プロフィ-ル(人,道具)    トップへ        what’s  new   令和5年(2023)  5/14

 ボクについて ’48生まれ  田島 親二  A型  右利き                
 鹿児島県阿久根市在住11年。 2012 5月 転居し現在姶良市在住
 勿論 クロ釣りが生きがい。バンド活動も。
(http://www5.synapse.ne.jp/laid2/)
 相棒 K氏(若いが阿久根 甑周辺でピカ一の腕 氏の本流釣りはここら辺じゃ並ぶ者いない。)
  釣り歴  磯(クロ ワカナ)釣り20数年。40才の時 鹿児島郡三島村の竹島に居住し釣りを始める。島の周りクロだらけの恵まれた環境の中 5年間釣りまくった。 さしずめ「クロ釣り漁師」の生活だった。ついでに自慢させてもらうと  
                        ※ワカナギャラリ-参照
   ワカナ(尾長) 60p〜     10尾
(65p,3.9kgが記録)
           55〜60p未満  33尾
           50〜55p未満  45尾

           42〜50p未満 233尾
               計    321尾  

   クロ 600g(31〜33p)〜    5,325尾
              合計     5.646尾

 という数字が現在(’23  5/14)までの記録。
  



その外 竹島時代には エギでのミズイカ引き(4〜6月の3ケ月で毎年100kg上げていた。) 夏場のムロアジ釣り(自作屋久島サビキでの) ト-タル2100匹は釣った。さ らに夏の夜釣り(タバメ シブ) 底物釣り等思う存分やって来た。鹿児島に引き上げ いくらかブランクがあったが クロ釣りへの思い断ちがた く 甑島里をメインフィ-ルドとして 再びクロ釣りの火がメラメラと燃え盛っている。ちなみに甑島里を中心としたクロ釣果(含尾長)はここまで
3.979尾 (里 2.935尾※参照里各磯での釣果 他地区 1.044尾)

※竹島時代(1988〜1993)から2004までのクロ釣果(含尾長) 1.667尾
  甑島里を中心としたクロ釣果(含尾長)           
3.979尾    
                            計  
5.646尾
  
    
   三島村 竹島 崎之江 ボクの釣りの原点  ワカナ最大魚もここで。
ボクのスタイル   テ-マ クロの数釣り デカ(50p〜 2kg〜)釣りを目指す。ワカナはまあまあ 釣っていると思うがデカグロはあまり釣ってない。竹島には少なく型見できなかった。甑で是非2sオ-バ-をゲットしたい!!!!!(これまでの記録は 52p 1,94s) 併せて ワカナの60p〜も。出来たら昼間釣り上げたい。
  釣法 右手で竿操作し 左手でマキエしリ−ルを巻く。まあ 当たり前か。で リ-ルだがLBではなく普通のドラグリ-ルを長い間使用してきたが これからは(’14 新年から)LBも使ってみるつもり さてどうなる事やら?と言う所 これまでは常にり−ルはフリ-で釣っていて 魚が引けば逆転して糸を出し 引かなければ巻いて寄せて来るというやり方だったのだが。 20年前もLBは初歩的な物があったのはあったのだが おもちゃに近かった?? のでボクは自然とドラグリ-ルを手にし使って来た。LBが広まったのは 釣り具メ−カ-と徳島を中心とした釣り人たちのせいだしね。LB使わなくたって立派にクロは釣れるんだけど。
 も一つ最近の道具に対し 不満を言わせてもらえば 竿が軽くて強くなったのは良いのだが ヤワすぎる!!!! ブリ上げしたらすぐ破裂する。ブリ上げ禁止の竿だってメ-カ-は言うんだけどね???  磯の上では 状況次第ではいくらでも ブリ上げしなくてはならない時はあるもんね。感度重視もいいけどある程度のタフさも絶対必要だって事を言いたいんだけど????
 でもまあ 世界最高水準の竿 リ-ルだって事に間違いはないけどね。大したもんだよ。
 これだけの道具で攻められるんだから 魚たまったもんじゃないよね。
 タックル  
 竿




右端はタモ メガドライ


メイン使用竿  ダイワ     剛剣3号HR
                    競剣1.7号
                    DXR1.35号

           がまかつ   インテッサGW遠征2号
                   マスタ-モデル尾長 MH53
                   マスタ-モデル口太 T-53

