’０９ 6月13日 中潮 干５：００ 満１０：００
■今回は，今シ－ズン本当に最後の釣行！と一人で藤丸2番船に乗り込む。ｋ氏からはＴＥＬも無いが，
何か事情が有るのか・・・？久し振りの単独釣行。どこに乗れるのかな？ 船は沖の島の裏(北側)に来
ていた。コゴ瀬のハナレ，馬の背と来て，双子方面へ。カベ横に寄り，野島へ。横田瀬に声が掛った。
今シ－ズン初。昨年(’０８ ３／２)×３０の大釣りして以来。ここは単独で無いと乗れ無い瀬。なんせ狭い
し低いもんね。幸い今日はナギで中潮，しかし，満潮前後は気になる。いずれにしろ，クロに会う確率は
高いと思うがさて？
■夜釣りもあるまいと思ったが，今日は曇り。でいつもより暗い。ウキが視認出来るのも遅くなると考え，
電気ウキ３Ｂをインテッサに付け始めた。
■上げが瀬の右から左へ強く流れ，左側のハナレ瀬との間の水道からの流れと正面でぶつかり合う。
そこを攻めるもしばらくは当たり無し。白々して来た頃ａから流し，ｂ付近で電気ウキがシモリ，見えなく
なった。当たり!! だと思い合わせると，強い締め込み!! インテッサを強烈に引き絞る。が，ワカナのデカ
では無いな。底に重々しく締め込むのをタメ，手前に向かせ浮かせにかかる。釣り座の左手は強い根が
入っているので，気をつけ右に誘導する。クロだ！！久しぶりの良型(1.4kg 44㎝)。今期丁度の100尾目。
嬉しい1尾だ!! クロ居るぞと勇んだが次がなかなか当たら無い。で,ウキをキザクラのSAのBへ。ハリスはそ
のまま2.5号で。海の中暗いし,デカの気配もするので。
■次,グ-ンと竿引きで当たって来たのは白ワカナ。いやいや冗談ヒツ(イスズミ,ボクはバベとも呼ぶが。)
日干しして焼くと信じられないぐらい旨いのでキ-プ。左側の上げに仕掛けを入れ流す。b付近でウキ見え
無くなり,糸が走り竿引きの当たり。先ほどと同じ様な手応え。「来た,来た!!」と糸を巻く。底に重く締め込ん
でいたが,徐々に浮かせ手前へ。ウキも見え出し,いい型のクロが尾を白々させながら,足下のハエ根の際
を左右に身を捻る。浮かしてタモで掬おうとしたら,何とハリが外れた。クロはしばらく呆然と泳ぎも出来ずに
浮かんでいたが,再び繰り出したタモをすり抜けユラユラと底へ消えた。まあ,次があるさ。
■明るくなり,a付近中心にカンの子(尾長の子),ちびグロと連続で糸引きの当たり。とその後,クロが続いて当たり
出した。時合到来か? いずれもウキがシモリ見えなくなる。糸を手に持ち探っていると,グ-ンと糸が引かれ当たりと
なる。どのクロも体に似ず良く引くよ。引きだけならデカだね。寄せてくる途中,ハリ外れが2回,チモト切れも1回は
あった。
■上げ止り頃,b付近の右流れの中(下げに入ってるのに),いい型のちょっとした入れ食いになった。この時は,ウキ
が消えたら当たり。で,即,合わせる。この時釣り上げたクロは,体色もやや緑色がかっていて,鱗も荒く,見た目,竹島
のトシという瀬付近の地クロを思わせた。しかし,中に数尾はワタリもいた。
■クロ居るので,何とか2桁をと思い竿を振る。ハリスは2.25号に落とす。しかし,下げが本来の右に流れ出し,潮が
変わった。強い右流れを遠くまで流しても全然食わなくなった。こっち右手には今日はクロ居ない。気配(匂い)が
しない。で,やはり左a,bを探るも流れが押して来てどうしようも無い。 納竿。
■満潮を挟んでのここ横田瀬の釣りは,やはり,波の駆け上がりが気になった。まあ幸い今日はナギで,そんなに危
ない目には遭わなかったが,それでも荷物は一番高い所(と言ってもたかが知れてる,海面から1mも無いような。)
にまとめ,波の駆け上がりを避けねばならなかった。やっばり釣りに集中出来ないね。集中出来てたら後数尾は稼
げたね。 藤丸に乗り込み,釣果は?との船長の問いに「×20は行かなかったよ!!」と答える。さば読み過ぎ。
外の瀬は×4～5ぐらい? 今年 里は梅雨グロ好調だな!!
■本日の釣果
クロ ×14 1.4kg 44㎝, 1.2kg 43㎝, 1kg, 各×1
900g×2, 800g, 700g×2, 後600g
後カンの子(尾長足裏)×2 ヒツ×2 持ち帰り。
■本日の仕掛け
竿 がま勝 インテッサ遠征2号 リ-ル ダイワエアリティ2500番
道糸 バリバス ゼロフカセ2.5号 ウキ ダイワ電気うき3B キザクラSA B
ハリス シ-ガ-フォ-ス2.5号 サンライン ブラックストリ-ム2.25号
針 尾長速攻7号 ヴィトム6号
※ハリス2ヒロとり,道糸と直結,直結部に潮受ウキゴム,ガン玉(3B,B),その上1ヒロ程にウキ止糸。
ハリスにもガン玉4～5を打ち,馴染んだらじわっとシモル感じで。そんなに神経質にならずとも
この日の流れは勝手に仕掛けを馴染ませてくれた。
※気を付けないといけないのは,合わせのタイミング。前半は十分過ぎる程待って糸引きで合わせ
たが, 後半の一時は,ウキ沈んだら即合わせないと吐き出して掛らないという状態だった。
この見極めがなかなか大変。