エクセル2013基本講座：シートを追加する/削除する

ブックのシート数を設定する	シートを追加する
ワークシートを自動で追加する(VBA)	シートを削除する

ブックのシート数を設定する　　　　　 topへ

Excel2013では新しいブックを開くと、シートが1枚の状態で起動します。この設定は以下の手順で変更できます。
1. [ファイル]タブをクリックしてバックステージを開きます。
2. [オプション]を選択します。
3. [基本設定]を選択し、「新しいブックの作成時」にある「ブックのシート数」で設定します。

シートを追加する　　　　　 topへ

[新しいシート]ボタンを使う
1. Excel2013ではシート見出しの右端に[新しいシート]ボタンが配置されています。
  このボタンをクリックすると新しいシートがアクティブなシートのシートの右側に挿入されます。
2. シート見出しを右クリックし、ショートカットメニューの[挿入]を実行します。
  - Excel2013ではシートの数が増えても[新しいシート]ボタンが消えることがないので、この操作はあまり必要ではないかもしれません。
    テンプレートなどを挿入したいときに使用することになります。
  - [挿入]ダイアログから挿入したいファイルなどを選択して、[OK]ボタンをクリックします。
    右クリックしたシート見出しの左に挿入されます。
リボンから操作する
1. [ホーム]タブの[セル]グループにある[挿入]→[シートの挿入]を実行します。
  新しいシートが選択していたシートの左側に挿入されます。

シートを削除する　　　　　　　 topへ

マウスでの操作方法
1. 削除したいシートのシート見出しを右クリックし、[削除]を実行します。
2. シートにデータがある場合は警告のダイアログが表示されます。[削除]をクリックするとシートが削除されます。
リボンでの操作方法
1. [ホーム]タブの[セル]グループにある[削除]→[シートの削除]を実行します。
2. シートにデータがある場合は警告のダイアログが表示されます。[削除]ボタンをクリックするとシートが削除されます。

ワークシートを自動で追加する(VBA)　　　　　　　topへ

月ごとにシートを作成したいときなど、複数のシートを一気に作成(追加)したいときがあります。
手作業でシートの追加を行って、さらにシート名を変更するとなると結構面倒な作業になります。
ここではVBAで　1月～12月　のシートを一気に作成したいと思います。

コードの例：アクティブなシートの後ろに新しいシートを追加して、シート名を付けていく方法です。

Sub Sample01()
　　Dim i As Integer

　　For i = 1 To 12
　　　　Worksheets.Add After:=ActiveSheet
　　　　ActiveSheet.Name = i & "月"
　　Next i
End Sub

実行後の状態
下図はSheet1がアクティブな状態で実行しましたので、Sheet1の後ろに　1月～12月　のシートが追加されました。

シート名を指定して追加したいときは?

コードの例：シート名を配列ShNameに格納して、新しいシートを追加した時に順番に配列内のシート名を付けています。

Sub Sample02()
　　Dim i As Integer
　　Dim ShName As Variant

　　　　ShName = Array("福岡県", "佐賀県", "長崎県", "熊本県", "大分県", "宮崎県", "鹿児島県")

　　　　For i = LBound(ShName) To UBound(ShName)
　　　　　　Worksheets.Add After:=ActiveSheet
　　　　　　ActiveSheet.Name = ShName(i)
　　　　Next i
End Sub

実行後の状態
下図はSheet1がアクティブな状態で実行しました。Sheet1の後ろに配列内のシート名のシートが作成されました。

VBAでのワークシートの操作方法は　Excel VBA入門：ワークシートを操作する　をご覧ください。

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