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Excel 2016でエラーのセルのフォント色を変えたい Topへ
- 数式(計算式)を入力したセルでエラーが出たときは、入力ミスの可能性が高いという理由で目立つようにしたいケースがあります。
フォントの色など書式を条件によって変えるには条件付き書式という機能を使います。
- このような条件付き書式を設定する方法は2つあります。操作方法が異なりますので、使い勝手の良い方法を利用してください。
- 使用したテストデータは =VLOOKUP(B2,$F$2:$G$9,2,0) としています。F列は昇順に並んでいるので、=VLOOKUP(B2,$F$2:$G$9,2)
でもOKです。
B列に入力した値が F2:F9に存在しないと数式(計算式)はエラーになります。
下図では C3セルがエラーになっています。
- 条件付き書式を設定するセルC2:C4を選択します。
- [ホーム]タブの[条件付き書式]→[新しいルール]をクリックします。
- 「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択します。
次のセルのみを書式設定で「セルの値」で「エラー」を選択します。
- 新しい書式ルールの表示が変わり、次のセルのみを書式設定が「エラー」のみになりました。
[書式]ボタンをクリックして、書式を設定します。
- 書式は[フォント]タブを選択して、色を「赤」に設定しました。
- C3セルのエラー値 #N/A が赤色になりました。
- 条件付き書式を設定するセルC2:C4を選択します。
- [ホーム]タブの[条件付き書式]→[新しいルール]をクリックします。
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。
次の数式を満たす場合に値を書式設定に =ISERROR(C2) と数式を入力します。 C2は相対参照にします。
[書式]ボタンをクリックして、書式を設定します。
- 書式は[フォント]タブを選択して、色を「黄」に設定しました。
- C3セルのエラー値 #N/A が黄色になりました。
- エラー値のフォントの色を 赤にしたい
数式を =ISERROR(C2) としました。
- #N/A だけフォントの色を赤にしたい
数式を =ISNA(C2) としました。
- #N/A を除いたエラー値のフォントを赤にする
数式を =ISERR(C2) としました。
- エラー値 #DIV/0! だけをフォントの色を赤にする
数式を =ERROR.TYPE(C2)=2 としました。
- ERROR.TYPE関数の戻り値は下表のようになっています。
そのほかのエラー値も同様に設定が可能です。
エラー値 |
ERROR.TYPE |
#NULL! |
1 |
#DIV/0! |
2 |
#VALUE! |
3 |
#REF! |
4 |
#NAME? |
5 |
#NUM! |
6 |
#N/A |
7 |
#GETTING_DATA |
8 |
その他 |
#N/A |
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