ヨードホルム反応

《実験の概要》
アセチル基の検出反応

準備時間: 5分
実験時間:10分

《実験の方法》
@試料を約3ml試験管に取り,少量のヨウ素を加える。

A試験管を60℃の水浴に入れ,水酸化ナトリウム溶液を少量加え良く振り混ぜる。
Bすぐに褐色が退色するが,しばらくすると再び褐色を呈する。

C完全に退色するか,または黄色溶液になるまで水酸化ナトリウム溶液を加える。
D反応が終わると,黄色の沈殿物が生じている。

Eこの黄色の沈殿物の臭いを確認する。

※水酸化ナトリウム溶液は,数粒の水酸化ナトリウムを試験管に入れ水を試験管の三分の一程度加えて調製する。

アセチル基がないと反応しないため,アセトン,アセトアルデヒドなどは反応する。
エタノールはアセチル基はないが,酸化されてアセチル基が生じるので反応する。


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