と朝の境界




ふと目がさめてる

時計を見ると

鳴るまでまだ時間があった

窓を覆っているカーテンの隙間から

薄く光が漏れていた



窓を開けると

冷たい空気が私を包む

薄暗い空と白い雲が

夜と昼の境界のように見える



藍から白へと空がかわるとき

夜と昼の境界は消える

空が光で照らされ

朝という1日の始まりが

私の顔を温かく照らした



03.09.12
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