2002 DECEMBER

12/26
THU
極月
LAST
DFT
 会場は、内山宅。レポート&模擬授業検討中心の学習会。参加者10人。
 レポート&授業&資料タイトルのみ示す。
01 小学校4年理科「物の温まり方と体積」の授業群
02 英会話ミニネタ
03 子どもに大人気・おもしろ宿題
04 「教員の手作り問題によく見られる欠陥」見抜き法
05 マルチシラバス方式による授業改革案
06 小学校2年国語・俳句「雀の子・・・・・・・・・・・・・」の授業
07 「障害児教育」情報
08 小学校2年国語「かたかなで書く言葉(擬音語)」の授業
09 体育・「体づくり・体のやわらかさを高める運動」指導法
10 理科・実験授業での配慮事項
11 算数+αで「一筆がき」の授業
12 小学校3年算数「はかり」の授業
13 職員会議「学期末反省」方法
14 自習指導法
15 疑似体験を生かした福祉の授業
「来年度のイベントへの取り組み」や「今後の動き」についても、語り合っ
た。1月11・12日DFT合宿の日程も決定。内容は、オール模擬授業17本。
12/24
TUE
音楽授業
 そういえば、教職2年目、レコードを10枚近く持ち込んで「音楽の歴史」
の授業をやった経験がある。バロック音楽やガムランなどの民族音楽から
始まって、ロック・ニューウェイブまで私の好みのレコードを解説付きでかけ
まくった。
 そんな授業は一回きり。以来、やっていない。子どもたちは真剣に聞い
ていた。
 当時、担任の通知表なるものを学年末に書かせていた。各教科の5段
階評定付き。
 当然ながら、最も評定の低かったのは音楽。ここぞとばかりに日頃の反
撃。
「ピアノが全くひけないから『1』。」
「楽器が何もひけないから『1』。」
「カセットテープに頼りすぎ。」
「ピアノが上手な○○ちゃんに頼りすぎ。」
 ここぞとばかりに『1』をつけた子もいた。一方、以外にも『4』や『5』をつけ
た子もいた。
「リコーダーの教え方が上手。」
「音楽に詳しい。」
「観賞指導の時は真剣。」
「音楽の歴史の授業がよかった。」
 以上、「これまで2年間とちょっと程しか実施した経験がない」音楽授業の
話題、終わり。
12/24
TUE
その1
学校から
見える景

 私がTT加配教諭として算数授業をする4クラスは、いずれも校舎3階
にある。TT室も3階。
 また、昨年度まで3年間連続で私は3階のクラス担任だった。よって、
ここ4年間担当クラスは3階。
 各教室から見える景色は微妙に異なる。廊下から見える景色も。
 毎日窓から景色を見るのが私の日課。楽しみの一つ。学校は大地に位
置するため見晴らしは一大パノラマ。
 季節によって山の色も変化する。日時によって景色の色合いも変わる。
 南の窓から見える山々。東の方から桜島北岳・中岳・南岳。高隈山系
の山々。1000m級の山々がずらっと連なる。
 南側には金峰山がそびえ立つ。そして、手前には諸正岳と矢筈岳が並
び立つ。開聞岳は見えない。
 南西には野間岳も山々の間から見える。さらに西に目を転じれば海。こ
こに沈むオレンジ色の夕日は絶景。
 廊下に出て北側の窓から見える景色もお気に入り。まずは北東に霧島
山系の高千穂峰と中岳がうっすら見える。
 寒い日には、真っ白に雪化粧する。輝きが目に飛び込んでくる。
 北には重平山。伊集院町の最高峰。ここに時々かかる大きな虹は絶景。
 平野部を見下ろせば、1km先に新幹線の線路。北西には冠岳。
 冬場は特に空気の透明度が高い日が多い。遠くまでくっきりと見える肌
寒い日。そんな日が私は以外にも好きである。
 雪景色は最高。ぼうっと眺めているだけで癒される。いやなことも忘れる
ほど。
 今朝の見晴らしは絶景。宮崎県境の霧島第2峰・高千穂峰がぐぐっと迫
ってくるかの如く、くっきりと見えた。
12/23
MON
学力低下
問題その

