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Books Review


かつて読んだ本の中からいくつか心に残っているものを紹介。

タイトル コ メ ン ト
あなたが世界を変える日
〜12才の少女が環境サミットで
語った伝説のスピーチ〜
大人がドキッとさせられる子どもの感性。子どもって素晴らしい。
タイトル通り,環境問題を語る人にとっては伝説となっているスピーチの全文。
教育実践学
〜教師の力量形成の道〜
高久清吉
理論と実践の融合,教師のもつタクト,など教師としての実践を支える考え方に影響された。
真の教育者をめざして
小宮路敏
鹿児島県出身(鶴丸高等学校卒)。玉川大学で指導に当たられている先生。この先生の授業につきまとう信者?がいるほど楽しく,かつ心に響く語りがある授業を展開。「歩いていこう」など有名な曲の作曲者でもある。
子どもの宇宙
河合隼雄
「子どもは小さな大人ではない。子どもである」。
この一言が印象的。
生きるということ
エーリッヒ・フロム
「to have」(所有)の生き方から「to be」(自己実現)の生き方への価値観,生き方の転換。教育観にもつながる示唆がある。
楽しみの社会学
〜倦怠と不安を超えて〜
チクセントミハイ
「楽しさ」とは何か。人と楽しさとの関係を探求した,名著。「楽しい体育論」の基本的考え方となっている。
柔らかい個人主義の誕生
山崎正和
哲学。日本の現在,これからを考えられる。
念ずれば花ひらく
坂村真民
母校に在学中,校長であった濱里忠宣氏の話はいつも心に響き,毎回楽しみにしていた思い出がある。その氏が全校朝会や卒業式でも送ってくれた言葉「念ずれば花ひらく」。仏教家でもある坂村真民の心が洗われるような詩がいくつも掲載。
センソ・オブ・ワンダー
レーチチェル・カーソン
東京でお世話になり,「いい先生だなあ」と尊敬していたD先生お薦めしていた本。豊かな感性。大切に,育んでいきたいものです。