           ダイコ-    FULL FIELD 砕波1.5号  

           NFT      ベイシス5号
           
シマノ    ベイシスBG 4-500TP










インテッサ
 

マスタ-モデル


  



競剣


剛剣


DX
R                             砕波
  

ベイシスBG




こっちは昔の旧い竿

竹島時代(初期)の使用竿  ’90年代初め頃なのでカ-ポンロッドでもデザイン的には旧いね〜。
ダイワの製品が中心だがシマノ,ダイコ-や懐かしいオリンピック,リョ-ビ,NFTの竿も。






 リ-ル


 リ-ル 後列左より ト-ナメントISO5000(道糸12号)  磯遠投4000(引退) 
エンブレム3000(道糸6号 引退) セルテ-トハイぱ-カスタム3000(道糸4号)   
前列左よりト-ナメントEX2500(引退) イグジスト2500(引退)
エアリティ2500(道糸2号 引退)



最新ラインアップ

後列左より ト-ナメントISO5000(道糸12号) 尾長モンスタ-4000LBD(道糸6号)
セルテ-トハイパ-カスタム3000(道糸4号)

前列左より ト-ナメント ISO 2500H-LBD(道糸2.5号) エアリティ2500(道糸2.5号)
引退
ルビアス2500(道糸2号 予備)




ト-ナメントISO5000                  セルテ-トハイパ-カスタム3000
 


ボクもついにLBに!!!!  ト-ナメント ISO 2500H-LBD



尾長モンスタ-4000LBDも   ’14  9月購入







竹島時代のこれは旧いリ-ル

ダイワのト-ナメントSS中心に   アブの7000は底物,夜釣り用





 ウキ


メイン使用ウキ群 ’12  10/4現在

 最後列左から釣研ナナメウキ 電気ウキ パナソニック3B キザクラ3B,1号
 後から2列目 キザクラENTO4B, 3B, ARA3B,2B  後から3列目 釣研ファインビュウ2B  
 キザクラR-SHOT3B,0  キザクラティア-3B〜00  4列目キザクラSA3B,2B,B
 D-フラッツ74 P-0 その下釣研全遊動X-E 0  カット円錐3B  右へキザクラの
 2段ウキ群 D.SUSとD.SUSUのセット 5列目は釣研グレイズ0〜0α 左下棒ウキは
 遠矢グレSP80〜100
 


 
予備ウキ群                       こっちは古い釣研ウキ


最新メイン使用ウキ  ’14  1/2現在


最近出番が一番多い 釣研ト-ナメントゼクト B  0
 


最新メイン使用ウキ  ’15  6月現在

キザクラARA2B〜3B  釣研ゼクト0〜B中心  
ARA  いよいよ入手困難に 後継ウキはIDR-PROか?



以下のウキたちも携行している



夜釣り用ウキ



 ハリス


サンラインのブラックストリ-ム中心に
ダイワのグレメタルも

 ※ブラックストリ-ム  何と言ってもそのしなやかさは秀逸 海中でもツケエが
               微妙にしなり クロの食い気を誘い 口の中に咥え込んでも
               抵抗感が少ないのでは???

               海の水の中でも恐らくは見えにくい???  その色合い
               灰色系の透明色は空中でも見えにくいからね

               しかし 逆に仕掛けを作る時等 不用意に絡むし折れグセも付き易い
               と言う難点も  まあ食いの良い分許せるけど 



夜釣り用  ブラックストリ-ム中心に




 
使用ハリ 



今シ-ズン(’15シ-ズン)は 一発グレと 口元尾長 テクノグレ使用が多かった

テクノグレ 輝くような白色系の色が かなりクロの食い気を高めているような?