 12/14に記した。
「私はここ10数年間年々レベルが低下していると実感してきた。特に、
 年度初めの子どもの実態を見ていて感じていた。」
 これは、教科のみではない。新年度初日にして感じとれる子が年々増
加している。
1 呼名されて返事ができない・声が聞き取りにくいくらいに小さい返事
しかできない。
2 ソウジの時間におしゃべりが多い。体よりも口がよく動く子が増えて
いる。
 こんなところから、すぐに手を打つ必要がある。これは、すぐに指導がで
きる。
 実は、返事・美化作業は教科の学力とも関連性がある。という以上に、
もっと大事な学力だ。
 新年度2日目、自己紹介をさせてきた。そこでも学力がわかる。
1 声が小さい。みんなに聞き取れない声でしか発表できない子が、増え
ている。
2 そして、下を見て読んでいる。よけいに声が聞こえない。
3 「紙に書いて練習してくること」と前日に指示してあったにも関わらず、
短い。「1分間スピーチ」と指定してあったのに、ほとんどの子が30秒以
内で終了。「30秒スピーチ」と指定してあったのに、ほとんどの子が十数
秒。
 しかし、同じような「できない」実態ではあっても、2通りに分類できる。
1 「できない」「やり方がわからない」状態。(教え体験させて育てる必要
 がある状態。)
2 「できる」力があるにも関わらず「やっていない」状態。
 2の場合は、すぐにやり直させればよい。「ほら、やればできるじゃない
 か。」「すごい。できたじゃん。」と、大いに誉めればよい。
 1の場合は時間をかけて、取り組んでいく必要がある。強い指導は逆効
果になる場合もあるから配慮も要する。
 私が危惧するのは、近年、1が増加している状況。教職員が「できること
をやらせていない」状態が増加しているようにも思える。教職員に限らず、
家庭でも、それはありうるかもしれない。
 その証拠に、指導すれば早くにできるようになる子は多い。「鉄は熱いう
ちに打て」である。。
 1の状態を数年つづけている子は、「もともと1だったのに今は2」になって
いる場合もある。5・6年担任を数年間続けていると、それが幾つかは見え
る。その場合は、指導にも時間がかかる。
12/22
SUN
その2
「総合的
な学習の
時間」の
憂鬱
 今年度から全国的に完全実施となった「総合的な学習の時間」。私の勤
務校での名称は「ドリームタイム」。
 私が「総合的な学習の時間」カリキュラム編成を目的とする「教育課程研
究委員会」委員長時代に決定した名称。勤務校が昨年度までの3年間、体
育科の文部科学省研究指定校になったため、ドリームタイム計画作成に割
ける時間はかなり少なく限定されていた。
 それでも、4年前から全教職員が学習すべき内容は指示し、多くの教職員
は学んできた。時数もそれなりにさき、先行実践にできる範囲で取り組んで
きた。
 学習指導要領では「総合的な学習の時間」について例を示している。示さ
れている例示は単なる例ではない。中教審・教課審で報告がなされた文章
にも何人かは目を通し確認済み。
 そんな経過を経て、単元制で計画を設定。幾つかについては、自主研究
授業を通しての提案を通してから設定した。
 しかし、学校によっては教職員によっては「総合的な学習の時間」の授業
像・イメージが随分と違うのも現実。
「子どもたちに公立学校では、どんな力を優先的につけるべきか。」のイメー
ジの違いが「総合的な学習の時間」の授業に表れる。
 まもなく公立小中学校選択制も全国的に導入されるかもしれない。「農業
体験重視」「花いっぱい運動への取り組み重視」のカリキュラムを設定する
学校に我が子は通わせたいとは思わない。
 自然体験・農業体験学習には、むしろ親として関わりたい。家庭教育の範
疇にして、休みの日に親子で山や海に出かけたり畑仕事を手伝わせたりし
たい。
 もちろん、少々の緑化活動はあった方が学習環境としてもよいだろうし、理
科学習のための諸活動は必要である。念のため。
 以上が、私の考え。かつて「やりすぎ」と思える学校を見た経験上、今後の
学校の変化を危惧している。
12/22
SUN
その1
花いっぱ
い運動
 かつて「花いっぱい運動」に取り組む学校に勤務した。「花いっぱい運動」
といえば聞こえはいい。
 しかし、労力と時間がかかるのも事実。苗作り・土づくりなどなど。
 ある程度は教職員の準備も必要になる。そこに費やす時間分は、当然な
がら授業研究などの仕事にかける時間が減る。当然だ。
 だから、私自身は、どちらかといえば、「花いっぱい運動」方針には反対し
てきた。よって、熱心な方々ほどには働いていない。(その分、授業研究等
の本質的な仕事には多くの時間も身銭も割いてきた。)
 それでも、全くやらないわけにはいかない。職員作業として設定してあれ
ば、事情がない限り、やらないわけにもいかない。
 ある日、職員作業で土づくりをした夜が始まりだった。腰が痛くて寝つけな
い夜を体験。
 薬屋さんでお薦めの塗り薬を購入。当初は、薬と休養で痛みが収まって
いた。しかし、年々悪化。
 また、当時の子どもたちの多くは草取りがいやになるほどだった。「教職
員も同感」と感じるほどだった。
 台風接近の際も大変な作業だった。夏休み期間のある日の出来事。台風
接近。
 当然、教職員だけでは鉢を移す作業ができない量。地域の子ども・保護者
に地域放送で呼びかけ協力をお願いした。
 ある保護者は言った。
「花が多すぎ。」
 花がいっぱい過ぎる学校よりかも花が少ない学校の方が、子どもはより賢
く育つ。教職員の仕事の腕も上がる。
12/19
THU
来年度の
内山学級
 廊下での出来事。休み時間に通りかかった時。「美化活動の時間」に、
雑巾を洗いに廊下を歩いた時のヒトコマ。
 教え子が「美化の時間」や「休み時間」にタルんだ様子で過ごしていた
ら、たまに、こう言う。
「タルんでいますね。かつての担任として責任を感じるなあ。」
「よし、来年度は、○○中学校1年ゼロ組内山学級で行こう。責任とって、
 そちらへ転勤するから。」
「もう一度ソウジから鍛え直そうか。」
 すると、ノリのいい子は、こう言う。
「それだけは、やめて!!」
 かくして、行動が締まる。美化活動に真面目に取り組み出す。最近は、
前年度内山学級に限らず、6年生全般にもたまに同様な手法を使用。
 もちろん、対話を喜んでもらっちゃあ困る。ちょっとしたブラック?ジョー
ク。
 最近、TT加配で入っているクラスでは、一人での授業でも稀に使用。
「ノートチェック時」や「復習課題プリントが早く終了した子」に対して。
12/17
TUE
ひそかな
楽しみ
 4校時に、6年あるクラスで道徳授業。「ひそかな楽しみ」とは、これ。
『とっておきの道徳授業U』に掲載されている板橋均氏実践の追試をした。
『とっておき・・・U』の中で最も私の目をひいた実践。準備も楽。これ、重
要条件。
 とは言っても、「しんゆう」を様々な漢字で置き換えて意味を考えさせる
実践は、以前から知ってはいた。中高校生時代にも「いろんな『しんゆう』が
ある」話は恩師から聞いた経験がある。
 似たような実践(話)は私も幾度かやってきた。
 また、以前詳しい説明を手続きしているMMで読んだ。「これ、そのうちに、
深く突っ込んで使えそう」と思っていた。だから、この実践が最も目に飛び込
んで来たのだろう。
 導入部分で「友」を扱う際、日本基礎学習ゲーム研から学ばせていただ
いたミニネタを融合させて入れた。子どもたちがオオーとどよめいた。
 算数科授業で、日頃テンポとリズムとスピードを意識している。久々の道
徳授業。日頃の算数科授業のテンポで進めた。
12/16
MON
その1
2学期の
まとめ
 2学期算数科TT加配教諭として授業したのは、4クラス。5・6年生142人。
・ 4クラス全体の平均点は90点突破。
・ 142人全員が平均点65点突破。
・ 90%以上が平均点80点突破。
・ 70%以上の子が平均点90点突破。
・ 極端にノートのきたない子はいなくなった。
・ ノート作業が目を見張るほどに速くなった子も多い。 
12/15
SUN
専科と学
級担任の
関係
2002年5月5日に私は記した。

