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レースのカーテンにうしろ足4本でつかまっていた。
前足がうごいていた。 |
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せなかがふくれてきて,
みどり色のもようが出てきた。 |
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からの中が上下になん回もゆれてから,せ中がたてにわれた。 |
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あたまのからもわれて,われ目もどんどん広がって,セミのあたまのくろいもようが見えてきた。 |
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からからセミの目が出てきた。 |
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からの目がどうめいになって,みどりとオレンジ色のはねが出てきた。 |
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前足が2本出てきた。
ぼくはおちないかなとしんぱいになった。 |
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足が6本ぜんぶ出てきました。
さっきよりも,もっとおちそうになった。 |
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はねがのびてきた。
そしたら体がおきあがってきた。 |
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セミの体がぜんぶからから出てきた。
6本の足でからにしがみついていた。 |
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はねがピンとのびてきて,
まっすぐになった。
はねはおしりより長い。 |
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はねがとじた。
つかまっている足が2本になった。 |
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体の色がかわってきた。
とくにおしりの色がくろくなった。 |
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朝おきたら,とんでいた。
色がもうくろ色になっていて,
ふつうのセミになっていた。 |