エクセル2010基本講座：フォントの設定

• セル内の文字列や数値のフォントに関する設定方法を説明しています。
  ダイアログボックスを使って設定すると異なる機能を使うこともできます。

フォントの種類	フォントサイズ	フォントサイズの拡大/縮小	太字/斜体/下線
塗りつぶしの色	フォントの色	上付き、下付き、取り消し線
ダイアログボックスを表示する

ホームタブのフォント グループ　　　　　Topへ

• ホームタブのフォント グループにはフォント関連、罫線、ふりがななどのコマンドがあります。
  
  • なお、右クリックや文字列の一部を選択すると表示されるミニツールバーを利用することもできます。
    
    • ミニツールバーの表示/非表示の設定方法は　選択時にミニツールバーを表示しない/表示したい　をご覧ください。

ダイアログボックスを表示する　　　　　Topへ

• セルの書式設定ダイアログボックスを利用すると、リボンに設置してあるコマンドより多くの設定が可能になります。
  1. セルを選択します。
  2. フォントグループにあるダイアログボックス アクセスランチャーをクリックします。
     
  3. セルの書式設定ダイアログボックスの「フォント」タブが開いた状態で表示されます。
     • 下線はリボンにある下線コマンドに加え[会計]の2種類が設定できます。
     • 文字飾りの[取り消し線][上付き][下付き]はここで設定できます。

フォントの種類　　　　　Topへ

• フォント のドロップダウンリストでフォントを変更できます。
  1. セルまたは文字列を選択します。
  2. ドロップダウンリストを開き、変更したいフォントを選択します。
     
     
• なお、テーマのフォントを使うとテーマを変更すると、テーマに応じたフォントに変更されます。
  • テーマの使い方は エクセル2010基本講座：テーマを利用する をご覧ください。
    
• ここでフォントの前に「@」を入れると左に90度寝たタ文字が表示できます。

フォントサイズ　　　　　Topへ

• フォントのサイズを変更できます。
  1. セルまたは文字列を選択します。
  2. [フォントサイズ]のドロップダウンリストを開き適切なサイズを選択します。
     
• ドロップダウンリストに表示されていないサイズにしたいときは、フォントサイズのボックスに直接入力します。
  • 下図はフォントサイズを100ptにした例です。
    
• 文字列の一部を変更したいときは、セル内 または 数式バー内で変更したい文字列を選択してからサイズを変更します。
  • 下図はセル内で「サイズ」という文字を選択して、フォントサイズを大きくした例です。
    
• なお、Excelで利用できる最大のフォントサイズは409ポイントのようです。
  フォントサイズのボックスに500と入力すると「フォントサイズは1から409の範囲で指定してください。」と警告が表示されます。
  
  • ちなみに、行高さも制限があります。「セルの高さは0から409範囲で指定してください。」と警告が表示されます。
    

フォントサイズの拡大、縮小　　　　　Topへ

• フォントサイズの拡大、縮小ができます。
  1. セルまたは文字列を選択します。
  2. [フォントサイズの拡大]または[フォントサイズの縮小]を実行します。
     • ここで拡大/縮小することができるサイズはフォントサイズのドロップダウンリストに表示されるサイズになります。

太字、斜体、下線　　　　　Topへ

太字

• 文字列を太字にすることができます。
  1. セルまたは文字列を選択します。
  2. [太字]を実行します。
     
  3. 解除は同じ[太字]ボタンで解除できます。

斜体

• 文字列を斜体にすることができます
  1. セルまたは文字列を選択します。
  2. [斜体]を実行します。
     
  3. 解除は同じ[斜体]ボタンで解除できます。

アンダーライン

• 文字列や数値にアンダーラインを引くことができます
  1. セルまたは文字列を選択します。
  2. [下線]を実行します。
     
  3. 解除は同じ[下線]ボタンで解除できます。
• 二重線を引くには[下線]ボタンの右の▼ボタンをクリックして[二重下線]を選択します。
• 下線(会計）や二重下線(会計)を使うと数値が見やすくなります。
  • 下線(会計）や二重下線(会計)はセルの書式設定ダイアログボックスで指定できます。
    • フォントグループにあるダイアログボックス アクセスランチャーをクリックします。
      
  • 下図では文字列と数値のアンダーラインが異なるのを示しています。
    

上付き、下付き、取り消し線　　　　　Topへ

 上付き、下付き

•  上付き、下付きにしたい文字列を選択してから実行します。
  1. セル内または数式バーで上付き/下付きにしたい文字列を選択します。
     下図はセル内で「2」を選択している状態です。
     
  2. フォントグループにあるダイアログボックス アクセス ランチャーをクリックします。
     
  3. セルの書式設定ダイアログボックスの「フォント」タブが表示されます。
     文字飾りの「下付き」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
     • なお、この例では文字列を選択した状態で実行したので、セルの書式設定ダイアログは「フォント」タブのみが表示されています。
  4. セル内での表示が下付きになりました。なお、数式バーのほうは変化しません。
     

 取り消し線

•  取り消し線も、上付き/下付き文字と同じ操作方法になります。
• セル内すべての文字列に取り消し線を入れる場合は、セルを選択して実行します。
  一部の文字列に取り消し線を入れたいときはその文字列を選択して実行します。
  1. セル内または数式バーで取り消し線を入れたい文字列を選択します。
     下図はセル内で「取り消し」を選択している状態です。
     
  2. フォントグループにあるダイアログボックス アクセス ランチャーをクリックします。
     
  3. セルの書式設定ダイアログボックスの「フォント」タブが表示されます。
     文字飾りの「取り消し線」にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックします。
     
  4. セル内で選択していた文字列に取り消し線が付きました。なお、数式バーのほうは変化しません。
     

塗りつぶしの色　　　　　Topへ

• セルを塗りつぶすことができます。
  1. セル範囲を選択します。
  2. [塗りつぶしの色]ボタンの右の▼をクリックしてドロップダウンから適切な色を選択します。
     • 下図ではテーマの色から選択していますので、テーマを変更するとテーマに応じた色に変更されます。
       標準の色から選択すると、テーマを変更しても色は変更されません。
     • テーマの使い方は エクセル2010基本講座：テーマを利用する をご覧ください。
  3. 塗りつぶしの解除は[塗りつぶしなし]を実行します。

フォントの色　　　　　Topへ

• フォント(文字列)の色を変更できます。
  1. セルまたは文字列を選択します。
  2. [フォントの色]ボタンの右の▼をクリックしてドロップダウンから適切な色を選択します。
     • 下図ではテーマの色から選択していますので、テーマを変更するとテーマに応じた色に変更されます。
       標準の色から選択すると、テーマを変更しても色は変更されません。
     • テーマの使い方は エクセル2010基本講座：テーマを利用する をご覧ください。
  3. フォントの色の解除は[自動]を実行します。