「専科やTT加配教諭をしていると、それぞれの学級のいろんな点が見える。
 やりやすい学級もあれば、とてもやりにくい学級。授業に真剣に取り組まな
 い学級。やたらと騒々しい学級。いろいろあるよ。」
 昔、ある専科の方から幾度か耳にした話。この手の学級批判・学級担任批
判的コメントに対し、ある種の疑問を抱いてきた。
 さまざまな子どもがいて、当たり前。学級も、それぞれ異なるのは当然。
 一人一人がみんな違う。その前提で対応して、授業で力をつけるのが、プ
ロ。
「やりやすい」「やりにくい」のレベルで、子どもや担任批判をしているうちは、
対応力が低い証拠。それに対応する授業の腕が未熟なだけ。
 授業が成立しないのは、授業者の腕の低さが要因である場合が多い。な
あんて、疑問をずっと抱いてきた。
 今年度、初めてのTT加配教諭。4学級に入って授業している。
「やりにくい」と感じる学級は、ひとつもない。どの学級も、おもしろい。」
「授業の組み立て方をしくじった」と感じた経験は、幾度かあるけど。 

 2学期間TT加配教諭をやってきて、この考えを確信。
 まあ、世の中いろいろなケースはあるはず。授業が成立しないのは授業者
の腕だけが要因とは言い難い。
 学級集団づくりがうまくいっていない学級での授業で同じにならないのは、
当たり前。やり方を変えればいい。
 ちなみに、今年度担当している4クラス。私自身は、全く苦労なし。どこも楽
しいし、それなりに子どもたちは育っている。
 TT加配ではあるが、幾度も一人での授業もやらせていただいた。はっきり
言って、一人の方が気楽。
 TT加配は、学力向上が目的の制度。毎回研究授業をやっているようなも
の。
 二人がバラバラに実践するわけにはいかない。もう一人がお客さんになっ
てはいけない。相手が、どう動いていいかわからない状態をつくるのは税金
の無駄遣いにもなってしまうとの懸念もある。
 よって、一人で授業する方が楽しい変化をつけられる。学級集団づくりを進
める実践も広くできる。
 それはそうと、先の記述に対し、5月8日に、ある小学校教諭から個人メー
ルをいただいた。

 久しぶりに内山先生のホームページを見て,「そうだよな」といろいろと納得
させられました。1年目,我が○年○組ははちゃめちゃでしたが,担任として
は誇りを持っていました。なのに,専科の先生に「○年○組は・・・」と言われ
ていることを知って悩んだことを覚えています。私にも責任はあったのは事実
でしょうが,責任を私だけに背負わせるのは何か違うだろうと思っていました。
わたしは,将来専科をすることになったら,内山先生のようなスタンスで各ク
ラスの授業に臨むつもりです。

 これに対して、私は次の通りメールを返信した。
 初めての学級担任外の仕事。貴重なチャンス。なので、経験して実感した
記録をとどめておくつもりです。
 多くの教職員が通る道です。専科の方からの話で学級の子どもたちの事
実が掴める場合もあります。子どもたちの問題点も含めて、ザックバランに
語っていただけるのは、ありがたいことです。
 なかには「それは違うだろ。」というのもありますが、まずは全面的に聞い
て、学べる点は学び、違うところは放っておけばいいのです。
 専科の授業での出来事が発端となって学級内で問題が起きる場合だっ
てあります。幾度か経験しました。