※ダイワ製品使用が多いね。竿もリ-ルも昔からダイワ中心に使って来た。理由はやはり高品質 最先端かな? デザインが今一の時もあったが 今は良くなったよね。でもモデルチェンジが早過ぎるのはいただけないね。昔のト-ナメントパワ-メッシュ磯,T-1とか良かった!!!  T-1なんてハリス3号かけてホント天下無敵という感じ。海ガメや赤エイの20〜30kgも釣り上げた事もあるもんね。
デカのクロ ワカナは無論 ババヒツ(イスズミ)の座布団も良く釣ってたよ。三宅島の哲人みたいな豪快な釣りができたもんだよ。
昔話になったけど 最近ならト-ナメント制覇とエアリティとの組み合わせとか最高だったね。軽くてしなやか 切れがあり クロをかけた時のその曲がりの美しさ!! そして細ハリスを切らせないその強靭さ。ほんと竿を振りまわす喜びを感じさせてくれたね。残念ながら制覇はクロを128尾釣って破損してしまったけどね。



使用べスト

ベストには
  ハサミ(グレメタル用も) ライタ-(湯沸かし点火用) 巻尺 ギャフ ハリ外し ナイフ
  グロ-ブ 日焼け止め ミラ-  偏光グラス(ケ-スも) タオル


 
キャップ                       ヒップガ-ド  最近ダイワ製品で尻当て部に分厚いガ-ドの付いた物が無くて困っている!!!
                                   ソフトな物は磯泊時使い物にはならない!!!!!!



ヘッドライト





ウェア-はダイワ
レインス-ツ使用が多いが 真冬時はウインタ-ス-ツも(黒)



磯靴  ブ-ツ ダイワPV-3500BL(フェルトスパイク)は里用 
         プロバイザ-PB(スパイク)は離島(津倉 鷹島 宇治)用
     
シュ-ズ DS-2111

      





磯にはロッドケ-ス バッカン ク-ラ-の3個で 

里には30Lク-ラ-(ダイワライトトランク)で  ロッドケ-スはダイがまのインテナメント???


 
離島(宇治 津倉 鷹島等)にはワカナ60p〜が収納できる43Lク-ラ-(ダイワトランク大将)で
離島釣行時はハンマ- ハ-ケン ロ-プ等も



ロッドケ-スには 
  ロ-プ マキエ杓 リ-ル タモ柄 竿 仕掛け入れケ-ス ウキポ-チ 氷割り 秤 フ-ド等

  マキエ杓(メイン)は 市販品のチタンカップ 廃棄した竿の一部を利用した柄部に
  木製の取手を組み合わせた自作品



40pバッカン  杓立て(釣研) 水汲み エサケ-ス(胸付けタイプも) エサマゼ タモ網(60p 55p)


荷物 ホント多いね〜 
この外 当然エサ 食料等も

 
そしてカメラまでも  磯まで持って行きたくはないよ!!!!!????
 
パナソニック ルミックスGF-3ミラ-レス一眼 14〜140o  標準レンズ14〜42o 接写用

’13シ-ズン釣行記録よりミラ-レス一眼(標準レンズ14〜42o)使用で  
’14  5/31からは高倍率ズ-ムレンズ14〜140oで
魚クロ-ズアップ時は接写用使用が多い


それ以前は全てコンパクトデジカメ ルミックスDMC-FX40で





里の仕掛け 朝 夕マズメ(ワカナ クロ)釣り用
ト-ナメント磯剛剣HR3号 尾長モンスタ-4000LBD 道糸6号(バリバス0フカセ) ハリス(ブラックストリ-ム3〜5号 グレメタル2〜3号) ハリ(がまかつ一 発グレ 口元尾長7〜8号 小鯛バリ8〜10号)   中通し電気ウキ(キザクラNF M3B)

昼(クロ)釣り用
マスタ-モデル尾長or口太 ト-ナメントISO2500H-LBD 道糸2.5号(バリバス0フカセ) ハリス(ブラックストリ-ム1.5〜2.5号)  ハリ(がまかつヴィトム5〜7号 一発グレ5〜8号) 情況により竿DXR インテッサ 競剣に替えハリスも1.5〜3号で

夜(ワカナ)釣り用
離島(宇治 津倉 鷹島 竹島) 鹿島での夜釣り用 ベイシスBG 4-500TP ト-ナメントISO5000  道糸12号(サンラインブラックストリ-ム) ハリス(ブラックストリ-ム クレハシ-ガ-8〜12号)  ハリ(小鯛バリ12〜15号がメイン  外にヤイバ真鯛  プロマダイ カゴスペシャル等12〜14号も試用)  クッション2.5o径も適宜使用  電気棒ウキ1〜2号 自作電気棒ウキ(ケミトップ)も



