メリット2:設置場所を選ばない
太陽光発電は、導入するシステムの規模に関係なく発電効率が一定です。
設置する場所の広さに合わせて自由に規模を決めることができるため、
一般家庭から大規模施設まで、それぞれの施設に合ったシステムを
設置することができます。騒音や排出物もないので、日射量さえ
確保できれば、設置場所を選びません。
屋根や屋上などへの設置のほか、近年ではビルの壁に設置する
ケースも増えています。
太陽光発電システムは構造的にシンプルであるため、ほかの発電システムに比べ
メンテナンスも簡単です。
システムの寿命も比較的長く、現在、太陽光発電に用いられる太陽電池の
耐用年数は、
20年以上とされています
(設置場所などの諸条件によって変わります)。
太陽光発電のしくみ
住宅用の太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを受けて太陽電池が
発電した直流電力を、パワーコンディショナにより電力会社と同じ
交流電力に変換し、家庭内のさまざまな家電製品に電気を供給します。
一般の系統連系方式の太陽光発電システムでは電力会社の配電線と
つながっているので、発電電力が消費電力を上回った場合は、電力会社へ
逆に送電(逆潮流)して電気を買い取ってもらうことができます。
反対に、曇りや雨の日など発電した電力では足りない時や夜間などは、
従来通り電力会社の電気を使います。
なお、こうした電気のやりとりは自動的に行われるので、日常の操作は
一切不要です。