VLOOKUP,HLOOKUP 関数を使ってデータを検索する：Excelの基本操作

VLOOKUP 関数を使ってデータを検索する（TRUE)	VLOOKUP 関数を使ってデータを検索する（FALSE)
HLOOKUP 関数を使ってデータを検索する

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VLOOKUP関数　=VLOOKUP(検索値,検索範囲,列番号,検索方法)
- 列番号：検索範囲の何番目の列を参照するかを指定します。
- 検索方法
  TRUE(または省略)：検索値は昇順に並べておきます。検索する値が見つからない場合は検索値未満で最大の値を返します。
  FALSE：完全に一致する値を検索します。
HLOOKUP関数　=HLOOKUP(検索値,検索範囲,行番号,検索方法)
- 範囲の上端の行で、検索値を検索し、値の見つかった列の、行位置のセルの内容を表示する。
  つまり、検索値が上の行にあり、返す値が下の行にあるときに使用できます。
- 行番号：検索範囲の何番目の行を参照するかを指定します。
- 検索方法
  TRUE(または省略)：検索値は昇順に並べておきます。検索する値が見つからない場合は検索値未満で最大の値を返します。
  FALSE：完全に一致する値を検索します。

VLOOKUP 関数を使ってデータを検索する(検索の型：TRUE) 　　　　　Topへ

下表のテスト結果の評価をG2:I6に示す評価基準で評価を判定します。

	B	C	D	E	F	G	H	I
2	No	氏名	テスト結果	評価		得点		評価
3	1	葛西祐基	80			0	以上	不可
4	2	宮下涼	38			40	以上	可
5	3	浜田希	50			60	以上	良
6	4	川井美里	38			80	以上	優
7	5	石坂正和	69
8	6	笹川満	99
9	7	柴崎優	74
10	8	赤羽美幸	63
11	9	平奈央	49
12	10	横田正志	69

E3セルを選択して、数式バーに　=VLOOKUP(D3,$G$3:$I$6,3,TRUE)　と入力します。
数式は下方向へコピーしますので、検索範囲 $G$3:$I$6 は絶対参照としました。
E3セルに「優」と表示されます。
E3セルを選択して、フィルバンドルをダブルクリックして、下方向へ数式をコピーします。
関数の挿入ボタンを使った場合は、下図のように各引数を設定します。

VLOOKUP 関数を使ってデータを検索する(検索の型：FALSE) 　　　　　Topへ

下表の商品名と単価をH3J6の一覧表から表引きします。
ちなみに、F4セルには　=IFERROR(D4*E4,"")　、F7セルには　=SUM(F4:F6)　と数式が入力されています。

	B	C	D	E	F	G	H	I	J
2		見積書					商品一覧表
3	品番	商品名	単価	数量	小計		品番	商品名	単価
4	R01			8	0		T01	テレビ	50,000
5	V01			3	0		R01	ラジオ	5,000
6	T01			2	0		V01	ビデオデッキ	20,000
7				合計	0

C4セルを選択して、数式バーに　=VLOOKUP($B4,$H$4:$J$6,2,FALSE)　と入力します。
検索範囲は下方向へコピーするので　$H$4:$J$6　と絶対参照としました。
行番号は横へコピーし、更に下方向へコピーするので、　$B4　と列番号だけを固定する複合参照としました。
検索の型は品番が昇順に並んでいないので、完全一致で検索する必要があるので、　FALSE　としました。
C4セルの数式をD4セルにコピーします。
数式の列番号を 3 に修正します。
C4:D4セルを選択して、フィルハンドルをダブルクリックして、数式を下方向へコピーします。

HLOOKUP 関数を使ってデータを検索する(検索の型：TRUE) 　　　　　Topへ

下表のテスト結果の評価をH2:K3に示す評価基準で評価を判定します。
評価基準は 80以上は◎、60以上は〇、40以上は△、0～40未満は×　とすることを意味しています。

	B	C	D	E	F	G	H	I	J	K
2	No	氏名	テスト結果	評価		得点	0	40	60	80
3	1	葛西祐基	80			評価	×	△	〇	◎
4	2	宮下涼	38
5	3	浜田希	50
6	4	川井美里	38
7	5	石坂正和	69
8	6	笹川満	99
9	7	柴崎優	74
10	8	赤羽美幸	63
11	9	平奈央	49
12	10	横田正志	69

E3セルを選択して、数式バーに　=HLOOKUP(D3,$H$2:$K$3,2,TRUE)　と入力します。
検索範囲は下方向へコピーするので　$H$2:$K$3　と絶対参照としました。
検索の型は TRUE とします。
- 関数の挿入ボタンを使った場合は、関数の引数で下図のように設定します。
E3セルに「◎」と表示されます。
E3セルを選択して、フィルバンドルをダブルクリックして、下方向へ数式をコピーします。

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