 今年度初めてのTT加配教諭。まあ、専科に近い体験もした。
 これまでは、専科の方の担当学級評論発言に口を挟んだ経験は一度もな
い。担任学級の子どもたちの問題を指摘されたら「すみませんでした。指導
しておきます。」「私が気づかなかった点を教えてくださり、ありがとうござい
ました。」みたいな対応をしてきた。
 これから先も、この線でいくだろう。さまざまな情報を教えていただけるの
は、ありがたい。自分の未熟な点も把握する材料にもなりうる。
 ただし、子どもに罪はない。こう考えて子どもがより良く行動できるよう対
応していくのが原則。
 例えば、次の内容は私も幾度か聞いた経験がある。私自身が専科の方か
ら相談を受けた経験もある。
・ ○年○組は授業態度が悪い。
・ ○年○組は授業中おしゃべりが多い。
・ ○年○組は学習用具の忘れ物が多い。
 これらを相談しあうのは大切だ。事実を伝え合うのはタメになる。
 ただし、明らかに本人が「未熟な授業」「アマレベルの指導」しかできないで
いて、いつもいつも「子どものせい」「学級担任のせい」にしているようなら話
は違う。
 来年度以降は、場合によっては口を挟む場合があるかもしれない。「本当
に学級がそうなのか『飛び込み』で研究授業をやらせていただけませんか。」
「先生は、どう指導なさっているんですか。」「先生の指導に問題はないので
すか。」と。「かつて私が専科らしき経験をした際、授業がヒドイ・指導がアマ
イ以外は一切ありませんでしたよ。」と。
 専科経験者の特権。少なくとも「学級によって授業への関心・意欲・態度に
差があって授業にならない。」「○年○組は学習のしつけができていないので
授業を進めるのに困っている。」「○○先生の学級は、いつもおしゃべりが多
い。」みたいな発言の90%以上は、専科の方が「自分の未熟さを棚にあげて
発言している」と私の目には映る。

 実は「自分の教師としての未熟さをタナにあげての担任批判・子ども批判・
家庭批判」は、教科担任制である中学校では、さらに多くなると思われる。
 これまでに、数百人の中学校教諭と語り合った経験からの実感。教育サー
クルや民間団体や組合の学習会・研究会などで語り合った中でに実感。
 教科担任制は、一人一人の教師の責任を薄れさせる危険性はある。お互
いの教科の持ち場へ踏み込まないために実践をナアナアで済ませてしまう
状況をうみやすい。(と考えられる。)
 高校・大学と進むと、その傾向はさらに高まる。その分、限定した分野に専
念できるのだから、専門性は増す。当然だ。
 小学校での教科担任制も話題になりつつある現在、このあたりの事実を出
し合って導入か否かは検討する必要がある。 
12/14
SAT
学力低下
問題
 昨夜テレビ番組で「学力低下問題」のニュースが流れていた。文科省発表
の学力テスト結果。中学校1年生での落ち込みが特に大きいらしい。
 最近話題の「学力低下問題」に対する私の考えを述べる。 
1「現場の学校では実感できない」とテレビ・新聞にコメントを出した方もいた
ようだが、私はここ10数年間年々レベルが低下していると実感してきた。特
に、年度初めの子どもの実態を見ていて感じていた。 
2 これは、あくまで全体的な傾向。前年度誰が学級担任だったか授業して
いたかで、学力レベルの傾向は異なる。
3 十数年前から「新学力観に立った授業」と称して「指導」よりも「支援」重
視の授業が多く見られるようになった。「教える」よりも「体験」重視の授業が
増えた。推進する教職員や関係者がいた。これが近年の学力低下の大きな
要因である。
4 この傾向は某有名小学校でも見られた。数年置きごとではあるが、公開
研に行くたびにレベルが低下している。かつて、その小学校で勤務し実践力
に優れている研修係と有名実践家の方には別々の場で伝えた。「授業のレ
ベルが落ちている。」「授業終了時刻が守れない授業者が多い。帰りの会を
ダラダラと30分もやっている学級すらある。」「新学力観なるものに振り回さ
れた結果だろう。」と。共感を得られたようではあった。
5 「授業時数削減が主因」との報道が多い。一つの要因には違いないが、
「授業内容と方法」の問題はもっと大きい。
6 教科書の記述が問題解決型重視になっているのはともかくとして、説明
がごちゃごちゃしている。例題の説明に紙面もだいぶ割いている。一方、教
科書の問題数が減っている。教科書の問題を1回やっただけでは習熟を図
れない、練習問題不足となりかねない箇所も増えている。ある有名実践家
も新聞紙上で似たような内容を伝えていた。
7 「宿題や補習の多い中学校では学力が高い傾向にある」との報道があっ
た。教える時間が増えれば、学習量が増えるのだから当然の結果。問題は、
授業で教えるべき内容をきちんと教えているかどうかだ。授業で「わかる」「で
きる」状態に近づけているかどうかだ。
8 小学校では宿題や補習の多い学級では逆の弊害も出る場合がありうる。
「宿題を増やせば授業中に調べざるをえない」「補習をすれば放課にやるべ
き仕事を授業中せざるをえない」みたいになって、結果的に「授業で力をつけ
る」本質はないがしろになるなどの危険性がある。
12/13
FRI
廊下を走
る子への
指導
 私のやっている裏技は多い。いつもいつも同じことを繰り返し言われたって
あまり効果はない。
 ちょっと変化があれば伝わる。日によって使いわけるのも面白い。
 「廊下を走るな!!」と怒鳴ってばかりいるよりも効果は大きい。それに指
導を楽しめるから精神衛生上も効果的。とりあえず10例示す。
 これは以前やっていた。あるいは最近やっている方法。その時の私と子
どもの時間的余裕などの状況によって使い分けている。

