紙を扱っている人にとって道具とは、刃物である。
はさみ、カッター、ナイフなど、自分に合う道具を使って制作をしています。
私は、お店のハサミ、カッターなどの陳列コーナーにいくと、
独りぶつぶつ言いながら、新しい商品を物色してます。（ちょっと病気か…）
でも、いくらメーカー品でも、やはり切れ味は、すべて違います。
自分が使っている紙の種類にもよると思います。
だから、とにかく、かっこよくても、高くても、試し切りをしないと
買えまシェン。
で、本題〜。
うちの兄、ナイフメーカーつまりナイフ職人なのです。
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でも、作っているのは、飾ることをメインにした作品が多いので、
柄が大きかったり、両刃だったりと、細かい作業には、向かない。
でも、マイナイフが欲しいなぁ〜と思い、
名刺制作してあげた代わりにと、強く要求。
実は、ナイフ制作は焼入れとかで、
結構時間がかかるので、なかなかお願いできないのよね。
返事も、「う〜ん、まあ、時間があったらねぇ〜」ってな感じだったので、
期待もしていなかったんですが、
先日、珍しく、持ってきてくれるじゃないですか。
この写真のナイフが、それ。皮のケース付。
デザインナイフにしたかったので、鋭角30度以内とお願いしていたのですが、
結構な鋭角で満足。で、切れ味は…。
私は、厚めのマーメイド紙をあつかっているので力を入れないと切れない。
う〜やっぱり厚すぎたか…。
でも、この感触？？
カッターは、よく切れるけど切れ過ぎるときも。
でも、このナイフは、重みで力を入れないでも一定の厚さ（0.？ミリ）で
切っていく。筋切りみたいねぇ。
で、雑誌を力いれないで、切ってみると見事に一枚だけ切れた。
すごい！！
いままで、折り線は、カッターで切り落とさないようにと力加減に
いつも神経ついやしてたんだけど、
このナイフは、力入れない程度が見事な折り線！！
使えるやつです。
でも、これ兄は、計算していなかっただろうなぁ〜。

今年のクリスマス商品の見本として完成した第一号は、
キリエモビール「スノーフレーク」です。
種類は、2種類で、色がそれぞれ2種類ずつの合計4つ。
雪の結晶も様々な形がありますが、私が好きな形を少しずつアレンジしたデザインに
しています。色もそれぞれに合う色を考えてみました。
昨年は、クリスマスパーティをしたとき、子どもが喜ぶように
天井に白い結晶をいっぱい下げてみました。結構気に入って、大晦日の大掃除まで
飾ってましたね。まあ、クリスマス限定ではないので、本当は、
雪解けの季節まで飾ってあげたいですね。
で、今年は、結晶と結晶の間の糸の部分に楕円形のビーズをつけています。
わかるかな〜？透明だからわかりにくいかもしれませんね。
少し雪がとけてる部分もあってキラキラと輝いてるってイメージなんですが…。
実物は、12月ドルフィン薩摩工芸館か、クロワッサンの店にて。
さ、次は、90度にポップアップのカード見本制作に入ります。

今日は，久しぶりに、城西にある青い雑貨屋さん「Chadd33」に行きました。
気になる雑貨発見！！マスキングテープ！
いつも使っているのは、模様のタイプで、ミニメッセージカードを作るとき、
パーツの下に貼ってバックデザインにします。
でも、これは、ちょっとした絵ですよねぇ。
このまま貼っただけでも、ステキなカードになりそう…。
みてるだけで、なんだかわくわくしちゃいますねぇ。
で、また来年〜ね〜とかなっちゃうんだけど、やはりそこは、テープ。
断面のところが時間と共によがんできたりします。
そうならないうちに、使わないと。でも、やっぱりもったいないなぁ〜。
なんて、考えてるうちに、どんどん種類増えちゃうんですよね。
とりあえず、クリスマス作品のどこかで、使わなきゃ。
そうそうついでに、通年は、トレフル（以前は、NORIKO PAPER WORKS)として、
個人で、個展販売していたのですが、今年は、
クロワッサンの店、ドルフィンポート薩摩工芸館共に、クリスマス展に参加します。
そのお知らせは、また後日。
さっ、マスキングテープの使い道考えなきゃ。

クリスマス商品、まだまだ、いろいろ思案中の今日この頃。
で、只今は、スノーフレークのモビール試作。
糸つけてないんで、ガラスに貼ってイメージをチェック中。
これは、３個の結晶を縦にならべるタイプのモビールです。
白と空色を交互に。糸は，銀のキラキラしたものを使用します。
写真のは、結構かくかくとした結晶ですが、
もう一種類、柔らかい感じのも作ります。
そちらは、白と赤の交互。昨年の好評色です。
雪に赤なんて合わないけれど、冬には、あいますものね。
また、出来上がったらアップしますね。