観光新道 加賀・白山の花の旅 8月7日(土)〜 8月9日(月) −1日目へ− −2日目へ− ---- 3日目 お花畑の続く観光新道を下って ---- 御前ヶ峰のご来光を眺めることも、白山登山の楽しみでもありましょう。 昨夜も早くに眠りにつきましたが、早立ちをされるという向かい側の方々のゴソゴソという物音で3時過ぎには目が覚めてしまいました。 彼女達が出発されて静けさが戻った部屋でもう一眠りと思ったのですが、2段ベットの階段の昇降口辺りが寝床であった私は、 隣の方々がトイレに下りられる度に足が当たり、落ち着いて眠る訳にいきませんでした。 ご来光を見に行かれるらしき隣の皆さんを見習って、友と私も御前ヶ峰まで登る事にしました。バタバタと身支度を整えてビジターセンター前まで来ると、山頂を目指す方々の明かりの列が続いています。登山道はよく整備されていて暗くても歩きにくさはさほど感じませんでした。 | ||
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| 山頂に着くと朝日が昇る方向に座り込んで、少しづつ空が染まっていくのを眺めながらご来光を待ちました。
風も無く、羽織ってきたウィンドブレーカーも必要の無い暖かい朝です。 | ||
お池巡りコースをパスして山荘へ戻るとヘリが荷物を降ろしている最中でした。
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| そのま朝食を済ませ、荷物を持って五葉坂を下ります。足元に弥陀ヶ原の木道が見えています。 | ||
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| 木道の周りにはチングルマの綿毛が朝日を浴びて輝いています。
友に促されて目を移すと一面のチングルマ。もう皆、綿毛になってキラキラと輝いています。 もう少し季節が早かったら、木道の周りに広がる一面のチングルマを見ることも出来たのでしょう。 | ||
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| 黒ボコ岩から、観光新道への下りが始まっています。
下って行く道にはイブキトラノオが白い穂をゆらゆらと揺らしています。 斜面を見上げるとハクサンフウロやシモツケソウがお花畑を広げています。今日は青空をバックのお花畑! | ||
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| 此処から先はハクサンシャジンの多い道、沢山のハクサンシャジンに逢えました。 | ||
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| 「観光新道」は展望が良く、歩いていく道がずっと先まで見えています。
あの尾根のどこまで私達は歩くのでしょう。あの岩場を歩くのかなと案じていたのですが、思っていたよりは歩きやすく、ホッとしました。 | ||
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| 遠くから見えていた岩場で一休み。岩の後を覗いてみると黄色い小さな花が咲いています。
「キンレイカ!」と大喜びしたのですが、どうやらハクサンオミナエシのようです。 その後に続く長い長い道を下りきる頃、エゾアジサイが「お疲れ〜。」と声をかけるようにして待っていてくれました。 |
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観光新道はとても長い下り道で、多くの方とすれ違いました、おおむね、追い越されるほうが多かったのですが・・・。沢山咲いてるハクサンシャジンなのに、同じ花に立ち止まってカメラを向ける方が何人かありました。この道を下られる方々はお花が好きな方達が多いのでしょう。
道草をたっぷりしながら、やがて最後の下り(別当坂)に掛かります。ガイドブックには階段状の急な下りで中高年は足を痛めやすいとありました。ここからカメラをザックにしまいこんで用心しながら、ゆっくり、ゆっくり歩きます。前を歩かれるグループの方々が同年代でゆっくり歩いていらしたので、ついていく形の私達にはありがたいペースでした。 1時間かかって、やっと水場のある場所(枯れてはいましたが)まで下りつき、石のベンチに座ってお昼ごはんです。追い越してきた方々がまた私達を追い越していかれます。別当坂を下り初めてから1q、登山口までもう1kmの標識があります。平坦な道なら15分くらいの距離でしょうが、コースタイムを見るとまだまだ掛かりそうです。 ゆっくり休憩して足を休め、最後の下りへと進みました。休憩中に通り過ぎられた方々が何組か足を引きずっておられます。皆さんの様子をみているとあそこで長い休憩を取ったのは正解だったかなと思いながら、登山口のビジターセンタに着く頃、雨がポツポツと降り出しました。 その後、雨は本降りになってしまいました。降りだす前に下りて来れて良かったです。 いくつかのアクシデントがあった旅でした。 体力的に私には無理がある山だったのかも知れません。 歩き通せたのは出会えた方々や一緒に歩いてくれた友のお陰です。お世話になった方々や付き合ってくれた友に感謝しています。ありがとうございました。m(__)m 目を閉じると、クロユリの大群落と、「是非、行ってらっしゃい。」と、 あれこれとアドバイスを下さったお二方の笑顔が今も浮かびます。 頭の中で想像していた風景の中に立つことが出来た事、その群生の見事さを目の当たりに出来た事で、 「白山」に想いを残すものはもう何もありません、私には十分すぎる程お花畑を堪能した三日間でした。 天候には恵まれませんでしたが思い出に残る素敵な山歩きになりました。 |