01 ストップ!さて、問題です。ここは、どこでしょう?(「廊下」と答えられれ
ば「正解!」と言って終わり。答えられなければ、正解を教え第2問へ。)

02 第2問。今、あなたは廊下を走っていました。なぜでしょう?(理由を答
えられれば「正解!」と言って終わり。答えられなければ、時間切れを表す
ように「ブーッ」と言い、第3問へ。)

03 第3問。今、あなたが廊下を走る行いは良いか悪いか?(「悪い」なら終
わり。しかし、走り去ろうとしたら第2問に戻る。めったにないけれど「良い」なら
理由を問う。その後はケースバイケース。きりがなくなるので、この方法は、
ここで打ち切り。)     

04 廊下を走るとお化けが出るよ。 

05 廊下を走るとは、いい度胸しています。(私が担当した学級・学年の子
にはでは効果あり。ほかは、あまり効果なし。)

06 止まりなされ。おぬし、この廊下が目に入らぬか。(「目には入らない」
の返事が返ってくる場合も多い。そんな子とは、その後、会話も弾む効果
あり。)

07 まてい。廊下を走るとは100年早い。

08 君たち、おいでおいで。さて、問題です。あなたたちは、なぜ、呼ばれた
のでしょう?(「正解!」なら終わり。答えられなかったり不正解だった場合は
01の問題に進む。)

09 待て!うるさい!音を立てずに走れ。(走り去ろうとしたら幾度も繰り返
すのがミソ。)

10 ちょっと待った!(と言って)「恐怖の廊下」のつくり話をする。「昔々ある
ところに小学生がいて廊下を走ったとさ。そして、止まれなくなって、壁にぶつ
かり幽霊になってしまいました。今でも、廊下を走っている子を見かける時だ
け出るんだとさ。その廊下とは・・・ここだ!!!。」みたいな話。(こういうの
は「学級の朝の会」や「学年集会」で話し、「今のつくり話で私が君たちに伝え
たのはいったい何でしょう?」と尋ねるのも効果はある。)

 ほかにもあるけど、裏技の例はここで止める。ここに示したのは、いずれも
内山の分類上「AさせたいならCと言え」の方法。私の一つの主張。
 道徳教育改革集団代表・深澤久氏が主張している「Aさせたいならアンチ
A」も、私は使っている。例えば「走って、けがしろよ。」も効果的。
 岩下修氏が提案した「AさせたいならBと言え」が表技なら「Aさせたいなら
Cと言え」&「AさせたいならアンチA」は裏技。内山は、このように分類してい
る。
 ちなみに、Aはそのままの目標。この場合「廊下を走ってはいけない」。また
は徳目。「人に迷惑をかけてはいけない」や「公共の場ではみんなのことを
考えよ」や「きまりを守れ」にあたる。
 以上、指示や話をA・B・C・アンチAに分類している。これらは、時・場所・人
(相手や指示者)・物・回数などによって効果の程が変化すると考える。

 事例をたくさん集めて分類し効果の程を研究し伝えていくのも価値ある仕
事になる予感がする。すでにBはなされているけれど、C&アンチAも含めて
分類し効果の程度まで進められた研究報告は、これまでにないはずである。
私は目にしたことがない。私の勉強不足による認識間違いで、もしもあったと
したら、どなたかお知らせください。

「廊下を走る子への指導」に話を戻す。 
 もちろん「けがしてからでは遅いよ。」「安心して歩けないから走らないで。」
みたいな表技も大事。短く、あるべき内容を伝えてわかる子どもたちに育て
る必要はある。その上で、効果が上がらない時には、こんな裏技も効果的。

 ただし、次の点で留意する必要がある。これ、重要。
1 誰一人走らない管理の行き届き過ぎた学校は、危険。徹底し過ぎた管理
主義は子どもの個性まで潰す。
2 だいたい「子どもが全く走らない学校」の報告は聞いたことがない。「放っ
ておけば多くの子どもは走るものだ」とも思う。要は、周りの人の迷惑や身の
安全も省みない程に走る状態をこそ指導し向上的変容を促すことこそ大事。
3 (2をふまえての主張なのだが)目の前を歩く人の声が届かないほどに走
り抜けていく子どもが多い状況は危険。注意すら耳に入らない程のスピード
で走りさる子、注意されて逃げる子が増える状況なら学級・学校はすでに危
険な状態。手をうつ必要がある。
4 (3と関連するが)「大きな声で注意しないと聞かない」さらには「怒鳴らな
いと聞かない」子どもを多く育てたら、もっと危険。だから、「いつもいつもの大
きな声での指導」「怒鳴る指導」は、できるだけ避けた方がよい。怒鳴る方の
言うことしか聞かなくなる場合がありうる。「叩く」はいないだろうが、「怒鳴る」
指導(「怒鳴る」は指導と言えないけれどあえて使う)は、できるだけない方が
いい。
5「廊下を走る必要がない」状態にしながら子どもを育てるのも重要。教職員
が「子どもが廊下を走ってもいい状態にしてはいないか・放任してはいないか」
を検討し改善していくのも大事。