 里ではクロ数釣りのため ブリ上げを多用するので インテッサ マスタ-モデル尾長使用が多い。インテッサは本来ハリス3〜3.5号使用がベストマッチなのだが 2〜2.5号使用でも不具合は特にない。時には1.75号まで落とす時もあるが さすがに合わせには注意が必要 ソフトに合わせるよう心懸けている。
 それにしても インテッサは2号という事もあるのだが 腰も強く魚の重さにも負けない。そしてこれががまかつの竿の一番いい点だと思うが タフだって事。ボクのインテッサだってもう521尾(’14 7月現在)のクロを釣り上げているが 勿論不具合一つ無く良く頑張ってくれている。今になって がまかつの竿の良さと言うものが分かったような気がしている所。以前は「何だこれ? 竹竿みたい!!??」とか思ったりした事もあったんだが謝らなくてはね。マイインテッサにいつも「頑丈だね〜」って声掛けたりしてるよ!!  
 マスタ-モデルも凄い竿!!!!!! 相棒のK氏はこの竿に1.75号ハリス掛けてワカナ65p獲ったからね!!!! 横で見ていたボクもすぐに手に入れてしまったよ。まあこれで鬼に金棒????
 ちなみにこれまでクロを一番多く釣った竿は NFT(現在はシマノか?)の
歴史的名竿ベイシス磯2号 738尾という数字が残っている。この竿ボクの宝物だね。まだ現役で使えるけどもう使わない!!! 大事にしまいこみ 時々取り出し磨いたりしてるよ。


 ※まあ 相当な太仕掛けがボクの基本かも!!  かって蝶栄丸で乗り合わせたグレマスタ-ズ3連覇の若き名人田中貴氏は 里で1.35号ハリス使用と言っていた。この言葉には色んな意味でビックリしたが 里でそこまでいって欲しくないのが本音だね。とにかくボクの仕掛けで食わせても 獲れないのがゴロゴロいるのが里だしね。太い仕掛けを飲み込ませるのが腕さ!!と言いたい気もするけど 逆に考えるとヘタって事なのかもね。まあ ここら辺はフカセ釣りに対しての 釣り人各人のポリシ-の違いと言うか スタンスの違いが顕著になる所ではあるね。
どっちがいいとか悪いとかは簡単に言えないが ここは自分の釣りに自信を持ち しぶとく自己流を追い求めるのがベストなのかもね。

里釣法  
沈め飲み込ませ釣り

とにかく里のクロ スレてる。食わない。ウキ消し込まない。で どう食わせるか 口使わせるかがまずポイント!! ハリスをサンラインのブラックストリ-ム ハリをヴィトム4号〜6号にして飲み込ませる。ウキ 下に引き込まれても咥えているだけの時も多い。 そのまま放っておき糸 竿引きの当たりを取る。クロは喉元深くハリ飲み込んで上がってくる。 しかしヴィトムは細軸のスレパリ やり取りで伸びてしまいバラしたり いざタモ入れと言う時に外れる事も多いのだ。で ここ数年は太軸の一発グレ 口元尾長の5〜7号で食わせる事も多いが 今の所はヴィトムに比べてもそんなに遜色は無い感じ。


沈め探り釣り(半遊動)
ウキ下(ハリス含めて2.5〜3.5ヒロ)の半遊動仕掛けを 本流釣りではウキ2〜3Bを付け振り込む。本流以外の釣りでは ウキは0〜B。里では潜り潮が多く 仕掛けが馴染むと沈みだす事が多い。クロのタナが割と浅い時は うっすらと視認できていたウキが さらに下に引きこまれ当たりと分かる。クロが深い時は ウキ見えなくなっても食ってないので 糸引きの当たりが来るまで待つ。
 全遊動はあんまり使わないが 寒の時期極端に食いの渋い時は使わざるを得ない。ハリス1.5号 ウキも極小の0や00を使いガン玉無しの完全フカセで攻める時もある。 


