ワード2010基本講座：Excelのもとになるファイル(ブック)と連動させたい

Excelのもとになるファイル(ブック)と連動させる方法　　　　　 Topへ

グラフを作成したExcelのファイルとリンクさせた状態になります。いわゆるリンク貼り付けを利用する方法です。
また、テーマを利用するか否かによって2種類の方法があります。
- Wordでのテーマを利用したいときは、[貼り付け]→[貼り付け先テーマを使用しデータをリンク]を実行します。
- 元の書式のままとしたいときは、[貼り付け]→[元の書式を保持しデータをリンク]を実行します。
操作手順：Wordでのテーマを利用したいときのケースで説明します
1. Excelのグラフを選択して、[ホーム]タブのクリップボードグループにある[コピー]を実行します。
  ショートカットキーを利用するときは[Ctrl]+[C]です。
2. 貼り付け先のWordで[ホーム]タブのクリップボードグループにある[貼り付け]→[貼り付け先テーマを使用しデータをリンク]を実行します。
3. Wordへ貼り付けられました。
  ワードのリボンは[グラフツール]が表示されますので、貼り付けたものが「グラフ」であることがわかります。

ワードでのテーマを変更する
- ページレイアウトタブでテーマを変更すると、[貼り付け先テーマを使用しデータをリンク]を実行して貼り付けたものは、選択したテーマに応じて変更されます。
  一方、[元の書式を保持しデータをリンク]を実行して貼り付けたグラフは貼り付けた状態のままで変更されません。
データを修正する
1. ワードへ貼り付けたグラフを選択します。
2. 「グラフツール」リボンの[デザイン]タブを選択して[データの編集]を実行します。
3. エクセルが起動しました。左上のアイコンを見ると「Excel」であるのがわかります。
  タイトルバーにはコピーした際のExcelのファイル名「HP_2010グラフ.xlsx」と表示されています。
  コピーした時のExcelのファイルが開かれました。
4. 変更をわかりやすくするため、10月の宮崎支店の売り上げを「1,000,000」に変更します。
5. 上書き保存して、Excelを閉じます。
  ワードのグラフが修正されました。