暮らしの化学

発行所裳華房
著 者李浩喜
第1版1996年3月5日


身近な物質物質とは/生活を支える基本物質/物質の分類/物質の構造/有機化合物の分子構造の表し方
暮らしの中の色視覚の三要素/光を感じる仕組み/光と「物体」の相互作用
味のある暮らし基本となる味/味わう−味覚の発生/甘味物質/酸味物質/塩辛味物質/苦味物質/渋味物質/えぐ味物質/うま味物質/辛味物質/おいしい水−水の味
暮らしの中の匂いと香り植物の香り/基本臭と嗅覚の発生/草木花の香りと森林浴/食品香料/異性体と匂い/食品調理の香り/生物間の情報伝達物質
働らく微生物微生物の働き/腐敗の見分け方−腐敗に伴う化学変化/腐敗の防止/発酵
清潔な暮らし身体を洗う/毛髪の洗浄/手荒れの防止とベルツ水/歯の洗浄/衣服の洗浄と洗剤/住まいの洗剤,洗浄剤
身の回りの毒毒物の種類/毒物の定義と強さ/天然毒/人工毒/神経興奮の伝達機構と神経毒の作用/毒ガス/発癌物質/麻薬および向神経薬/大麻/覚醒剤/シンナー中毒/嗜好品
物質と環境薬害/食品に混入した有害物質/化学物質による汚染

化学物質が暮らしにどれほど深く関わっているかを理解するための本です。
理工系学生の「化学離れ」や文科系学生の「化学アレルギー」も視野に入れいてます。
化学式などもかなり出てきますが,内容はかなり平易になっています。
参考文献も記載されており,詳しく知りたい人にも対応しています。
定価2100円

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