数値を文字列に変換する/文字列の数字を数値に変換する:Excelの基本操作



数値を文字列に変換する 文字列を数値に変換する

はじめに       Topへ

数値を文字列に変換する       Topへ

TEXT関数を使って別のセルに数値を文字列に変換する

表示形式の変更では数値を文字列に変換はできません

  1. データを選択します。
  2. [ホーム]タブの表示形式で[文字列]を選択します。
  3. 各データがセル内に左揃えで表示され、一見文字列に変わったように見えますが、=TYPE(B3) としてデータの型を調べると、データの方は変化していないことがわかります。 見た目が(表示上)文字列と同じ表示に変化しただけということです。
    データ型には変化ありませんので、この方法は不適当であるというのがわかります。

区切り位置の機能を使って数値を文字列に変換します

  1. データを選択します。
  2. [データ]タブの[区切り位置]をクリックします。
  3. 区切り位置指定ウィザード 1/3 が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
  4. 区切り位置指定ウィザード 2/3 が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
  5. 区切り位置指定ウィザード 3/3 が表示されます。
    列のデータ形式で「文字列」にチェックを入れます。
    [完了]ボタンをクリックします。
  6. =TYPE(B3) として、データの型を調べると、2 が返されますので、文字列に変換されたことがわかります。
  7. セルに緑色の三角マーク、エラーチェックマークが表示されます。
    これをクリックすると、「数値が文字列として保存されています。」とのことです、これはこちらが意図して変更したものですので、「エラーを無視する」を選んで非表示にすることができます。
  8. B3:B9セルを選択して、上記の「エラーを無視する」を選択すると、エラーチェックマークを一気に消すことができます。

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VALUE関数を使って文字列を数値に変換する

区切り位置の機能を使って文字列を数値に変換する

  1. 文字列の数字を選択します。
  2. [データ]タブの[区切り位置]をクリックします。
  3. 区切り位置指定ウィザード 1/3 が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
  4. 区切り位置指定ウィザード 2/3 が表示されます。[次へ]ボタンをクリックします。
  5. 区切り位置指定ウィザード 3/3 が表示されます。
    「標準」にチェックが入っているのを確認して、[完了]ボタンをクリックします。
  6. 文字列の数字が数値に変換されました。

乗算を行って文字列を数値に変換することもできます

  1. E3セルに 1 と入力しました。
    E3セルを選択して、[Ctrl]+[C]キーを押して、クリップボードにコピーします。
    文字列の数字のセル B3:B8セルを選択します。
  2. [ホーム]タブの[貼り付け]→[形式を選択して貼り付け]を選択します。
  3. 貼り付けで「値」にチェックを入れます。
    演算の「乗算」にチェックを入れます。
    [OK]ボタンをクリックします。
  4. 文字列の数字が数値に変換されました。
    TYPE関数で数値に変換されたのを確認することができます。
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