尾鈴山(おすずやま) 2001年5月19日(土)登山
天気が良かったにもかかわらず頂上付近に雲がかかっていたので、
稜線がはっきりしていないのが残念です。
所在地 | 宮崎県都農町 |
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標高 | 1405メートル | 頂上までの時間 | 90分(案内板の表示による) | 頂上からの眺め | 視界ゼロ |
登山の難易度 | ややハード |
必要な装備 | 登山用の軽装程度 |
遠目に見るとなだらかな山ですが、だまされてはいけません。なにしろ標高が1405メートルある山ですから、登るのはやはりそれなりにハードです。登山口に立つと、登山道はいきなりのキツイ登りから始まります。しかも、全体的に「あそび」なしのアップが続くという、ある意味で本当の登山するための山といえるかもしれません。
PM 01:36 |
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PM 02:36 |
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PM 03:55 |
というわけで、もたもたしていると日が暮れてしまいそうだったので、我々は休憩もそこそこに、PM04:05 今度は大急ぎで下山開始。脱兎のごとく山を駆け下り、登りでは80分要した道のりを、わずか45分で登山口に到着。しかしこれからさらに、車を停めている所まで歩かなければならない…結局、これまた登る時には駐車場まで1時間かかった道のりをさらに25分で下り切りました。殆どジョギング状態だったことは言うまでもありません。本来の目的以外のことで疲れた、とてもハードな登山でした。
とはいえ、ハードなばかりではなく、登山途中に感動も味わわせていただきました。例えば、上の写真の7〜8合目あたりの風景がそれです。写真ではちょっとわかりづらいですが、小さな白い花を、雪が積もっているようにいっぱい咲かせた木が、あたり一面に群生していました。とてもファンタジックな風景でした。何という名前の木なのかわかりません。我々が登山した時期が、丁度満開の花が見頃の時期だったのでしょう。この木の名前をご存じの方がいらっしゃいましたら教えていただきたいです(案内板に”シャクナゲ群生地” ”アケボノツツジ群生地”などと書かれているのですが、これらとも違うような気がします)。
さらにここの山麓付近は滝の景勝地らしく「30あまりの滝が瀑布群を形成しており、昭和19年3月7日に国の名勝に指定されました」と案内にあります。