樋脇町市比野地区は、農業地区であるが、この頃の傾向として農家の主人の多くが川内地区等へ通勤し、家族の主婦や老人が農業に従事するといういわゆる兼業化の方向が著しくなってきた。そのため、家庭における乳幼児の保育は放置される状況を生み、児童福祉の面からその対策が望まれた。昭和55年10月この地区の有志が協議し、保育園を設置運営する計画を立てたところ、多くの住民の賛同を得、幸い適当な保育園設置に必要な資産の寄付を受けることができたので、ここに諏訪保育園を設置運営する社会福祉法人諏訪福祉会を設立し、この地域の児童福祉に寄与しようとするものである。平成11年2月9日に全理事長帯田二男氏が病気のため辞職し、現理事長の帯田博美氏が就任する。平成14年社会福祉施設整備補助金により、地域子育て支援センター及び乳児室の増設。運営方針としては、子どもたちが家庭環境を大切にしながら、保護者とのふれあいを大切にしながら、私立保育園ならではの充実した保育環境、保育サービスを提供することにより、児童の健全育成と、育児負担がかかりがちな女性の社会進出を支援する。
■法人沿革 |