Excelで名簿を50音順(あいうえお順)に並べ替える:Excelの基本操作



更新 2021/11/07

名簿を50音順(あいうえお順)に並べ替える ExcelのVBAを利用してふりがなを付ける
Excelのショートカットキーを利用してふりがなを付ける Wordを利用してふりがなを付ける
ふりがな情報を使って並べ替えます ふりがなを使う/使わないの設定を切り替える
ふりがなの列を設ける

名簿を50音順(あいうえお順)に並べ替える       Topへ

名前(氏名)のセルにふりがな情報があるのかを確認します

  1. 下表のデータを50音順に並べ替えたいと思います。
    ちなみに、現在はI列の合計の大きい順に並んでいます。
  2. データリストの並べ替えの基準とする列のセルを1つ選択します。下図ではC2セルを選択しています。(Excelに並べ替えの基準列がC列であるのを示します)
    [データ]タブの並べ替えとフィルターグループにある[昇順]ボタンをクリックします。
  3. あれっ、50音順に並んでいません。(あいうえお順になっていません)
    Excelは既定では日本語の並べ替えを行うときにはふりがなを基準に並べ替える設定になっています。
  4. ふりがな情報を表示してみます。
    氏名のセル C3:C14セルを選択し、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]ボタンをクリックして、ふりがなを表示します。
    すると、ふりがながなが表示されません。このデータはふりがな情報がないために文字コード順に並べ替えられたようです。

名簿を50音順(あいうえお順)に並べ替えるために必要なこと       Topへ

Excelのショートカットキーを利用してふりがなを付ける

ExcelのVBAを利用してふりがなを付ける

  1. [Alt]+[F11]でVBEを開いて、標準モジュールにコードを入力します。
  2. セルを選択して、[開発]タブの[マクロ]を実行します。
    マクロ名で「test」を選択して、[実行]ボタンをクリックします。

Wordを利用してふりがなを付ける

  1. ちょっと面倒という場合は、Wordにデータをコピーして貼り付けます。
    表として貼り付けられましたので、表全体を選択します。
  2. Wordの表ツールの[レイアウト]タブの[表の解除]を実行します。
  3. 表の解除の文字列の区切りで「段落記号」にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックします。
  4. 表が解除され、氏名が段落記号で区切られて表示されました。
    [ホーム]タブの[ルビ]を実行します。
  5. ルビ(ふりがな)が付けられます。
    空白や、読みが異なるところはここで修正します。
    下図ではひらがなの「まさし」にルビがないので「まさし」と入力する必要があります。
  6. Wordでルビを付けることができました。(ふりがなを付けることができました)
    これをコピーしてExcelへ貼り付けます。
  7. Excelのデータにふりがなを付けることができました。

ふりがな情報を使って並べ替えます

  1. データリストの並べ替えの基準とする列のセルを1つ選択します。
    [データ]タブの並べ替えとフィルターグループにある[昇順]ボタンをクリックします。
  2. 50音順(あいうえお順)に並べ替えることができました。

ふりがなを使う/使わないの設定を切り替える

ふりがなの列を設ける

  1. 下表のように、D列にふりがなの列を設けてふりがなを入力します。
  2. ここでは必要ないと思いますが、ふりがなを取り出す関数は PHONETIC関数です。
    ふりがな情報を取り出したいときは =PHONETIC(C3) のように使います。
  3. D列をコピーして、値の貼り付けで数式を値に変更します。
    操作手順は D1:D14を選択して、[Ctrl]+[C]でコピーし、[Ctrl]+[V]で貼り付けます。
    貼り付けオプションで[値]を選択します。
  4. 数式バーを見ると、数式が値になったのがわかります。
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