エクセル2010基本講座:数値の表示形式



更新 2021/07/07

数値の表示形式    topへ

数値の標準の表示形式

  1. 数値の表示形式を設定するセルまたはセル範囲を選択します。
  2. [ホーム]タブの数値グループにある 数値の書式のプルダウンリスト(ドロップダウンリスト)を展開します。
    「数値」を選択します。
  3. 既定で準備されている数値の表示形式が設定されました。
    マイナスの値(負の値)はカッコでくくられ赤色で表示されます。また桁区切りは表示されません。
  4. この表示形式がどのような設定になっているのかを確認します。
    「ホーム」タブの数値グループにあるダイアログボックス起動ツールをクリックします。
    セルの書式設定を表示するショートカットキーは [Ctrl]+[1](テンキーの1は使用不可)です。
  5. 「表示形式」タブの分類で「数値」が表示されます。
    負の数の表示形式で(1234) が設定されているのがわかります。
    また、ここでは小数点以下の桁数の指定と、桁区切りの使用を指定することができます。
  6. 桁区切りを使用する設定に変更し、負の数の表示形式を -1234 に変更します。
  7. 数値の表示形式を下図のように変更することができました。

数値の標準の表示形式(ユーザー定義)

  1. ここで設定した表示形式を確認するには、設定したセルを選択して表示形式のユーザー定義を選択すると確認することができます。
    上記のように設定した場合は表示形式が #,##0_);[赤](#,##0) となっているのがわかります。
    • #,##0_);[赤](#,##0) は3ケタ以上の時は桁区切りをするように指定されています。
      #,##0_);[赤](#,##0) は数値の後ろに ) (半角のカッコ) と同じ幅の空白を付けることを指定しています。
      これは負の値の時に [赤](#,##0) と指定して赤色のフォントでかっこでくくるという書式を指定しているので、負の値と1桁の表示位置を合わせるためです。
  2. 変更した数値の表示形式を確認してみます。
    「#,##0_ 」となっています。
    • _(アンダーバー)の後ろには半角のスペースが入力されています。 (半角のスペース) と同じ幅の空白を付けることを意味します。

数値の書式記号

表示形式のショートカットキー

表示形式と表示例(ユーザー定義の表示形式)

桁区切りを入れたい

指定の桁数で表示したい

千単位、百万単位で表示したい

整数値の頭に0を付けて表示する

数値の後ろに 円 といった単位記号を表示したい

金額を 12万7000円 と表示したい

色の書式、条件を付けた書式


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