る歴史の勉強。 |
そこから歩いてすぐの所に沈寿官窯がありました。初代からの作品を展示した「収蔵庫」を係員の方から解説を聞きながら一回り。 |
旅の写真を説明しながら熱弁をふるう沈寿官氏
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そのあと沈寿官さんの熱意溢れるお話をたっぷりと聴かせていただきました。帰られたばかりの韓国済州島訪問の土産話、初めての韓国訪問で面会した、朴大統領の逸話、「故郷望じがたく候」の作者司馬遼太郎の思い出、「九州文学」同人であった劉寒吉のエピソードなど、沈寿官氏ならではの豪放磊落な話に、一同時間を忘れて聞き入ってしまいました。 |
お話の後は庭に出て、「故郷望じがたく候」の文学碑の前で記念写真を撮影。思い出深い一枚になりそうです。 |
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東川さんの説明を聞く参加者 |
沈寿官窯を後にして、散策しながら「薩摩陶器創祖」といわれる朴平意の記念碑、薩摩藩の財政を立て直した調所笑左右衛門の墓を東川さんの解説で見学 |
その後お待ちかねの喫茶「アップルミント」で、おいしい昼食とコーヒーをいただきました。 |
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最後は、朝鮮の始祖とされる檀君の霊を祀る玉山神社へ。鬱蒼と繁る杉の大木の参道をしばらく歩き、簡素ながら趣のある神社境内で、東川さんの歴史的な背景を含めた詳しい解説に耳を傾け、美山文学散歩のしめくくりとなりました。 |