北内郭


倉と市の区画から北内郭に向かう道にもいくつかの復元建物がありました
入口に「休憩所」と書いてあるものもありました
中をのぞいてみると飲み物の自販機がありました
外を歩いていて自販機が全く見えませんでした
細かいところまで景観に気をつけているようでした

北内郭の入口には重厚な門が作ってありました
入口の門の上にはトリの彫り物が乗せてありました
ガイドさんの説明によると近くの遺跡からトリを形取った遺物が出たそうです
鳥が種を運んできたり,死者が天に昇っていくための使者という具合に
古代の人は鳥に対して神聖な感情を持っていたのではないかという説明でした
(奥に見えるのが主祭殿)

北内郭は正確な東西の線を示す建物跡が出ているそうです
しかも夏至と冬至の日の出のラインが分かるようになっているそうです
このことから支配階級にとって重要な場所だったと思われているそうです
「主祭殿」はその中でも最も重要な建物として復元されています

主祭殿の1階は壁のない建物となっています
2階には近隣の代表者に対して指示を出した場所として再現されています

主祭殿の3階は窓のないつくりになっています
北側に祭殿があり,その前で占いや祈りをしたと思われているようです

北内郭から更に北の方に移動しようとすると,ここにも櫓がありました

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