道徳授業記録

授業名
    自分の好きなところを見つけよう

 
【実施学年】  5 年      【実施日】2001年  1月 24日
【単元名】   人権        【価値項目】 希望・勇気
【資料名】  なし 
【準備するもの】 B5サイズの画用紙・・・人数分
 
T ねらい
 
1 自分の長所を考える。
2「自分の長所」や「自分の行為で変えたいところ」を話したり、仲間の話を聞いたりで きるようにする。 
3 互いのよさを認めあえることの良さを感じ合う。
 
U 展開 [太字は授業者の言葉(発問・指示等)、・は、子どものおもな発言等。]
 
 授業開始と同時に、一人の子み問う。
 
 あなたの現在の学級担任は誰ですか?
 
 即座に、その子は答える。
「内山義朗。」
 その後ろの子にも、問う。待ってましたとばかりに答える。
「内山義朗さんです。」
 さらに、もう一人に問う。すると、こうなる。
 「内山義朗先生です。」
 
【板書】内山義朗のいいところ
 
 こう書いて、挙手指名方式で発表させる。
・「いじめ」を許さない。
・正義感が強い。
 こういった意見が出される。授業者が気に入った意見をいくつか板書。
 続けて、次の問い。板書する。
 
【板書】内山義朗のよくないところ
 
 さっきよりも、勢いよく手を挙げる子がいる。日頃、比較的よく叱られる子が、うれしそうに手を挙げ
て、ここぞとばかりに元気よく発言する。
 次のような意見が出された。
・受けないギャグを言う。
・たまに失敗をごまかす。
・給食準備時間に、男子と低レベルの争いをする。「ご飯のつぎ方が足りない。もっと入 れろ」と。
「それを言うとは、いい度胸しています。」
「それは、お互い様!」
などと、言葉を返しながら、和気藹々と進む。
 調子に乗って、次々と手が上がり出す。が、途中でうち切る。
 
 いやなところは、人から言ってもらいたくはないよね。特に、自分でわかっていて、できないこと
は。そして、本人の努力でどうしようもないことは。 
 
  こう言って、板書。
 
板書 わたしのいいところ
 
「自分のいいところ」をノートに書きなさい。
 
 箇条書きで書かせる。机間観察しながら、なかなか書けない子には、助言して書かせる。「そう言えば、
OOさん。昨日の給食も残さず食べていたね。食べ物を大切にしているね。 偉い。」
「OOさん、今日はこんなに寒いのに、さぼらずに学校によく来たね。たくましい。」
「OOさん、さっきは床に落ちているゴミを」拾っていたね。なかなかできないことだよ ね。
例えば、このような言葉かけをする。すると、全員が書ける。
 全員が、三つ以上書けたことを確認して、次へ進む。ここでの書く時間は、約5分。
 
板書 わたしのいやなところ
 
「自分のいやなところをノートに書きなさい。」
 
 3分間、書く時間をとる。特に、「机間観察して必ず書かせる」ようなことはしない。書けなければ、それで
よい。それでも、ほとんどの子は、記入していた。
 
 これから「『より素敵なあなたに』変えるための話し合い」をします。
 ミニ班を作ります。
 はじめに、右前の人が「自分のいいところ」を1分間話します。聞く人たちは、にこにこうなずきな
がら聞きます。
 1分たったら、交代します。話す人は、右回りに交代していきます。
 
 こう説明して、ミニ班を作らせた。ミニ班とは、4人ずつの10グループ。
 そして、授業者が、1番前の一つの班の子4人とやってみせた。授業者が、話す人で。「聞く人は、話して
の方を見て、うなずきながら聞く」を再確認した。
 私の「はじめ!」の言葉で開始。途中「1分経ちました。」と時間の経過を伝える。この合図で「話し手」が
交代する。
 授業者は、机間観察する。どんな話しぶりか、耳を傾けながら。
 どの子もにこやかな」表情だった。笑い声が、度々起こっていた。
 4分経ったところで終了。全員、授業者の方へ体を向けさせる。次の説明。
 今度は、「自分のいやなところ」を話します。聞く人たちは、「そんなことはない。OOなところがとて
もいいよ。」とはげまします。
 話す順番は、さっきとは反対。左前の人からはじめます。
  
 先ほどと同様に、授業者が、最前列の3人とお手本をやってみせた。「そんなことはない。OOなところがと
てもいいよ。」とはげましながら聞くことを再確認した。
 そして、開始。
 
 4分後、机をもとの位置にもどさせる。B5サイズの画用紙を白い紙を配る。
 
 真ん中に「大好きなわたし」と大きめに書きなさい。その下に名前を書きなさい。
「大好きなわたし」のポスターを作ります。自分のいいところやいやなところを書きなさい。時間があれ
ば、イラストをかいて色をつけるといいですよ。
 
 残り時間いっぱい「大好きなわたし」のポスターづくり。約15分。
 授業終了時に集め、後日教室内に掲示した。
 欲を言えば、ポスターづくりに20分程時間をとりたい。「続きをかきたい」と言って休み時間にも取りに来て書
く子も多かったので。
「大好きなわたし」ポスターには、例えば次のような言葉を短く書くことになる。
「人と話をするのが大好き!」
「おこりっぽいけど、いつも真剣!」
「チャレンジ精神おうせい!」