5について、補説する。
・ 授業終了時刻が延びてしまったため、休み時間が少ない。でも、授業開
始時刻に遅れると叱られる。
・ 授業終了時刻が延びてしまったため、休み時間が少ない。でも、購買部
での買い物を急がないと困る。
・ 着替えていたら校庭に行くのに時間がなくなった。いつもおしゃべりしなが
ら着替えているので遅い。だから、いつも走って間に合わせている。しかし、
担任は気づいていない。おしゃべりしながらの着替え・騒々しい中での給食
準備や片づけ・おしゃべりだらけの美化作業の時間。大方、放任。
・ 教室の前の廊下で教室で暴れている・騒いでいる子どもたちの放任。ある
いは気づかないほどに周りの教室が騒然とした状況。
・ 一部の子どもの相手や宿題調べに休み時間の多くを費やさざるを得ない
ため教室に籠もりっきりがちで、廊下など教室外での子どもの様子に目が行
き届かないから指導もなされていない。
・ 他のクラスも走る子が多いし、きりがない。との諦め心からの放任。
 まだまだあるが、ここまでにする。

 実は、こんな要因もからんでいる場合も多い。廊下を走っている子・走って
来た子に理由を問えば、ここに示した幾つかの答えも結構返ってくる。
 一人では改善できないものもあるだろうし、簡単にはいかないものもある。
私も上手にできなかった部分も、含まれている。  
12/12
THU
通知表評
定基準
 私が本年度「TT加配」で入っているのは4クラス。5・6年4クラスの算数科
通知表評定は私がしている。
 2学期分は、すでに学級担任に提出済み。先週末から今週火曜日の間に
「大事なお手紙」や「ラブレター」と称して手渡した。
 通知表単元別の評定とテスト結果一覧表(観点別得点と評定・総合得点・
平均点も含む)を示した。
 各単元の評定基準は次の通り。
・ 正答率90%以上。・・・◎
・ 正答率60%以下。・・・△
・ ◎と△の中間。・・・○
 単元テストを元に評定。正答率が全国平均で80%程度になると判断できる
テスト問題を採用した。その意味で、今年度は、私が信用できるテストを指定。
5・6年担任に要望し採用していただいた。
 ただし「関心・意欲・態度」評定のみは次の通り。
・ 指示・発問への反応率90%以上。それでいて、学期末近くの段階で正答
率90%以上になるように努力している。・・・◎
・ 指示・発問への反応率60%以下。・・・△
・ ◎と△の中間。・・・○
 なお、「学期末近くの段階での正答率」は「学期まとめテスト」で評定。「指
示・発問への反応率」は、観察法と質問紙法(わくわくチェック)にて評定。
 ノート作業(ノートチェック)や教科書問題への取り組み(教科書チェック)・操
作や話し合い活動の様子も含む。私が学級担任に提出した評定の基準は、
以上の通り。
 ただし、「関心・意欲・態度」評定については、学級担任が個人内評価をも
とに「子どもの励みとなる変更はしてもよい」と伝えてある。
 例えば、宅習や自習時間などの本人の努力も学級担任はTT加配教諭よ
りも把握しているのだから。「他の教科とも比較し算数をよく努力している」
状態で「本人にとっても今後の良い励みになる」と判断すればアップしても
よいと伝えた。 
 かなり明解な方法だと思う。「絶対評価」なのだから、子どもたちに「なぜ◎
○△なのか」がわかり他者にもわかるように設定する必要がある。
 他の学年・学級とは合意したわけではない。よって、他の学年・学級とは評
定基準が異なるとも考えられる。
 子ども・保護者・・・への説明責任を負う学校。このあたりの討議も、今後進
めていく必要がある。
12/11
WED
師走
DON
 三日連続午前3時に目を覚ました。仕事。
 19時ごろ開始、21時ごろ終了。冷たい空気の最中、8人が参加。今回は
全員小学校教諭OR小学校教諭経験者。
1 全学年学級づくり・生活指導「廊下を走る子への指導」
2 5年理科「上皿天秤の使い方指導」
3 模擬授業・6年社会科「世界に歩み出した日本」
4 模擬授業・国語科「なきがらや・・・の俳句」
5 4年学級づくり「学級パーティー計画の指導」
6 4年国語科「詩の授業」
7 4年体育科・保健「性の授業」
8 総合的な学習の時間・ダイコンの育ち方
9 討議・第2回DFT・DON合同合宿の計画
* ほか、学級通信・論文・教材文コピーなど資料多数。
 