里では 重い仕掛けを操り食わせる事が多い。これがポイントだね。
里は秋口〜冬のクロシ-ズン 北西風が吹き荒れる。竿出し出来てもシケ状態 あるいはそれに近い状況で釣る事も多い。そんな条件下 仕掛けを自由に操るには 必然的に「重い仕掛け」となる。ここで言う「重い」仕掛けとは 具体的には ウキ2〜3B ハリス2号〜2.5号 ガン玉2〜3B ハリス部にもG2〜G5 ハリ5〜7号を使用した仕掛けを指す。これに潮受ウキゴムも付ける。これなら 大概のハ-ドな状況下でも自在に操れる。無論釣り人の技量次第では これよりも幾分軽くしても全然OK  大事な事は条件が変化したら 当然仕掛けも変えて行くと言う姿勢だ。風も弱まり 海況もナギ出して来たら 魚の状態も考えながら 当然仕掛けに手を入れ軽くして行く。この「仕掛けを変化させる」と言う姿勢こそ 里のクロ釣りにおいて釣果を左右する最も大きなポイントと成り得る!!!!!


重い仕掛けをどう変化させて行くか?? 実はこれが最も重要なポイント!!!!!!!!!!
里と言わず 他の釣り場でも言える事だと思うが 現在のスレたクロ 一つの仕掛けで食わせられるのは数匹程度?????  学習能力が高いのか? 用心深いのか 続けて食い続けると言う事は殆ど無い。 で仕掛けに少しずつ手を入れ 目先を変え食わせる必要がある。当然数匹ゲットした後には再び手を加えないと食いが落ちる で再度仕掛け変更。ホントに手間がかかる 現在のクロ釣りは!!!!  この仕掛け変更が タイミング良く実行出来る人と出来ない釣り人では 釣果に大きな差が出る。ボクなどは性格的にもズボラ 面倒くさがりな所があり スパッと仕掛けに手を入れて行く事は少ないし やっと仕掛けを変更しても 見事にタイミングを失している事も多い!!!  これじぁね 釣果は上がらない ヘタの見本だね。反省しないと!!!!!


軽い仕掛けも自由自在に操れるだけのテクの裏づけがあり その上で重い仕掛けも操作出来る。全遊動でクロ釣りに入った人は 重い仕掛けで釣る事が苦手な事が多いような??? 重い仕掛けの練習した方が里では釣果は上がると思うよ!!

重い仕掛けと軽い仕掛けの間を自由に行き来しながら クロとより深いコンタクトが取れる 
これが理想のクロ釣りだね。
 


パン粉マキエ釣り
よく言われる事だが 甑のプロ釣り漁師は大量のパン粉を撒く。これは数釣りをするためだが ボク達も真似して良い。ただ,時間的にそんなに余裕のないボク達は+アミで効率を上げたい。集魚剤は朝マズメには幾らか使用(V9等)するが 日中は混ぜない事が多い。 パン粉3kg+(白パン粉1kg)+赤アミ半角+オキアミ半角 これが一回分。  これで半日分(4〜5時間分)。
                          

                       
ワカナギャラリ-へ


                      
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夜釣りについて 竹島時代 竹島時代 冬の頃は天候が許す限り 毎日朝マズメを中心とした夜釣りに行っていたので紹介してみよう。ボクが言う夜釣りとは勿論ワカナ(尾長)狙いの釣りである。
 ・午前3時頃起床。道具 エサ等準備し(マキエは作り持って行く)風裏の釣り場に降りる。夜釣りのポイントは昼のクロ釣りのそれとは少し異なる。とにかく その日ナギの場所を選ばなくてはならない。前夜からの天気予報を見て釣り場の見当つけておく。とは言っても 竹島の夜釣り場は北側の波止場堤防と崎の江 西側のオンボ崎のみ (当然地磯のみ) 南側には降りられる夜釣り場は限られていて 北西風が強い時はお休み。北西風が吹いていても 竿出し出来そうな時は島の北側にあっても いくらか東寄りに釣り場が広がり 背後の高い崖が風を防いでくれる崎の江崎に降りる事が多かった。
 ・崎の江崎の手前まで車 ミニバイクで行き 車止から先は道具を背負いカゴに移し 竿は左手 右手にはライトを持ち竹林の中を岬先端まで進む。


