このル・トラックはル・メリディアン・タヒチが所有する観光客用の無料シャトルバス。1日3便ととっても便利。ちなみに今まさに乗り込まんとするねーちゃんは一応ガイド。
トラックに人が乗る箱を積んだようなもの?乗り心地はイマイチ・・・
 ツアーを『ハネムーン・プラン』にしていたので翌日の夜はタヒチNO.1のフレンチ・レストランでディナーだった。このためだけに持ってきたポロシャツとスラックス、靴に着替えて約束の7時前にレセプションに行く。S PTの人が待っていた。他はだれもいない。どうやら我々だけらしい。ワゴンに揺られること5分でレストランに到着。『9時くらいにお迎えに上がります。ごゆっくりお楽しみください。』とSPTの人。そして我々がきたことを店の人に告げるべく店に入った瞬間『ウーウーウー・・・』けたたましい警報機の音が。笑って中からタヒチアンねーちゃんが出てくる。どうやらまだ『準備中』だったらしい。警報機を切ると我々を中へ案内してくれる。感じのいいお店・・・。中には大きな庭があってまずそこに一席設けてある。でも真っ暗。庭の向こうは海なのだろう。波の音が心地よい。見上げると満天の星空。静かだ・・・。困ったことに客は我々だけ。ただでさえこんなとこにきたことがないのに・・・緊張する。景色に見とれてぼさーっとしてるとシャンパンとオリーブがやってきた。真っ暗なテーブルに明かりがともされる。ほんのり明るくなる。虫が2,3匹やってくる。オリーブを口に放り込みシャンパンを飲む。・・・うめぇ。飲み終わったころにまたタヒチねーちゃんがやってきて場所移動。庭からちょっと入ったテラスにまた一席。こっちがメインらしい。ワインで乾杯すると料理がでてくる。う、うまい。うまいが何を食ってるのかわからん。この貝はひょっとしてエスカルゴ?なんでもいい、とにかくうまい。ナイフもろくに使えないのでフォークでさっさと食べる。うまい。デザートはケーキがたくさん。うん、高コレステロール血症で死んでも悔いはない。二人とも完食、おなかいっぱい。食べ終わるころようやくもう一組の外人のお客さんがやってきた。時計をみると9時15分前。楽しい時間はあっという間だ。9時前にお迎えがきた。『メルシー』『マルルー』と店を後にする。あーまたいきてー。
 9時発のル・トラックに乗って30分たらずでパペーテに着く。降りて歩いて5分も経たないうちにここについた。中はタヒチアン、観光客でごった返している。マルシェとは市場のことらしい。日常生活用品、食料、お土産等が並んでいる。ここでちょこちょこおみやげを物色する。値段は高くもなく安くもなくといったところ。タヒチはどこもそうだと思ったのだが、お店の人がやる気がない(^^;。押し売り全くなし。勝手に見てって、買うとき呼んでねって感じ。押し売り韓国とは大違いだ。お店の人は子供の世話をしたり井戸端会議で忙しい。レジに持っていくと、あら、あんた買うの?ってな具合だ。気に入った。国民性なのか?平和なこの国がなせる技なのか?そういえば救急車の音なんてちっとも聞かないなぁ・・・。12時前になるとはらが減ってきた。ル・トラック乗り場の近くで『カスクルート』というフランスパンのサンドイッチ(380CFP)を買ってホテルにお持ち帰りする。焼きたてのフランスパンの香りが帰りのル・トラック内にひろがった。
 タヒチに行く人なら必ずたちよるHP『タヒチくん』でお馴染みのYUKOさんのお店。YUKOさんはタヒチに10年もすんでいらっしゃる大ベテラン。でも元気なちゃきちゃきの関西人。夜中のファアア空港にわざわざ挨拶にきてくださり感動した。店兼おうちはスーパー『カルフール』の近くからちょっと上った高台にある。ホテルまでやさしい旦那さんがわざわざ車で迎えにきてくださった。おうちはかわいくていい感じ。庭では社長さんがところせましと駆け回っている。冷たいお茶をいただきながら高台からの景色に見とれる。おみやげはYUKOさんが厳選したもので安心。チョコレート、パレオ、タヒチアン籠にはいったコーヒー、黒真珠、バニラ石鹸・・・。おみやげは全部ここで済ませてしまった。しかも包装がまた素敵だった。帰りの空港でバタバタとみやげを買いあさり、かばんをごちゃごちゃしているハネムーナーの群れを見たときはつくづくここで済ませといてよかった、と思った。。そうそう小冊子『タヒチくん』もとっても重宝した。おみやげはみんなに大好評。『きれいに包んでくれるんだねー。』ここだけじゃないかな。自分の弁当はいつもパレオッチにくるまっている。