主導のヤリ取りにならざるを得ない。
   相手に一方的に攻められるのをじっと堪え,こっちは一つのミスも無く対処しなければならないワケだ。
   まあ,釣り場の状況にも左右される面もあると思うがヒヨットすると,釣り人の性格,が大きく関係して来る
   のかも知れないなあ??  エエィ!! 勝負だあ!!!  と行くのか,あくまで最後まで相手の疲れをじっくり待つの
   か??  ボクは前者のタイプだなあ!!  途中で勝負してしまいそう!!  これでは獲れないなあ!!
 

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