Excelでデータを分割する(区切り位置、フラッシュフィル、関数):Excelの基本操作



区切り位置の機能を使って文字列を分割する フラッシュフィルで文字列を分割する
関数を使って文字列を分割する

はじめに       Topへ

区切り位置の機能を使って文字列を分割する       Topへ

  1. 分割したい文字列が入力されているセルを選択します。
  2. [データ]タブの[区切り位置]を実行します。
  3. 分割したい文字列は半角スペースで区切られているのがわかっています。
    「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」にチェックを入れます。
    [次へ]ボタンをクリックします。
  4. 区切り文字で「スペース」にチェックを入れます。
    データのプレビューで選択している文字列が適切に分割されるのがわかります。
    [次へ]をクリックします。
  5. 区切った後のセルのデータ形式を指定することができます。
    ここで使用しているデータは分割後も共に文字列になりますので、G/標準で問題がありません。
    注意するのは表示先がどこになっているかです。ここでは $B$2 になっています。
    そのまま[完了]ボタンをクリックします。
  6. 上記の表示先が「B2」になっていますので、分割したデータで元のデータが置き換えられています。

元のデータを残したいときは?

フラッシュフィルで文字列を分割する       Topへ

  1. いくつか入力すると自動で実行されることもあるようですが、ここでは分割例を一つ入力しています。
    分割後のセル C2セルを選択しています。
  2. [データ]タブの[フラッシュフィル]を実行します。ショートカットキーは [Ctrl]+[E] とのことです。
  3. 姓の分割ができました。
    名を入力したセル、D2セルを選択します。今度はショートカットキー [Ctrl]+[E]を実行します。
  4. 名の分割ができました。

関数を使って文字列を分割する       Topへ

  1. 文字列を分割する位置を計算します。
    ここの例では半角スペースの位置を計算します。
    =FIND(" ",B2) として、半角スペースの位置を調べます。
  2. 姓は半角スペースの1つ前までになりますので、=LEFT(B2,C2-1) で求めることができます。
  3. 名は半角スペースの次から最後までですので、=MID(B2,C2+1,LEN(B2)) としました。
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