テーブルを作成する/解除する：エクセル2013基本講座

テーブル機能を使うと便利なことが多々あります。
ここでは、データリストをテーブルにする方法を説明しています。あわせて、テーブルの解除(範囲に変換)方法も書いています。
Excel2016以降をお使いの方はテーブルを作成する/テーブルを解除してセル範囲に変換するをご覧ください。

テーブルを作成する	テーブルを解除する
テーブルの参照範囲を確認する	テーブルのサイズを変更する
テーブルの名前を変更する

テーブルを作成する　　　　 Topへ

データリストの範囲を「テーブル」にすることで、フィルター機能が使えるようになったり、データの集計や並べ替えなどが簡単にできたりします。
また、データの追加をすると自動でテーブルの範囲を拡張してくれ、数式なども自動で入ったりして便利になります。
テーブルの範囲が自動で拡張されたりするので、ピボットテーブルの参照データ範囲に設定すると便利になります。
テーブルを作成する方法はいくつかあります。

挿入タブのコマンドからテーブルを作成する

データ範囲を選択します。
[挿入]タブのを選択し、[テーブル]グループの[テーブル]を実行します。
選択していた範囲がデータ範囲に表示されます。適切であることを確認します。適切でなかったらセル範囲を指定して変更します。
「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」にチェックが入っているのを確認します。
データ範囲がテーブルに変換されました。
テーブル内のセルを選択すると、、テーブルツールリボンが表示されました。
先頭行はフィールド見出しになり、フィルターボタンが表示されました。
- フィルターボタンは非表示にすることもできます。

Excel2013の新機能である[クイック分析]を利用する

データ範囲を選択します。
[クイック分析]をクリックして、[テーブル]タブをクリックし[テーブル]をクリックします。
データ範囲がテーブルに変換されました。
テーブル内のセルを選択すると、、テーブルツールリボンが表示されました。
先頭行はフィールド見出しになり、フィルターボタンが表示されました。
- フィルターボタンは非表示にすることもできます。

テーブルを解除する　　　　 Topへ

テーブルを通常の範囲に変更する方法です。(テーブルの解除法です)
1. テーブル内のセルを選択します。
2. テーブルツールの[デザイン]タブを選択します。
  [ツール]グループにある[範囲に変換]を実行します。
3. テーブルを標準の範囲に変換するかの確認が表示されます。
  [はい]ボタンをクリックします。
4. テーブルが解除され、通常のデータ範囲になりました。

テーブルの参照範囲を確認する　　　　 Topへ

ブックに設定してあるテーブルの参照範囲を一覧で確認します。
1. [数式]タブの[名前の管理]を実行します。
2. 名前の管理ダイアログボックスが表示され、テーブル名や定義された名前の一覧を見ることができます。
  - 名前欄のアイコンでテーブルと定義した名前が区別できます。またマウスでポイントすることでも確認できます。
  - なお、テーブルの参照範囲を変更することは、ここではできません。

テーブルのサイズを変更する　　　　 Topへ

ブックに設定したテーブルの参照範囲を変更することができます。
1. テーブル内のセルを選択します。
2. [テーブルツール]リボンの[デザイン]タブを選択します。
  [テーブルのサイズ変更]を実行します。
  - テーブル名に現在選択しているテーブル名が表示されています。
3. データ範囲を変更します。
  - ただし、テーブルの見出しの位置は変更できません。エラーメッセージが表示されます。

テーブルの名前を変更する　　　　 Topへ

セル範囲をテーブルに設定すると、テーブル1、テーブル2 ・・・と自動で名前が付けられます。
分かりやすいように名前を変更することができます。
1. テーブル内のセルを選択します。
2. テーブルツールのデザインタブでテーブル名の欄で名前を変更することができます。
3. テーブル名の欄内をクリックして、新しい名前を入力します。
[数式]タブの[名前の管理]からテーブル名を変更することもできます。
1. [数式]タブの[名前の管理]を実行します。
2. 名前の管理で、[編集]ボタンをクリックします。
  名前の編集で名前の欄でテーブル名を変更することができます。

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