崎の江崎(写真参照)  
 広い釣り場で 夜釣りには東側のロ−プ下の釣り場を使う。崖の上から頭のヘッドライトも点灯し 用心してロ−プを伝い梯子を降りる。ここはワンド状になっていて沖からワカナを寄せるのに好都合の所。また 潮切れも良い磯なので 絶好のワカナポイント。釣り座に降りた頃が4時くらい 明け方前後に釣りの山場が来るようイメ−ジし準備する。だいたい冬の1〜3月期で6時〜7時頃が山場。で 5時ごろからマキエ開始。際にマキエし その間仕掛け作り。仕掛けは作っておき 釣り場では道糸に結ぶのみ。自作ウキのトップにケミの37ミリをつける。


 ・仕掛けは沖の本流には入れず 手前のワンドの中を中心に釣る。本流に払い出す流れは攻めてもいいが 寄ったワカナは殆ど手前でガツ−ンと当たってくる。静かに漂っていた緑色のウキが一瞬斜めに走り 底でユラめく。「来た−!!」と竿をしゃくる 至福の一時。

 ・全く暗い時間帯でも勿論食ってくるが 一番当たりが集中するのが 白々してきてから うっすら明るくなる日の出直前までの時間帯。太陽が東の水平線から顔出し 完全に明るくなったらワカナ姿を消し 当たりはぐっと遠のく。これは堤防だろうが オンボだろうが一緒。
     
    
※潮切れの良いワント゛で 流れは釣らない。
    ※明るくなる前後(30分〜1時間)が勝負。
    ※タモ入れはせず ブリ上げ。
    ※海面にライトの灯りは絶対当てない。
    ※ツケエもライト無しで 手探りでハリに付ける。
    ※全く暗い時間帯に食ってくるのは少ない。
      (月が残っていて 月明かりがあれば食ってくる)
    ※夕マズメ釣りも同様で 日没後薄明るい間が好機で 完全に
     暗くなったら当たりは遠のく。まあ冬期午後7〜8時までだろう。
     月夜はずっと狙ってもいいが ワカナは夜中にくることはマレ。


 仕掛け
 
 磯竿(上物竿) 5号 道糸10号 ハリス8号の太仕掛けが基本。ウキは自作。(当時市販されていた峯ウキタイプ1号の上部に 玉ウキを接合しケミを装着できるようにしたもの) ウキの下にクッションをつけハリスと結ぶ。クッション部に水中ウキ−3B程度もつける。ハリスには特大ガン玉。ハリは色々施行錯誤したが 小鯛バリの10〜12号に。このハリは袖が長く飲まれにくいし 円弧に近い曲がりで伸ばされないので。
 この太仕掛けは今でも 宇治 鹿島(灯台下)の夜釣りでの基本。ウキは3Bの電気ウキ ハリスも6号だったりするが。



 この仕掛けで食わせる。ウキが引きこまれたら即合わせを入れやり取りに入る。竿全体に重みが加わる。大体ここで相手の見当がつく。3kg級の大物は5号竿でも元から曲げる。最初の2〜3回の締め込みを出来るだけ糸を出さずに堪える。それでも相手のパワ-に負けリ-ルを逆転し糸を出す時もある。この時糸を出さず引き合いしたりすると 仕掛けの中の一番弱い所をとばされる。サルカンの結び目だったり ハリが折れたり伸ばされたり。さすがに8号のハリスを切るのはそんなにいなかった。

 で 手前に寄せ 浮かせて空気を吸わせるのだが ここでも気は抜けない。暗い中 足下で左右に小さい突進を繰り返す。いったん空気を吸わせるんだが 隙見せると再び走り出す。ほんとに敵ながらしぶとい アッパレ!!
 いっぱい巻きとり 竿全体に魚の重さを乗せ いよいよブリ上げ。竿の弾力を使い よいしょとばかり自分の体の横目がけて引きぬく。うまくいったらドサッと窪みに落ちるんだが ヘタするとバキッと鈍い音がして竿の2番当たりを折ることも。結局その日の海面の高さと自分が立ってる釣り座の位置関係もあるのだが 大事な竿を折る事も数回経験した。また時には力をいれすぎて 自分の後方に魚を飛ばし過ぎ 後方の小さな水道に落とし逃がした事もあった。

 

    
上  51.5p 50.5p 49p 42.5p
下  53.5p 54p  50.5p あと40p級
  いずれも2kg級の数釣り。





   
    崎の江(ロ-プ下)              B点がワカナ釣り場


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