入力モードと編集モードについて：エクセル2010基本講座

Excelでの入力時には入力モード、編集モード、参照モードといったものがあります。
セルへの入力時にはこれらのモードをうまく使い分けることで効率よく入力ができます。

入力モードと編集モードとの違い　　　　　topへ

未入力セルにキーボードから入力すると、セルにカーソルが表示されて、入力モードになります。
ステータスバーに「入力」と表示されます。
未入力セルをダブルクリックすると、セルにカーソルが表示されて、入力モードになります。
数式の入力途中で、関数の引数が入力される場面で、カーソルキーを押すと参照モードになり、セル範囲が入力されます。
- カーソルキーで単独にセルを選択できます。[Shift]キーとカーソルキーを合わせるとセル範囲を選択できます。
- 関数の引数の後ろかっこを入力すると、入力モードに戻ります。
入力モードの終了
- 入力途中で、カーソルキーを押すと、カーソルキー(矢印のキー)の方向のセルがアクティブになります。
- 入力途中で[Enter]キーを押すと、入力が確定されて、下のセルがアクティブになります。
- 入力途中で[Tab]キーを押すと、入力が確定されて、右のセルがアクティブになります。
- 入力途中で[Shift]+[Tab]キーを押すと、入力が確定されて、左のセルがアクティブになります。

[F2]キーを押すと、セルにカーソルが表示されて編集モードになります。
ステータスバーに「編集」と表示されます。
- 編集モードで[F2]キーを押すと、入力モードになります。
  つまり、[F2]キーは編集モードと入力モードを切り替えるキーになります。
- 編集モードのときは、カーソルキーを押すと、セル内でのカーソル位置が変わるだけです。
- 編集モードで、マウスを使ってセル範囲を選択すると、参照モードとなります。
  
  ↓その後、関数の後ろかっこを入力すると、入力モードに変わります。
数式バーをクリックすると、数式バーにカーソルが表示されて、編集モードになります。
未入力セルをダブルクリックすると、入力モードになりますが、もう1回クリックすると編集モードになります。連続3回クリックしてもOKです、いわゆるトリプルクリックです。
- 入力モードでセル内をクリックすると、編集モードになります。
入力済みのセルをダブルクリックすると、ダブルクリックした位置にカーソルが表示されて、編集モードになります。

[ファイル]タブをクリックして、バックステージビューで[オプション]を選択します。
[詳細設定]を選択して、「セルを直接編集する」にチェックが入っているか確認してください。