私の石鯛用タックル(右)です。年期入ってます…。左はジギングのタックルです。
私の自作の仕掛けです。基本的には上の2点がメインですが、最近は下の釣研製のダブルスクリューサルカンとクッションも使ってます。
◆私の石鯛釣り暦とタックル紹介

 私は元々底物釣りにはまっていて、石鯛が釣りたいために10数年まえに福岡から鹿児島へ帰郷したようなものです。一時期は年中石鯛釣りばかりしていました。最近は、上物にややウエイトを置いていましたが、今年はちょっと石鯛の方に集中してみようかなと思ってます。
 ちなみに釣果の方は…、71B7.1Lのクチジロ(種子島の堤防での釣果)が最高記録です。本石はなかなか4Lの壁が超せなくて…、3.8Lが最高です。今のところ 4Lオーバーの本石を釣るのが目標です。
 使用しているロッドは、石鯛釣りを始めた時からマミヤOP(旧オリンピック)が主体。現在はボロン石鯛アラミカの510Hをメインに怒濤石鯛510Hの2本を使ってます。マミヤOPのロッドは調子や使い心地が自分の釣りにピッタリだったのですが、メーカーが釣り部門から撤退したのが残念です。
 リールは便利なメーター付きが使いやすいので、シマノのタナトル4000GTやダイワのシーラインX50Hを使い分けてます。

◆石鯛仕掛け
 私の使う石鯛仕掛けは、瀬ズレ、ハリスともに自作しています。瀬ズレワイヤーは基本的に37番で、離島方面 や船間などの大型が出る場所では36番を使います。ハリスも基本的に38番ですが、大型狙いでは37番を使います。ハリは、南薩でも17番と大きめが基本。離島では18〜20番を使います。食い込みが余程悪い時だけ15〜16番を使う事もありますが、それ以下は使いません。理由は、小バリはすっぽ抜けが多いと思われるからです。17番でも充分に食い込ませる事は可能ですし、1L程の小型でもしっかりと口のジゴクへ掛かってきますし、17番を飲み込んでいる事も少なくありません。
◆6〜7月の南薩の状況と期待釣場

 6月初旬に野間池に2度チャレンジしました。
  1回目はマノリ瀬、2回目はシズミ瀬。2回共に潮に恵まれず、なかなかアタリが出ない…。マノリ瀬では潮が変わる瞬間にそれまで全く取られなかったガンガゼが取られ 出しました。そして数回目、いよいよ本アタリが…、しかし、アワセのタイミングが合わずにスッポ抜け…。その後アタリは2度と出ずとんだ失態でした。
 2回目はシズミ瀬、野間池でもトップクラスの好ポイントです。期待して瀬上がりしました。が…、ここでも期待の下げ潮が動いてくれず、全くアタリ無し。ようやく下げ潮が動き始めたものの、今度はエサ取りだらけ。ガンガゼでは全くアタリが出ないので、3個だけ混じっていたシラガウニの芯掛けで振り込むと…ガツンと大きなアタリが!手持ちで構えるが、食い込みまで至らず、結局本命らしきアタリはこの1回のみ。その後カニで4Lほどのハチ(アオブダイ)は掛けたものの石鯛に会えず終い。
 5、6月と石鯛好調が続く南薩の磯ですが、私にはその恵みがまわってきておりません。暑さを我慢して夏場も狙うべきでしょうか?

▲マノリ瀬で石鯛のアタリを待つ友人の水口くん。若いけど、石鯛、クロともに独特の釣り方で結構釣ります。この人!
◆その他(ジギング)
 上物、底物以外によくやるのがジギングです。錦江湾はカンパチが多くて、鹿児島市の市街地のすぐ沖でも5〜10Lのカンパチがヒットします。遊び仲間にジギング船『岬丸』の船長がいるので、そんな関係もあって、年に5〜8回は誘われます。なかなか面 白い釣りですよ。