12/10
TUE
6年2学
期テスト
完了
 1校時は5年学級で「小数のわり算」復習指導。
 2・3校時はそれぞれ6年1クラスずつ。テスト返却と復習など。
 4校時は、6年1組で「正方形がいくつ?」の授業。子どもたちは、なかな
かにノリノリ。「解き方の秘密」がなかなか発見できなくてイライラした子もい
たはずだけど、解けたときの笑顔が素敵だった。
 そして、5校時は、2年学級で国語の授業と帰りの会の世話。サムライ揃
いの面白い学級だった。
 帰る前の「帰りの会」で日直の子が「かえりの歌」と言った。子どもたちは
すぐに、みんな元気に「かえるの歌」を歌い出した。
 私が笑い転げていると、子どもたちは2番まで歌い、最後の「ケロケロケ
ロケロクワックワックワッ」を幾度もリピート。私の「やめやめやめ!!」の声
でようやく止まった。とっても愛らしい子どもたちだった。
 そういえば以前似たような経験があったようななかったような。もしかした
ら子どもたちは覚えていて私を喜ばせようとわざとやったのかもしれない。
いずれにせよ、面白い学級だ。楽しい素敵な子どもたちだ。
 6年1クラスでは、昨日休んでいた2人の子が本日テスト実施。以上で、
2学期のテスト5枚すべて完了。
 平均点は、小数第1位以下を四捨五入して整数で表す。3クラスとも93
点。またまた同じ。
 もちろん、小数点以下まで厳密に計算すれば0.5位の差は出る。が、大
した差ではなかろう。一人一人の子どもの平均点を小数第1位までの概数
にしてから出した数値なので少々の誤差もあるはず。
12/09
MON
はじめに
時間あり

 校務は、ほとんど勤務時間内で済ませている。
 教材研究もテスト採点も成績処理も。校務分掌の仕事も。よっぽどのこと
がない限り、公務上やるべき仕事は「はじめに時間ありき」主義で通してい
る。
 ただし、私がホームページ上で述べる「勤務時間外の仕事」は、校務とも
関係はある。「研修」でもあり「教師修行」でもあり「世のため人のためクラス
のために役立つ仕事」と考えての取り組み。
 例えば、昨年度まで学級担任として殆どの年度で学級通信を発行した。
その殆どは勤務時間外に書いた。勤務外の仕事として位置づけていた。
 第1目的は、教師修行。そのための学級通信だった。だから、書きたい
内容を書いたし、自己責任で発行してきた。
 だから、毎日にわたって300号以上発行した年度もあれば50号も発行
しなかった年度もある。だいたいは100号突破はしたけれど、「それどころ
ではない」「優先すべき仕事がたくさんある」と判断した年度は無茶しなか
った。
 ちなみに、週報は校務と位置づけ、ほとんどは勤務時間内に作成。必要
な連絡・お願いは週報に記した。
 それはともかく睡眠不足ぎみで眠い目をこすりながらの1日だった。が、2
クラスでのテストはテストの授業時間内で全員の採点も済ませるなどフル稼
働。
 6年1組では「私が学級担任としてやるような授業」を久々にやった。最初
の5分間は社会科?。子どもたちのパワーを制するのに少々疲れた。
 
12/09
MON
その1
6年まと
めテスト
 6年2クラスで「2学期まとめ」テストを実施。1クラスは、先週12/05に、
済み。
 これにて2学期のテスト完了。3クラス平均点は、96点・95点・95点。い
つものことながら、順不同。
 5年生の頃、内山学級の中ではやや遅れがちだった子どもたちが満点や
高得点を次々にとる事実も出てきた。5年時他のクラスだった子については
当時の成績は存じない。しかし、1学期と比べても逆点的現象も一部の子ど
もたちの中に見られる。
 手応えは感じる。どの子も力をつけてはきている。
12/07
SAT
5年2学
期算数の
総括
 今年度から新学習指導要領完全実施スタート。それに伴い、教科書も昨
年度までと変わった。もちろん、学習内容も。
 教科書を使い、教科書を教える授業を進めてきた。2学期を振り返っての
感想を記す。
1 極端に1学期の内容は易しい。4年での既習内容も含み、昨年度まで
 の5年1学期よりか極端に易しい内容になっている。1学期に比べると、
 2学期は急に難しくなる。
2 昨年度までと比べ、問題解決型の説明や図は増えているいる。一方、
 練習問題は減っている。教科書の問題を一度やっただけでは習熟不足
 になりかねない。2学期に扱う内容に関しては、そう考えられる部分が多
 い。
12/05
THU
ちょっぴり
気になる
授業時数
 学習指導要領で各学年の授業時数が示されている。どの公立学校も、
それに行事等の特別活動がプラスされている。
 各教科・道徳・特別活動のほかには、予備の時間が計画に組み込まれ
ている。万一に備えて、これは必要。
 しかし、「予備の時間」は各学校によって異なる。行事等の時間や内容が
異なるのだから、少々の違いはあって当然。
 ところが、学校や学年によって数十時間異なるのが気にはなる。3学期
末に「予備として計画してあった時間がたくさんあったので、これからは5
校時で終了です。」とか「6校時は遊びの時間。」とやってもいいのだろうが、
これが授業にすれ変わっているところも多いだろう。
 予備時数が「年間30時間程」の所と「年間60〜70時間程で各教科の
計画時数をオーバーして実施」の所が生じていると考えられる。
 このあたりの極端な違いは公平性に欠ける問題を生み出しかねない。
「学力保障」問題にも労働条件にも「勤務評定」問題にも絡んでくる危険性
がある。ちょっぴり気になる。 
12/04
WED
「学習の
めあて」
板書論
「一寸先は闇」だからこそ面白い場合もある。
「この時間に何をするのか」「課題は何か」「めあては何か」いずれも、子ど
もがわかっていれば、板書の必要はない。必要があれば、話して聞かせて
頭に入れば、それで十分。
 学習のめあてや学習課題を板書するのであれば、当然ながら板書する意
図があってしかるべき。
 しかし、私の目にした研究授業の多くは「めあて」なり「学習課題」なりが
板書されていた。あるいは、広幅用紙にあらかじめ書き込んであったモノ
を貼っていた。
 また、なくとも差し支えないと考えられるモノが多かった。どうも形式主義
で板書している方が多いみたい。
 なかには、「学習のめあて」や「学習課題」「学習問題」の板書をすすめて
いる学校もある。形式の強制はあってはならない。
 子どもに力がつく方法か否か事実でこそ判断し、授業者が選択すべき問
題である。
12/03
TUE
教科担任

 小学校での教科担任制導入も近頃話題になりつつある。私が学校長なら、
まずは数年間、次のようなシステムを組むかもしれない。
1 教職員の希望を尊重して学年部を設定する。専科の決定も未定の段階。
*2・3・4・5は同時進行。
2 学年部で学級担任と学年世話係(または学年主任)を決める。
3 学年世話係(または学年主任)は数教科専科のスタンス。授業時数が学
 級担任 と均等になるように配慮して「専門教科」を決める。
4 他教科は学級担任が基本的には授業。
5 さらに授業時数が均等になるように配慮しながら学年間で教科担任制を
 できる。数教科において、やりたい教科を担当制でできる。それを学年部
 メンバーで話し合って決める。
6 学年世話係(または学年主任)は、学校長に結果報告。学校長は確認と
 承認。ただし、「明らかにおかしい」と感じるときはツッコミを入れる。または
 職員会議を開き全職員に問う。討議により民主的に決定。(ただし、職務命
 令は出さない。)
7 専科および教科担任した箇所における担当者は、年一回以上研究授業
 をする。指導案はいかなる量でも良い。特別な事情のない限り、学年部員
 と管理職は必ず参観する。参観者は、コメントを記す。コメント集は全教職
 員に印刷・配布する。
8 各学級の国・社・算・理4教科学期末テストの問題・平均点・担当教諭に
 よる分析・考察を記した内容を各学級の学級通信で子ども・保護者に伝え
 る。
9 各学期末に学級の子どもたち全員に各教科&道徳の評定をつけさせる。
 「タメになったか」「楽しかったかORホンキになったか」それぞれ3段階評定。
 各学級担任は評定を集計。学級通信で子ども・保護者に伝える。

 これなら、やってみたい気もする。
 反対が多いかなあ。??ちなみに、8・9は学級担任として実施した経験
がある。
12/02
MON
習熟度別
学習
 子ども一人一人は違う。だから、一人一人のつまずきに対応する個別学
習の場は大切だ。
 子ども一人一人習熟度は異なる。だから、一人一人の習熟度に対応する
習熟度別学習も大切だ。
 ただし、公立小学校における習熟度別学級制・習熟度別集団制導入には、
気が向かない。やり方を間違えたら害の方が大きいと考えるからだ。
 もちろん、教職員の数が増えるのだから極端にヒドイ方法でなければ、効
果は上がって当然だ。やるのであれば、害が出ないシンプルな方法をこそ
すべきだ。
 かつて、先進校として紹介された学校の様子をテレビで見た。こんな方法
ならやらない方がマシ。と、見ながら考えた。
 番組では、学力がアップしたと紹介がなされた。内山学級でこんな授業を
やったら学力は間違いなく落ちる、とみた。
 元が低すぎたから学力検査結果が上がったのかもしれない。とも思った。
紹介された時間外の授業で「力のつく」別な指導が行われたのかもしれな
い。
 
12/01
SUN
ティーム
・ティー
チング
 先週水曜日に6年部学年会に参加。2学期末反省会。
「算数科」について、ある教諭は述べた。
「TT制により、個のつまずき等つかむことができた。」
 事実、それはある。今のやり方の利点。
 T1がリーダーで「主導権」をもって授業。T2がフォローする形態。
 なので、T2は、余裕もある。様々な角度から観察もできる。
 慣れてくれば、子どものつまずきが、すぐに目に入る。T1の発問や指示
の善し悪しを見抜いて、子どもの表情を見て、「どの子が困惑しているなあ」
までわかる。
 T1として正面から見るよりか、こちらの方が見える。子どものかすかな手
の動きまで。
 T1・T2は単元交代制。学期末はT1・内山で設定。
 担任の負担が大きくならないように、内山が約3分の2をT1で計画。テス
ト採点・返却・通知表評定も私がしている。
 3人の方に内山学級にTT加配で入っていただいた経験から考え設定した
方法である。「学級担任にとっても内山にとっても一番やりやすくて効果も上
がる」と考えた方法。もちろん、私がこれまで見てきたTT授業よりかは効果
を上げているはずである。
 私は、このやり方でよかったと思う。3学期も、これでいく予定。
 一方、先の会で私は述べた。
「少人数加配教員の置き方については検討課題でしょう。」
「教科・学年・配置・習熟度別集団学習導入の有無&方法」の検討も課題。
 TTはやり方によっては害も起きうる。教育効果の低下も招きかけない。
 今年度、そうならないように留意してきたし、効果は上げている。(と、私は
見ている。)では、どんな害が起きうるか。そのうち、どこかで述べるつもりで
いる。
 TT授業は、やり方によっては、かなり効果が上がる。が、下手なTTのやり
方をするよりかは、一人で授業する方がずっと効果を上げられる。(という場
合もある。)